【ドリーム・シアター・John Myung】風サウンドの作り方+ベース使用機材セッティングのまとめ|アンプ・エフェクター・音作り解説

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【ドリーム・シアター・John Myung】風サウンドの作り方+ベース使用機材セッティングのまとめ|アンプ・エフェクター・音作り解説

【John Myung】ドリーム・シアター 始めに

ジョン・マイアングはプログレッシブ・メタルバンド「ドリーム・シアター」のベーシストとして知られる韓国系アメリカ人ミュージシャンである。彼の技術的な正確さと複雑なフレージングは、バンドの高度な音楽性を支える重要な要素となっている。6弦ベースを駆使した広い音域と繊細かつパワフルなプレイスタイルで、ギターと絡み合うような複雑なリフから、壮大なバラードでの深みのあるベースラインまで多彩な演奏を展開する。「Pull Me Under」や「Metropolis Pt. 1」といった代表曲では、テクニカルなフィンガリングと独創的なベースラインで楽曲の骨格を形成している。ドリーム・シアターの複雑な拍子とハーモニーの変化の中で、マイアングのベースは単なるリズム楽器の枠を超え、メロディックな要素としても機能している。

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使用アンプ一覧と特徴【ドリーム・シアター・John Myung】

ジョン・マイアングは長年Mesa/Boogieのアンプを愛用していましたが、近年ではMesa/Boogie Bass 400+からMarkbass(マークベース)へと移行しています。特にMarkbass Little Mark Tubeプリアンプと、SD 800パワーアンプの組み合わせを好んで使用し、キャビネットはStandard 104HFを採用しています。 レコーディングでは豊かな倍音と深みのある音を追求するため、チューブアンプの温かみを活かしつつも、クリアな音質も重視しています。一方、ライブではMarkbassの機材により、パンチの効いた中低域と透明感のある高域を両立させ、複雑な楽曲構成の中でもしっかりと存在感を示せる音作りをしています。 彼の音の特徴は「タイトな低域」と「明瞭な中高域」のバランスで、プログレッシブ・メタルの複雑なアレンジの中でもベースラインが埋もれないよう設計されています。特にドリーム・シアターの緻密な演奏において、ギターやキーボードとの周波数分布を意識した音作りが特徴的です。 近年ではBongo6弦ベースとMarkbassアンプの組み合わせにより、より広い音域をカバーしながらも芯のあるサウンドを実現しています。

使用アンプ機材表【ドリーム・シアター・John Myung】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Avalon U5 Avalon Design ドリーム・シアター John Myung メインアンプとして使用するプリアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
SVT-4PRO AMPEG ドリーム・シアター John Myung ライブで主に使用するヘッドアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
Mesa/Boogie Strategy 400 Mesa/Boogie ドリーム・シアター John Myung 初期から愛用していたパワーアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
MarkBass Little Mark Tube MarkBass ドリーム・シアター John Myung 真空管サウンドが特徴のコンパクトベースアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
SANSAMP BASS DRIVER DI TECH21 ドリーム・シアター John Myung 定番プリアンプDIとして使用 検索 検索 検索 検索 検索
SVT-810E AMPEG ドリーム・シアター John Myung 8×10インチスピーカーキャビネット 検索 検索 検索 検索 検索

使用ベースの種類と特徴【ドリーム・シアター・John Myung】

John Myungは主にMusic Man Bongo 6弦ベースを愛用しています。このベースは強力な低音域とクリアな中高域が特徴で、複雑なプログレッシブ・メタルのアレンジにも対応できる音色を持っています。ピックアップ構成はMM製ハムバッカー2基で、アクティブ回路によって明瞭なアタック感と豊かな倍音が得られます。 以前はYAMAHA TRB 6弦ベースも使用しており、こちらは中域の張りが特徴でした。また、Ernie Ball Music Man StingRay 5弦ベース、Spector NS-5XLなども使用し、どの楽器も技巧的なフレーズを支える精密さと明瞭なアタック感を重視しています。 近年はMusicMan Bongo 6を中心としたセットアップで、テクニカルなプレイスタイルに必要なパワフルな低域と明確な中高域のバランスを実現しています。

