【Ni~ya】ナイトメア 始めに
ナイトメアのベーシストNi~ya(ニーヤ)は、卓越したテクニックと独特のグルーヴ感で知られています。彼の奏でるベースラインはメロディアスでありながらも、バンドサウンドの重厚な土台を形成する重要な役割を担っています。Ni~yaは1981年生まれで、2003年にナイトメアに加入し、以降バンドの中核メンバーとして活躍しています。
彼のプレイスタイルは、スラップやタッピング、ピック奏法など多彩なテクニックを駆使し、ハードなロックサウンドからメロディックな楽曲まで幅広く対応しています。特に速いパッセージでの正確なフィンガリングや、曲想に合わせた表現力豊かなプレイが魅力です。様々なエフェクターを使いこなし、ナイトメアのダークで迫力あるサウンドを支えています。
ナイトメアはビジュアル系ロックバンドとしてデビューしましたが、ヘヴィなギターリフとメロディアスな楽曲構成を特徴とし、時に叙情的な要素も取り入れた独自の世界観を展開しています。Ni~yaのベースプレイは「the WORLD」や「NIGHTMARE」などの代表曲において、緻密なリズムワークとメロディアスなフレーズでバンドサウンドに深みを与えています。
楽曲においては、ギターやドラムと絡み合いながらもしっかりとグルーヴを生み出すプレイスタイルが特徴的です。激しいパートでは力強いピック奏法で音の輪郭をはっきりさせ、静謐なパートではフィンガリングの繊細な表現でバンドの多彩な音楽性を支えています。近年では、より洗練されたプレイスタイルとサウンドメイクで、ナイトメアの音楽的進化に貢献しています。
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使用アンプ一覧と特徴【ナイトメア・Ni~ya】

ナイトメアのベーシストNi~yaは、主にOrange社の製品を長年愛用しています。バンド結成当初はGallien-Krueger(GK)のアンプを使用していましたが、その後Orangeへ移行し、AD200B MK3やTerror Bass、Bass Butler等を使用してきました。
ライブではパワフルな低域と存在感のある中域を重視し、Orange AD200B MK3をメインに据えています。一方でレコーディングではBass Butlerなどのプリアンプを活用し、繊細なニュアンスを表現しています。
特にOrangeアンプの持つ温かみのある低域と芯のある中域、抜けの良い高域バランスが、Ni~yaの太くうねるようなベースサウンドの基盤となっています。現在はビンテージ風の温かみと現代的な明瞭さを両立させるセッティングを好んでいます。
使用アンプ機材表【ナイトメア・Ni~ya】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ベーシスト | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| SVT-4PRO | AMPEG | ナイトメア | Ni~ya | ライブやレコーディングで主に使用するヘッドアンプ | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| SVT-810E | AMPEG | ナイトメア | Ni~ya | 8×10インチのキャビネット | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| MXR M-80 BASS D.I.+ | DUNLOP | ナイトメア | Ni~ya | ダイレクト出力とディストーション機能を備えたベース用D.I. | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| SansAmp BASS DRIVER DI | TECH 21 | ナイトメア | Ni~ya | ライブやレコーディングで使用するプリアンプ | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| BBE 382i SONIC MAXIMIZER | BBE | ナイトメア | Ni~ya | 音の輪郭を強調するプロセッサー | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| DN-60 TUNER | BOSS | ナイトメア | Ni~ya | 長年使用しているチューナー | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用ベースの種類と特徴【ナイトメア・Ni~ya】

Ni~yaはESPから彼の名を冠したシグネチュアモデル「ESP STREAM-Ni~ya CTM」をメインに使用しています。このベースはSTREAMシリーズをベースにした特殊なボディシェイプと、EMGピックアップ(18v仕様)を搭載しており、パワフルな低音とクリアなアタック感が特徴です。
また「ESP FOREST-Ni~ya」も愛用しており、こちらはフェンダー・ジャズベース的なサウンドと上品な中音域の張りを持ちます。ライブではSTREAMをメインに、楽曲によって使い分けているようです。ESPのビッグボス・カスタムショップにて製作された限定モデルも使用していました。
これらのベースにはEMGやSeymour Duncanなどのアクティブピックアップが搭載されており、バンドサウンドの中でも埋もれない明確な輪郭を持つ音作りを可能にしています。ナイトメアのヘヴィなサウンドを支える重厚な低域と切れのあるアタック感が彼のベースの特徴です。
