【Janne Da Arc・ka-yu】風サウンドの作り方+ベース使用機材セッティングのまとめ|アンプ・エフェクター・音作り解説

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【ka-yu】Janne Da Arc 始めに

ka-yu(カーユ)は、ヴィジュアル系ロックバンド「Janne Da Arc」のベーシストとして知られ、ハードロックからメロディアスなバラードまで幅広く対応する多彩なプレイスタイルを持つ。彼のサウンドは、アタックの明瞭さと低域の厚みが共存する点が特徴で、ピック弾きによるシャープなアタックと、スラップやフィンガー奏法での柔軟なニュアンスコントロールが魅力とされる。

代表曲「シルビア」「月光花」では、楽曲ごとに異なる音像を作り分け、バンド全体のアンサンブルに深く貢献している。特にライブでは、BurnyやESP製のシグネチャーベースを駆使し、強い中低域と抜けのよい高域バランスで、ステージ全体を支える音作りを展開している。

プレイスタイルの核には、リズムの安定感とロック的な推進力があり、エモーショナルかつ正確なラインを紡ぐ姿勢が見られる。バンド解散後もソロ名義で活動を続け、ベースプレイヤーとして独自の音世界を追求している。

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使用アンプ一覧と特徴【Janne Da Arc・ka-yu】

person playing guitar in grayscale photography
Photo by Katarina Bubenikova on Unsplash

ka-yuのアンプセットは、タイトな中低域を重視したハイパワー仕様が中心である。ライブではAmpeg SVTシリーズを使用することが多く、レコーディング時には真空管アンプ特有の温かみを活かした音作りを行う傾向がある。ライン録りとマイク録りを組み合わせ、明瞭かつ厚みのあるサウンドを形成していると考えられる。

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
SVT-CL Classic Ampeg Janne Da Arc ka-yu メインアンプ。真空管特有の太いサウンド。 検索 検索 検索 検索 検索
SVT-810E Ampeg Janne Da Arc ka-yu 定番8×10キャビネット。 検索 検索 検索 検索 検索
Markbass Little Mark III Markbass Janne Da Arc ka-yu コンパクトなソリッドステートタイプ。サブアンプとして使用。 検索 検索 検索 検索 検索

使用ベースの種類と特徴【Janne Da Arc・ka-yu】

grayscale photography of man holding guitar
Photo by Getúlio Moraes on Unsplash

ka-yuのメインベースはBurnyブランドによるシグネチャーモデル「KRS-TRUTH」シリーズである。これはESPが製造に関わったモデルで、アクティブサーキットと高出力ピックアップを搭載し、ステージ映えするデザインとともにパワフルなサウンドを持つ。また、フェンダー系のJBタイプやMusic Man系のトーンも併用し、楽曲ごとのキャラクターに応じて使い分けている。

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト ベースの種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
KRS-TRUTH Burny Janne Da Arc ka-yu アクティブベース シグネチャーモデル。攻撃的なトーンが特徴。 検索 検索 検索 検索 検索
ESP AMAZE ESP Janne Da Arc ka-yu ジャズベースタイプ レコーディング用に使用。アタックの明瞭な音。 検索 検索 検索 検索 検索

使用エフェクターとボード構成【Janne Da Arc・ka-yu】

a man standing next to a keyboard and a guitar
Photo by DAVID NIETO on Unsplash

ka-yuのエフェクトボードは、シンプルながら音の厚みをコントロールする構成で、主にコンプレッサー、オーバードライブ、プリアンプが中心である。信号はベース → コンプレッサー → オーバードライブ → プリアンプ → アンプへと流れ、ライン録音ではDIを併用することも多い。

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト エフェクターの種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
SansAmp Bass Driver DI Tech21 Janne Da Arc ka-yu プリアンプ/アンプシミュレーター 定番プリアンプ。歪みと輪郭を調整。 検索 検索 検索 検索 検索
MXR M87 Bass Compressor MXR Janne Da Arc ka-yu コンプレッサー 音圧を均一化し、アタック感を調整。 検索 検索 検索 検索 検索

音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【Janne Da Arc・ka-yu】

基本EQ設定

低域をやや強調しつつ、中域にピークを置く設定が中心。Trebleは控えめにしてアタックを自然に出す傾向がある。SansAmpなどのプリアンプで中低域の温かみを強調し、アンプ側ではPresenceを控えめに設定することが多い。

楽曲別の使い分け

ロックナンバーではアタックを強調する設定にし、バラードではローをやや引いて透明感を重視する。ピック弾き主体の曲ではコンプレッションをやや強めに設定し、粒立ちを維持することが多い。

ミックスでの工夫

レコーディングではラインとマイク録りをブレンドし、芯のあるベーストーンを作る。バンドサウンド全体に対して、ベースが前に出すぎないようローカットを適度に入れ、ボーカル帯域とぶつからないように調整していると考えられる。

比較的安価に音を近づける機材【Janne Da Arc・ka-yu】

ka-yuサウンドを再現するうえで、SansAmp系のプリアンプと中低域が強いアクティブベースを組み合わせると効果的である。エントリーモデルでも設定を工夫すれば、十分近い質感が得られる。

種類 機材名 メーカー アーティスト ベーシスト 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
ベース Yamaha BB734A Yamaha Janne Da Arc ka-yu アクティブ仕様でバランスの取れた音質。 検索 検索 検索 検索 検索
プリアンプ MXR M81 Bass Preamp MXR Janne Da Arc ka-yu 中域を細かく調整可能で扱いやすい。 検索 検索 検索 検索 検索

総括まとめ【Janne Da Arc・ka-yu】

ka-yuのサウンドは、骨太なロックトーンと繊細なニュアンスの両立にある。彼の音作りは単に機材に頼るものではなく、ピッキングの角度や手の圧力といったプレイスタイルそのものに基づいている。真空管アンプの温かさとアクティブベースの切れ味をバランス良く融合させたサウンドは、バンドの重心を支える要である。

また、エフェクトを必要最小限にとどめ、演奏のダイナミクスで音色変化を出すアプローチは、プロフェッショナルな表現力を感じさせる。再現を目指す際には、EQ設定やピックアップブレンドなどの微調整に注力すると、より彼のトーンに近づけるだろう。

最終的には、彼の音楽性が根底にある「バンド全体を支えるベース」という哲学を意識することが重要である。

本記事参照サイト【Janne Da Arc・ka-yu】

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