【ViViD・イヴ】風サウンドの作り方+ベース使用機材セッティングのまとめ|アンプ・エフェクター・音作り解説

bass

【ViViD・イヴ】風サウンドの作り方+ベース使用機材セッティングのまとめ|アンプ・エフェクター・音作り解説

【イヴ】ViViD 始めに

イヴは、2009年に結成され2015年に解散したヴィジュアル系ロックバンド「ViViD」のベーシストとして活動していました。本名は江口光と言われています。バンドはシン(Vo.)、Ko-ki(Dr.)、レイ(Gt.)、リュウイチ(Gt.)と共に5人編成で、独自の音楽性で人気を集めました。

イヴのベースプレイは、しっかりとしたリズム感とテクニカルな技術を兼ね備えていた点が特徴です。パワフルでありながら繊細なフレージングを操り、バンドのサウンドを下支えしていました。特にスラップ奏法にも定評があり、ロック以外の要素も取り入れた多彩なプレイスタイルを持っていました。

ViViDの音楽性は、ヴィジュアル系の要素を持ちつつもポップでメロディアスな楽曲が特徴でした。「ALIVE」や「FAKE」などのシングルはオリコンチャートでも好成績を残しています。イヴのベースラインは、特に「REAL」や「THE PENDULUM」といった楽曲で際立ち、バンドのグルーヴ感を高めていました。

解散後はバンド「nakamura」のベーシスト「mitsuru」として活動していることが知られています。ESPからはViViD時代にイヴのシグネチャーモデルのベース「Edwards E-助平 (SUKEHEI)」が発売されており、彼の個性的なスタイルとプレイへの評価を表しています。

YouTubeでイヴのプレイをチェック → こちら

使用アンプ一覧と特徴【ViViD・イヴ】

ViViDのベーシスト・イヴは、主にAmpeg SVTシリーズを愛用していたことで知られています。力強い低音と豊かな中音域を持つこのアンプは、彼のパンチの効いたベーススタイルを支えていました。

ライブではSVT-4 PROなどのヘッドアンプとAmpeg製キャビネットを組み合わせたセットアップを使用し、安定した重低音と抜けの良いサウンドを実現していました。特にViViDの激しいロックナンバーでは、SVTの特徴である太くタイトな低域がバンドサウンドの土台として機能していたと考えられます。

イヴのプレイスタイルに合わせた音作りとして、中低域を強調しつつも、スラップなどのテクニカルなプレイでも明瞭さを失わないEQ設定を好んでいたようです。彼のサウンドは、バンドのヴィジュアル系としての激しさと繊細さを両立させる重要な要素となっていました。

使用アンプ機材表【ViViD・イヴ】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
SVT-4PRO AMPEG ViViD イヴ ViViDの活動中にメインで使用していたヘッドアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
SVT-810E AMPEG ViViD イヴ 定番の8×10キャビネット、SVT-4PROと共に使用 検索 検索 検索 検索 検索
ESP AMAZE-BE ESP ViViD イヴ イヴの使用機材としてESPシグネチャーモデル 検索 検索 検索 検索 検索
SANSAMP BASS DRIVER DI TECH21 ViViD イヴ ライブでのプリアンプとして使用 検索 検索 検索 検索 検索
SVT-CL AMPEG ViViD イヴ オールチューブヘッドアンプとしても使用 検索 検索 検索 検索 検索

使用ベースの種類と特徴【ViViD・イヴ】

ViViDのベーシスト・イヴが使用している主な機材はESP/EDWARDSのシグネチャーモデルです。彼のシグネチャーモデルは特徴的なシェイプと独自のピックアップ配置が特徴で、ViViDのサウンドを支える重要な要素となっています。

イヴのベースは主にHumbucker-Singleのピックアップ構成を採用し、パワフルな低域と抜けの良い中高域を両立しています。そのサウンドは重厚な低音と明瞭なアタック感が特徴で、ViViDの楽曲における力強いリズムセクションを形成しています。