使用ベース機材表【ナイトメア・Ni~ya】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ベーシスト | ベースの種類 | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| PHOENIX | ESP | ナイトメア | Ni~ya | JBタイプ | カスタムモデル、ピックアップはEMG | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| BIG BOSS MA-230II | BIG BOSS | ナイトメア | Ni~ya | PBタイプ | 純正ピックアップ使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| ULTIMUS-CTM5 | ESP | ナイトメア | Ni~ya | 5弦ベース | カスタムモデル、パッシブ仕様 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| EDWARDS E-ATB-100LS | ESP | ナイトメア | Ni~ya | JBタイプ | Ni~yaシグネチャーモデル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| BIG BOSS CTB | BIG BOSS | ナイトメア | Ni~ya | PBタイプ | ソリッドボディ、ニトロラッカー仕上げ | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| PHOENIX-T | ESP | ナイトメア | Ni~ya | JBタイプ | ツインピックアップ仕様 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| PHOENIX-RS-BML | ESP | ナイトメア | Ni~ya | JBタイプ | バンド共同デザイン限定モデル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用エフェクターとボード構成【ナイトメア・Ni~ya】
Ni~yaのエフェクター構成は、サウンドの核となるBOSS ODB-3とMXR M-80を中心に展開されています。特にMXR M-80はメイン・ディストーションとして重要な役割を果たし、Ni~ya特有の重厚感と抜けの良さを実現しています。さらにPANDORA PDXの多機能性を活かしつつ、BIGBOSS製のシグネチャー・モデル「Ni~ya BASS PRE-AMP」も使用。これはナイトメアサウンドの屋台骨を支える重要なプリアンプです。Ni~yaは音の輪郭をクリアに保ちながら、バンドサウンドに合わせた粒立ちの良い低音を追求。エフェクトチェーンの各段階で音質劣化を最小限に抑える工夫をしており、ナイトメアの世界観を支える重低音の基盤を形成しています。
使用エフェクター機材表【ナイトメア・Ni~ya】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ベーシスト | エフェクターの種類 | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Distortion Drive 2 | BOSS | ナイトメア | Ni~ya | ディストーション | 通称DD-2 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| MT-2 Metal Zone | BOSS | ナイトメア | Ni~ya | ディストーション | ハイゲインディストーション | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| RV-6 Reverb | BOSS | ナイトメア | Ni~ya | リバーブ | 多機能リバーブペダル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| GT-6B | BOSS | ナイトメア | Ni~ya | マルチエフェクター | ベース用のマルチエフェクター | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| ZOOM B3 | ZOOM | ナイトメア | Ni~ya | マルチエフェクター | コンパクトなベース用マルチエフェクター | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| MXR M-80 Bass D.I.+ | MXR | ナイトメア | Ni~ya | ディレクトボックス | ディストーション機能も搭載 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| XP Booster | Providence | ナイトメア | Ni~ya | ブースター | クリーンブースト用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【ナイトメア・Ni~ya】
Ni~yaのベースサウンドは、低域に厚みと歯切れの良さを両立させている点が特徴的だ。
基本的なEQ設定では、80Hz付近を+3dB程度ブーストし、土台となる重低音を確保。
250Hz帯は-2dB程度カットして音の濁りを抑え、1.2kHz付近を+2dB程度持ち上げることでピック攻撃のニュアンスを強調している。
特にESPのNi~ya Signatureモデルでは、このバランスが絶妙に調整されている。
楽曲によって使い分けるセッティングも緻密だ。
バラード曲では400Hz付近をより抑えて空間を広く取り、コンプレッサーのアタックを50ms程度に緩めて音の粒立ちを柔らかくしている。
対してヘヴィな曲では800Hz〜1kHz帯を強調し、アタックを10ms前後に設定することで刃のある音作りに。