使用ベース機材表【ドリーム・シアター・John Myung】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト ベースの種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Wal Mk4 Wal Basses ドリーム・シアター John Myung 5弦ベース メインで使用。チェリーレッド仕上げ。 検索 検索 検索 検索 検索
Yamaha Attitude Limited 3 Yamaha ドリーム・シアター John Myung 4弦ベース John Myung シグネチャーモデル。 検索 検索 検索 検索 検索
RBX6JM Yamaha ドリーム・シアター John Myung 6弦ベース John Myung シグネチャーモデル。 検索 検索 検索 検索 検索
Bongo 6 Ernie Ball Music Man ドリーム・シアター John Myung 6弦ベース ピックアップ構成は2HB。 検索 検索 検索 検索 検索
StingRay Ernie Ball Music Man ドリーム・シアター John Myung 4弦ベース 初期のDream Theater時代に使用。 検索 検索 検索 検索 検索
P-Bass Fender ドリーム・シアター John Myung 4弦ベース 初期に使用していた基本モデル。 検索 検索 検索 検索 検索

使用エフェクターとボード構成【ドリーム・シアター・John Myung】

ドリーム・シアターのベーシスト、ジョン・マイアングのエフェクターボードは彼の特徴的な音作りの核心部分です。近年はAxe-Fx IIIを中心としたシンプルな構成に移行し、高度なデジタル処理を活用しています。以前はMXR M-80 Bass D.I.+やEBS MultiCompなどのアナログ系エフェクターを駆使していましたが、現在のセットアップではAxe-Fxのプリセットによる緻密な音作りを重視。プログレッシブ・メタルの複雑なアレンジに対応するため、クリーンからディストーションまで幅広い音色を即座に切り替える機能性を追求しています。マイアングはまた、特にメタリックな曲ではオーバードライブを効かせながらも、低域の明瞭さとアタック感を保つ絶妙なバランス感覚で知られています。

使用エフェクター機材表【ドリーム・シアター・John Myung】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト エフェクターの種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
EBS MultiComp EBS ドリーム・シアター John Myung コンプレッサー ドリーム・シアターの初期から使用 検索 検索 検索 検索 検索
MXR M-80 Bass D.I.+ MXR ドリーム・シアター John Myung ダイレクトボックス ベース用DI/オーバードライブ 検索 検索 検索 検索 検索
Palmer PDI-09 Palmer ドリーム・シアター John Myung ダイレクトボックス 最近のライブで使用 検索 検索 検索 検索 検索
Darkglass Microtubes B7K Ultra Darkglass ドリーム・シアター John Myung プリアンプ 2018年頃から使用 検索 検索 検索 検索 検索
MXR M-82 Bass Envelope Filter MXR ドリーム・シアター John Myung モジュレーション系 エンベロープフィルター 検索 検索 検索 検索 検索
Tech 21 SansAmp Bass Driver DI Tech 21 ドリーム・シアター John Myung ダイレクトボックス 初期のレコーディングで使用 検索 検索 検索 検索 検索

音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【ドリーム・シアター・John Myung】

John Myungは6弦ベースMusicManの低域を活かすため、100-200Hzを+3dB程度ブーストしたEQを基本としている。
高度な演奏技術と相まって、200-400Hzは抑えめに設定し音の分離感を高めている。
メタルサウンドでありながら、800Hz付近を少し持ち上げることで指弾きの細かいニュアンスを表現。
ライブでは低域と高域を強調したスマイルカーブ型EQを採用し、バンドアンサンブル内での存在感を確保している。

楽曲によってベース音作りを変化させ、「Metropolis Pt.1」では低域を強調したパンチの効いた音色を使用。
「Pull Me Under」ではミッドレンジを少し抑え、コンプレッションを強めに設定して一定のサステインを確保している。
プログレッシブな展開が特徴的な「The Dance of Eternity」では、ダイナミクスを活かすため、コンプレッション比率を3:1程度に抑えている。
スタジオ録音では、トラック内の定位を確保するため、250-500Hzのギターとの重複周波数を慎重に調整。

ミックス段階では、サイドチェイン・コンプレッションをキックドラムと連動させ、低域の衝突を回避している。
ドラムとの絡みが複雑な楽曲では、400Hz以下に適度なハイパスフィルターをかけてキックの明瞭さを確保。
マスタリング前の最終ミックスでは、Myungのベース音に2-3kHz帯域をわずかに持ち上げて音像の前方定位を強調。
複雑なリフや速いパッセージでも埋もれないよう、パラレルコンプレッションを適用し、ダイナミクスと存在感を両立させている。