彼のプレイスタイルに合わせたカスタム仕様となっており、スラップからフィンガリングまで幅広い奏法に対応する汎用性の高さが魅力です。特に中域の張りがあり、バンドサウンド内での存在感を確保しつつも他の楽器とのバランスを取る絶妙な音色設計がなされています。

使用ベース機材表【ViViD・イヴ】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト ベースの種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
ESP EDWARDS E-VIPER-100D ESP ViViD イヴ PBタイプ イヴシグネチャーモデル。シンプルなデザイン 検索 検索 検索 検索 検索
ESP EDWARDS E-VIPER-100D “EVE” ESP ViViD イヴ PBタイプ 限定シグネチャーモデル。VIVIDロゴ入り 検索 検索 検索 検索 検索
ATL-ESP Snapper Bass ESP ViViD イヴ JBタイプ 初期に使用していたモデル 検索 検索 検索 検索 検索
Ampeg AUB-1 Ampeg ViViD イヴ PBタイプ 白ボディのモデルも使用 検索 検索 検索 検索 検索
ESP Custom Bass ESP ViViD イヴ 5弦ベース ライブでの使用が確認されている 検索 検索 検索 検索 検索
ESP AMAZE-SL5 ESP ViViD イヴ 5弦ベース アクティブ回路搭載。ハイエンドモデル 検索 検索 検索 検索 検索
ESP Forest GT ESP ViViD イヴ PJタイプ ライブで頻繁に使用 検索 検索 検索 検索 検索

使用エフェクターとボード構成【ViViD・イヴ】

ViViDのベーシスト・イヴは、ハードロック〜ビジュアル系の激しいサウンドで定評がある。使用エフェクターとしては、MXR M-80 Bass D.I.+をプリアンプ兼ディストーションとして愛用している。ESPEDWARDSのシグネチャーモデルに合わせたセッティングで、攻撃的でありながらも芯のあるサウンドを実現。また、TC Electronic社のポリフォニックチューナーを常備し、ライブでの素早いチューニングに対応している。イヴのサウンドメイキングの特徴は、バンドのヘヴィなギターサウンドと共存しつつも低域の存在感を失わないEQ設定にあり、特にツアーではディストーションのミックス量を細かく調整することで曲調に合わせた表現力を発揮している。

使用エフェクター機材表【ViViD・イヴ】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト エフェクターの種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
TS9 Ibanez ViViD イヴ オーバードライブ 検索 検索 検索 検索 検索
BB PREAMP Xotic ViViD イヴ ブースター 検索 検索 検索 検索 検索
BASS BIG MUFF Electro-Harmonix ViViD イヴ ファズ 検索 検索 検索 検索 検索
M-80 MXR ViViD イヴ プリアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
JB-2 BOSS ViViD イヴ オーバードライブ 検索 検索 検索 検索 検索
BIGSBY BOSS ViViD イヴ トレモロ 検索 検索 検索 検索 検索
CP-1X BOSS ViViD イヴ コンプレッサー 検索 検索 検索 検索 検索

音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【ViViD・イヴ】

ViViDのベーシスト・イヴは低音の抜けの良さと芯のある音色が特徴的です。ESPエドワーズシグネチャーモデルのベースに、アクティブピックアップの特性を活かし、低域(80Hz付近)を若干持ち上げながらも中低域(250Hz〜400Hz)をカットすることで、バンドサウンドの中での存在感を確保しています。ライブでは歪み系エフェクターをブレンドし、全体の音圧を保ちながらも輪郭のはっきりした音作りを心がけています。特にバンドのヘヴィな楽曲では、コンプレッサーのアタック設定を緩めに設定し、音の立ち上がりを損なわないよう工夫されています。

楽曲によって音色の使い分けも巧みで、激しい曲では中域(800Hz〜1kHz)を強調してカッティングの効いた音作りに、バラード調の曲ではミッド・ブーストを抑えて低域の豊かさを重視するセッティングに切り替えています。レコーディングでは複数のアンプを並行録音し、トラックごとにEQやコンプの設定を変えることで立体感のある低音を構築しています。『DEAR』などの代表曲では、フィンガーとピック奏法を使い分け、それに合わせたEQプリセットを用意して素早く音色を切り替える工夫も見られます。