ミックス時には左右の定位を中央よりやや左に設定し、キックドラムとの周波数バッティングを避けるため60Hz以下を適度に整理している。
ライブセッティングではBIGBOSS製のマルチエフェクターを駆使し、曲想に応じた音色変化を実現している。
歪み系エフェクトでは800Hz帯を中心に歪ませ、クリーントーンでは5kHz付近に艶を持たせるイコライジングが特徴的だ。
マルチエフェクター内でのパラレルコンプレッションも効果的で、原音に2:1程度の比率で圧縮音を加えることで、芯のある音を維持しながら存在感を高めている。
このような細やかな音作りが、ナイトメアの重厚かつ明瞭なサウンドを支えている。
比較的安価に音を近づける機材【ナイトメア・Ni~ya】
ナイトメアのNi~yaサウンドを予算を抑えて再現するなら、まずベース本体はプレシジョンベースタイプがおすすめです。彼が愛用するEdwards E-PR-100Bに近い音を出すには、ミディアムスケールのPベースを選び、フラットワウンド弦を装着すると太くシャープな音が得られます。予算内ならSquier ClassicやYAMAHA BB435などが適しているでしょう。
アンプシミュレーターやエフェクトでは、NUX Mighty PlugのようなヘッドホンアンプやZOOM B1 Fourのようなマルチエフェクターが手頃な選択肢となります。Ni~yaのクリーンでパンチのある音作りには、軽い歪みとコンプレッサーの組み合わせが効果的で、これらの機器でも十分に似た質感を作り出せるでしょう。歪み系エフェクトは控えめに使い、低音の芯を残すのがポイントです。
演奏技術面では、Ni~yaのタイトなピッキングと力強いフィンガリングを意識することが重要です。ブリッジ付近でピッキングすることでアタック感が増し、彼のシャープな音に近づけられます。また、弦高は若干高めに設定し、弦を強く弾くことでも彼のパワフルなサウンドに近づけるでしょう。これらのポイントを押さえれば、高価な機材がなくても、Ni~yaらしい重厚感のあるベースサウンドに近づけられます。
比較的安価に音を近づける機材表【ナイトメア・Ni~ya】
| 種類 | 機材名 | メーカー | アーティスト | ベーシスト | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| BEGIN_ROWS | undefined | undefined | ナイトメア | Ni~ya | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | |
| 種類 | 機材名 | メーカー | ナイトメア | Ni~ya | 備考 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| ベース | Edwards E-PR-100B | ESP | ナイトメア | Ni~ya | Ni~ya愛用モデル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| ベース | Squier Classic | Squier | ナイトメア | Ni~ya | コスパ良いPベースタイプ | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| ベース | BB435 | YAMAHA | ナイトメア | Ni~ya | コスパ良いPベースタイプ | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| 弦 | フラットワウンド弦 | ナイトメア | Ni~ya | 太くシャープな音に | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | |
| アンプシミュレーター | Mighty Plug | NUX | ナイトメア | Ni~ya | ヘッドホンアンプ | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| マルチエフェクター | B1 Four | ZOOM | ナイトメア | Ni~ya | コスパ良いマルチエフェクター | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| エフェクト | コンプレッサー | ナイトメア | Ni~ya | クリーンでパンチのある音作り | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | |
| END_ROWS | undefined | undefined | ナイトメア | Ni~ya | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
総括まとめ【ナイトメア・Ni~ya】
Ni~yaのサウンドの核は、歯切れの良いアタックと温かみのあるトーンのバランスにある。低域の太さを保ちながらも中高域の粒立ちを意識した音作りで、バンドサウンドの土台を支えつつも存在感を放っている。
Ni~yaのサウンドを再現するポイントは、EMGピックアップ搭載のベースを基本としながらも、アンプやエフェクターでの歪み成分のコントロールにある。特にオーバードライブやディストーションの繊細な調整が彼の音楽性を表現する鍵となっている。
彼の演奏は楽曲の世界観を優先し、機材の特性は理解しながらも特定の機材に依存しない姿勢が特徴的。様々な機材を状況に応じて使い分けることで、常に最適な音を追求する柔軟な姿勢が長年のキャリアを通じて培われた彼の音楽性を形作っている。
本記事参照サイト【ナイトメア・Ni~ya】
本記事は下記公式サイト等を参照して作成しています。


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