比較的安価に音を近づける機材【ドリーム・シアター・John Myung】

John Myungサウンドの核心は、クリアな中高域と適度な太さを持つ音色にあります。手頃な価格帯では、Sterlingブランドのスティングレイタイプベースが良い選択肢となるでしょう。この楽器は本家Music Manよりもリーズナブルながら、特徴的なプリアンプとハムバッカーピックアップでMyung風のパンチのある音に近づけることができます。

エフェクターに関しては、まずコンプレッサーとオーバードライブの組み合わせが基本です。MXR M87 BASSコンプレッサーのような中価格帯モデルでアタックとサスティンをコントロールし、Darkglassのエフェクターではなく、SansAmpやEHXのオーバードライブで代用することでコスト抑制が可能です。多弦ベースが予算的に難しい場合は、標準の4弦でも弦高を低めに設定して演奏することで、Myungのテクニカルなプレイ感に近づけられます。

アンプについては、高額なMarkbassやGallien Kreugerではなく、Ampeg BA-110などのコンパクトアンプで十分です。イコライザーで中域を少し持ち上げ、高域を明るくすることで、プログレッシブな音作りの基礎ができあがります。シンプルながらも音楽性を損なわないセッティングを心がければ、予算内でもMyungのサウンドの特徴を捉えたベースプレイが可能になるでしょう。

比較的安価に音を近づける機材表【ドリーム・シアター・John Myung】

種類 機材名 メーカー アーティスト ベーシスト 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
BEGIN_ROWS undefined undefined ドリーム・シアター John Myung 検索 検索 検索 検索 検索
ベース Sterling RAY34 Sterling by MusicMan ドリーム・シアター John Myung Music Man StingRayの手頃な価格版 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクター MXR M87 BASSコンプレッサー MXR ドリーム・シアター John Myung アタックとサスティンをコントロール 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクター SansAmpオーバードライブ Tech 21 ドリーム・シアター John Myung 高価なDarkglassの代替 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクター EHXオーバードライブ Electro-Harmonix ドリーム・シアター John Myung 高価なDarkglassの代替 検索 検索 検索 検索 検索
アンプ Ampeg BA-110 Ampeg ドリーム・シアター John Myung コンパクトで手頃なベースアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
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総括まとめ【ドリーム・シアター・John Myung】

John Myungの音作りの核は、プログレッシブ・メタルの複雑な楽曲構成に対応する精密なフィンガリングと卓越したピッキング技術にある。特筆すべきは彼の「3フィンガー奏法」で、驚異的なスピードと正確さを実現している。また、彼のトーンは低域の力強さと中高域の明瞭さを両立させており、バンドのサウンドの土台となる重厚な低音と、複雑なフレーズの輪郭をはっきりさせる抜け感を兼ね備えている。ピック奏法とフィンガー奏法を曲の要求に応じて使い分ける柔軟性も持ち合わせ、6弦ベースの広い音域を活かしたワイドレンジなフレージングが彼の個性となっている。

John Myungのサウンドを再現する上で重要なポイントは、彼の繊細かつダイナミックなプレイスタイルにある。技術面では3本指のフィンガリングの習得が必須で、均一な音量と音色を保ちながら高速なフレーズを弾くトレーニングが求められる。楽器のセッティングでは、弦高を低めに設定し、軽いタッチでも音が鳴る環境を整えることが大切だ。アンプやエフェクターのセッティングにおいては、低域を適度に持たせつつも中高域の明瞭さを確保することで、複雑なフレーズの一音一音が埋もれない音作りを目指すべきである。また、曲によってはコンプレッサーを使用し、ダイナミクスをコントロールすることも効果的だ。

機材に依存しすぎない姿勢も、John Myungから学ぶべき重要な点である。彼は様々なベースを使いこなしてきたが、どの楽器を使用しても自身の音楽性を失わない。これは機材よりも奏者の技術と音楽性が重要であることを示している。特に重要なのは右手の奏法で、指の当て方や力加減によって音色は大きく変わる。また、左手のビブラートやハンマリング、プリングなどの技術も、機材に頼らずに表現力を高める手段として重視すべきである。結局のところ、最高の機材よりも、自分の耳を鍛え、音楽をより深く理解することが、John Myungのような表現力豊かな演奏に近づく最短の道なのだ。

本記事参照サイト【ドリーム・シアター・John Myung】

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