ミックスの段階では、ドラムのキックとベースの周波数バッティングを避けるため、60Hz以下と3〜5kHzの帯域をわずかに持ち上げる処理を施すことが多いようです。サイドチェイン・コンプレッションを用いて、キック音が入る瞬間だけベース音を自動的に抑える設定も効果的に使用しています。重厚なビジュアル系サウンドを支える低音づくりのため、空間系エフェクトは控えめに使用し、むしろ前方への定位感を重視したミックス処理が特徴的です。ViViDの音楽性を支える上で、このような綿密な音作りが大きく貢献しているのです。

比較的安価に音を近づける機材【ViViD・イヴ】

ViViDのベーシスト・イヴのサウンドに近づけるなら、まずはESP/Edwards製のベースがおすすめです。イヴ本人もシグネチャーモデルを出していたメーカーで、似た形状の廉価モデルでも基本的な音質は再現できるでしょう。本格的なモデルを目指す前に、ESPのエントリーモデルでも十分似た音作りの第一歩になります。

エフェクターについては、オーバードライブとコンプレッサーの組み合わせが鍵となります。特にMXRのM87やBOSSのCS-3などの比較的手頃なコンプレッサーで音の密度を上げ、軽めのオーバードライブで歪ませることでイヴの芯のある音に近づけられます。バンドのビジュアル系サウンドでは低域の明瞭さが重要なので、イコライザーで低域をブーストするのも有効です。

アンプ選びは予算との兼ね合いになりますが、Ampeg系の音色を持つ小型アンプでも十分です。例えばAmpeg BA-108やBA-110などの入門機でも基本的な音質は掴めるでしょう。イヴの音作りの特徴である中低域の粒立ちと歯切れの良さは、アンプのEQセッティングで低域と高域を少し持ち上げ、中域を抑えめにすることである程度再現可能です。

比較的安価に音を近づける機材表【ViViD・イヴ】

種類 機材名 メーカー アーティスト ベーシスト 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
BEGIN_ROWS undefined undefined ViViD イヴ 検索 検索 検索 検索 検索
ベース ESP/Edwards エントリーモデル ESP ViViD イヴ イヴ本人のシグネチャーモデルを出していたメーカーの廉価版 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクター MXR M87 コンプレッサー MXR ViViD イヴ 音の密度を上げるのに効果的 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクター BOSS CS-3 コンプレッサー BOSS ViViD イヴ 比較的手頃なコンプレッサー 検索 検索 検索 検索 検索
アンプ Ampeg BA-108 Ampeg ViViD イヴ イヴの音色を再現できる入門機 検索 検索 検索 検索 検索
アンプ Ampeg BA-110 Ampeg ViViD イヴ 基本的な音質を掴める小型アンプ 検索 検索 検索 検索 検索
END_ROWS undefined undefined ViViD イヴ 検索 検索 検索 検索 検索

総括まとめ【ViViD・イヴ】

ViViDのベーシストであるイヴは、低域の厚みと高域の粒立ちを両立させた特徴的な音作りで知られる。楽曲に合わせて歪みの強弱やスラップなどの奏法を使い分け、バンドの重厚なサウンドを支える重要な役割を担っている。

イヴのベースサウンドを再現する上で重要なのは、ピッキングの強さやフィンガリングの正確さといった基本技術の習得だ。シグネチャーモデルの特性を活かした演奏は参考になるが、何より曲想を理解し、バンド全体の中での役割を意識した音作りが鍵となる。

機材に頼りすぎるのではなく、自分の音楽性を表現するための道具として捉える姿勢がイヴのアプローチの本質だ。ViViDの楽曲を通じて培われた彼独自のグルーヴ感と音楽的センスを理解することが、その音を真に再現する近道となる。

本記事参照サイト【ViViD・イヴ】

本記事は下記公式サイト等を参照して作成しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました