【Toshiya】DIR EN GREY 始めに
Toshiya(1977年3月31日生まれ、長野県出身)は、DIR EN GREYのベーシストとして、ヴィジュアル系/オルタナティヴ/メタル的な表現を自在に横断するバンドの音像において、不可欠な低音の存在感を担っています。Wikipedia等によれば彼は初期にはピック弾きが中心でしたが、世界進出後は指弾きやスラップ奏法を取り入れ、独自のサムピング技術も駆使しています。
音色面では、ドロップチューニングや半音/全音下げのチューニングも多用され、エフェクト処理を重ねて多彩な質感を作り出す傾向があります。たとえば、アルバム「MACABRE」期にはコーラス/フィルター的な処理がかかったベースも聴かれ、そのサウンドはバンドの劇的な展開を支える”装飾音”としても機能してきました。
また、ライブでは腰への負担を軽減するため、縦に構えるようなスタイルを採っていることも知られています。
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使用アンプ一覧と特徴【DIR EN GREY・Toshiya】
ライブとレコーディングで使い分けられる傾向があります。Toshiyaは特にSANSAMP系のプリアンプや真空管・マルチ機器を併用しており、キャビネット/ヘッドの出力を自在にコントロールする構成が多く見られます。
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ベーシスト | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Ampeg SVT-2PRO | Ampeg | DIR EN GREY | Toshiya | 定番のハイパワー真空管ベースアンプ | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Ampeg SVT (クラシックモデル) | Ampeg | DIR EN GREY | Toshiya | 旧型のクラシックSVTとして音の土台を支える用途 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| SANSAMP BASS DRIVER | Tech 21 | DIR EN GREY | Toshiya | プリアンプ/ドライブ兼用。音色の輪郭付けに使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| ROCKTRON Multi Valve | Rocktron | DIR EN GREY | Toshiya | 真空管搭載マルチエフェクト/プリアンプ機器 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Ampeg SVT-810E (キャビネット) | Ampeg | DIR EN GREY | Toshiya | 8×10インチ・キャビネット。低域の支えとして用いられる | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| ROCKTRON Patchmate | Rocktron | DIR EN GREY | Toshiya | エフェクトパッチ切替ユニット | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用ベースの種類と特徴【DIR EN GREY・Toshiya】
Toshiyaは、ESPのシグネチャーモデル(Trick Star/RU-DRIVE 等)を中心に使用しつつ、過去にはKillerやEdwards、LAKLAND、Sadowskyなども用いている例があります。
チューニングや楽曲によって使い分けられており、ドロップC♯/ドロップAD/半音下げなど幅広いレンジをカバーする構成です。
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ベーシスト | ベースの種類 | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ESP D-TT [Trick Star] 00 | ESP | DIR EN GREY | Toshiya | 5弦シグネチャーモデル | 主力モデル。スワンプアッシュ材、Seymour Duncan SSB-5搭載。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| ESP D-TT [Trick Star] 01 | ESP | DIR EN GREY | Toshiya | 5弦シグネチャーモデル | 00のサブ機としてドロップC♯チューニング運用例あり。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| ESP D-TR [RU-DRIVE] | ESP | DIR EN GREY | Toshiya | 4弦~5弦可/拡張型モデル | Seymour Duncan SJB を搭載。ライブ映像で確認例あり。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| ESP HALIBUT-ASH | ESP | DIR EN GREY | Toshiya | 4弦モデル/派生系 | 映像で”OBSCURE”などの曲で使用例あり。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Killer KB-Impulss Diadem | Killer | DIR EN GREY | Toshiya | 5弦シグネチャーモデル | 近年の使用例あり。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用エフェクターとボード構成【DIR EN GREY・Toshiya】
入力 → 主要ペダル → 出力 の順で、プリアンプ兼ドライブ系 → マルチ/フィルター系 → 出力系(アンプ入力)という流れが一般的と考えられます。Toshiyaは特にオーバードライブ系・プリアンプ系・マルチ真空管機器を積極的に取り入れており、空間系は比較的控えめな印象があります。
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ベーシスト | エフェクターの種類 | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| SANSAMP BASS DRIVER | Tech 21 | DIR EN GREY | Toshiya | プリアンプ/アンプシミュレーター | ドライブ感と輪郭を整える兼用機能 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| ROCKTRON Multi Valve | Rocktron | DIR EN GREY | Toshiya | ブースター / プリアンプシステム | 真空管を活用した増幅と音色補正機能 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| ROCKTRON Patchmate | Rocktron | DIR EN GREY | Toshiya | スイッチングシステム | 複数のエフェクトパッチ切替を補助 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【DIR EN GREY・Toshiya】
基本EQ設定
低域はしっかりと支えるため、80Hz〜120Hzあたりを持ち上げつつも泥沼化しないように250-500Hzあたりを少し抑えることが多いと推察されます。中域(1kHz前後)にはややブーストを入れて主体性を保ち、2〜3kHz帯での抜けを調整することでバンド全体とのぶつかりを避ける設計が想定されます。
楽曲別の使い分け
疾走曲や重厚系の曲ではドロップチューニング+過激なドライブを重ねたサウンドを、バラードや静的な展開の曲ではクリーンなトーンやサステイン重視の音作りを採ることが多いです。曲中で倍音コントロールを意識したカットやブースト切り替えを行うことも考えられます。
ミックスでの工夫
ベースの存在感を維持しつつ、ギターやスネア等と干渉しないよう、サイド/モノラル帯域でのEQ抑制やマルチバンド・コンプレッションを用いる可能性があります。また、エフェクト由来の倍音(コーラス/フィルター処理など)はステレオ広がりを持たせずモノラル処理することで定位の崩れを防ぐことが予想されます。
比較的安価に音を近づける機材【DIR EN GREY・Toshiya】
Toshiyaの機材そのままを揃えるのはコストや入手性の面で難しいため、入門〜中級者向けに彼の音に近づけやすい機材を選定すると効果的です。
| 種類 | 機材名 | メーカー | アーティスト | ベーシスト | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ベース (入門型) | ESP E-TT | ESP | DIR EN GREY | Toshiya | 廉価版TT系モデル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| エフェクター (入門型) | Tech 21 Sansamp Bass Driver(廉価版や中古) | Tech 21 | DIR EN GREY | Toshiya | プリアンプ+ドライブ機能を兼ねる基本モデル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| キャビネット | Ampeg SVT-810E(中古) | Ampeg | DIR EN GREY | Toshiya | 8×10インチキャビネット。中古で安価に入手可能 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
総括まとめ【DIR EN GREY・Toshiya】
Toshiyaの音作りの本質は、強靭な低音の支えと繊細なトーンコントロールとのバランスにあります。彼は、単に”重いだけ”のベースではなく、曲の展開やダイナミクスを音色変化で追従できる表現力を重視してきました。
また、エフェクターやプリアンプを併用することで、”ベースが楽器そのもの以上のメロディック/装飾的役割”を担う場面も数多く演出しています。そのため、再現を狙う者はただ機材を揃えるだけでなく、エフェクトの挙動を理解し、演奏表現と音作りの融合を意識する必要があります。
機材に頼りすぎず、「音の出方」に注意を払い、曲ごとの空間や帯域の使われ方を見る視点を持つことが、Toshiya流サウンドを近づける鍵になるでしょう。
本記事参照サイト【DIR EN GREY・Toshiya】
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