【The Beatles・Paul McCartney】風サウンドの作り方+ベース使用機材セッティングのまとめ|アンプ・エフェクター・音作り解説

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【The Beatles・Paul McCartney】風サウンドの作り方+ベース使用機材セッティングのまとめ|アンプ・エフェクター・音作り解説

【Paul McCartney】The Beatles 始めに

ポール・マッカートニーはThe Beatlesの中心的存在として、革新的なベーススタイルで音楽史に大きな影響を与えました。彼のベースプレイは歌心溢れるメロディアスな演奏が特徴で、単なるリズムセクションを超え、曲の重要な構成要素として機能しています。「Come Together」や「Something」では独創的なベースラインを創出し、「Taxman」では鮮やかな16分音符のフレーズで曲を彩りました。 当初はHöfner 500/1(通称:バイオリンベース)を愛用し、後にRickenbackerやFenderも使用。ピック奏法と指弾き両方を状況に応じて使い分け、豊かな表現力を実現しました。McCartneyのベースプレイは単にリズムを支えるだけでなく、メロディックかつ歌うような演奏で、Beatlesのサウンドに不可欠な要素となっています。

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使用アンプ一覧と特徴【The Beatles・Paul McCartney】

ポール・マッカートニーは初期ビートルズ時代、主にAC30やVOXの真空管アンプを愛用していました。これらのアンプは温かみのある中低域と適度な粒立ちを持ち、彼の歌うようなベースラインを支える土台となりました。 スタジオレコーディングでは、EMIのカスタムメイドアンプも使用され、特に「Sgt. Pepper’s」以降の作品で豊かな倍音と艶のある音色を実現しています。一方、ライブではパワフルさが求められ、VOXの大型アンプを複数台使用することも。 ソロ活動以降はMesa/BoogieやAmpegなど多様なアンプを使い分け、状況に応じた音作りを行なっています。特にAmpeg SVTは低域の太さと中域の押し出しが特徴で、ウイングス時代の力強いロックサウンドに貢献しました。 マッカートニーのベースアンプ選びは、曲の雰囲気や表現したいニュアンスによって緻密に変化し、彼独自の歌うようなベーススタイルを支える重要な要素となっています。

使用アンプ機材表【The Beatles・Paul McCartney】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Vox AC-100 VOX The Beatles Paul McCartney 1960年代後半に使用、ビートルズのレコーディングでよく使われた 検索 検索 検索 検索 検索
AC30 VOX The Beatles Paul McCartney ビートルズの初期に使用、特徴的な温かいトーン 検索 検索 検索 検索 検索
Fender Bassman Fender The Beatles Paul McCartney アンプリファイアとしても使用 検索 検索 検索 検索 検索
Mesa/Boogie Bass 400+ Mesa/Boogie The Beatles Paul McCartney ソロ活動での使用が多い 検索 検索 検索 検索 検索
Marshall Super Bass 100w Marshall The Beatles Paul McCartney 1970年代に使用した重要なアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
WEM Dominator MK1 WEM The Beatles Paul McCartney イギリスの国産アンプ、初期のビートルズのライブで使用 検索 検索 検索 検索 検索

使用ベースの種類と特徴【The Beatles・Paul McCartney】

Paul McCartneyのメインベースといえば1961年製のHöfner 500/1バイオリンベース。シンメトリックな丸みを帯びたボディが特徴で、軽量なホロウボディ構造により長時間の演奏でも疲れにくい利点があった。ハムバッカーPUを2基搭載し、温かみのある丸い音色と適度な中域の張りが特徴。サブ機としてはRickenbackerの4001Sを使用し、こちらはソリッドボディで力強い低域とシャープなアタック感が得られた。McCartneyは楽曲によって使い分け、バイオリンベースで温かみのある音を出しつつ、より攻撃的なサウンドが必要な場合はRickenbackerを選んだ。使用する機材の特性を理解し、曲想に合わせた音作りを行ったことが彼の多彩なベースプレイを支えている。

使用ベース機材表【The Beatles・Paul McCartney】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト ベースの種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Höfner 500/1 Violin Bass Höfner The Beatles Paul McCartney バイオリンベース 初期の代表的な使用楽器。ビートルズ時代のメイン 検索 検索 検索 検索 検索
Rickenbacker 4001S Rickenbacker The Beatles Paul McCartney エレキベース ビートルズ後期から使用。独特の輝かしいサウンド 検索 検索 検索 検索 検索
Fender Jazz Bass Fender The Beatles Paul McCartney JBタイプ ソロ活動で多用。太く明るいトーン 検索 検索 検索 検索 検索
Wal Bass Wal The Beatles Paul McCartney カスタムベース 1970年代後期から使用。プリシジョンベースタイプ 検索 検索 検索 検索 検索
Yamaha BB-1200 Yamaha The Beatles Paul McCartney プレシジョンベースタイプ ウイングスやソロでも使用 検索 検索 検索 検索 検索
Fender Precision Bass Fender The Beatles Paul McCartney PBタイプ レコーディングでも使用された定番機種 検索 検索 検索 検索 検索

使用エフェクターとボード構成【The Beatles・Paul McCartney】

ポール・マッカートニーは主にクリーンなベース音を好んで使用しており、ビートルズ時代は基本的にエフェクターをほとんど使わず、アンプへの直接接続でプレイしていました。『Sgt. Pepper’s』や『Abbey Road』では、スタジオでコンプレッサーやリミッターといったダイナミクス系機材を通して録音されました。 ソロ活動ではより多様なサウンドを追求し、MXRのディレイやコーラスを導入。Wings時代には軽いファズやコンプレッションを取り入れることもありました。近年のライブではAmpeg SVTアンプを中心としたセットアップに、TC Electronicのコンプレッサーやコーラス、MXRのオクターバーなどを組み合わせています。彼のベースボードはシンプルながらも、状況に応じて変化する柔軟性を持っています。基本的には原音を大切にしつつ、必要に応じてサウンドに彩りを加える姿勢を貫いています。

使用エフェクター機材表【The Beatles・Paul McCartney】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト エフェクターの種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Deluxe Fuzz Face Arbiter The Beatles Paul McCartney ファズ 初期のビートルズで使用 検索 検索 検索 検索 検索
Vox Wah Vox The Beatles Paul McCartney ワウペダル 「Let It Be」等で使用 検索 検索 検索 検索 検索
Maestro Fuzz Tone Maestro The Beatles Paul McCartney ファズ 1965年頃から使用 検索 検索 検索 検索 検索
Boss CS-3 Boss The Beatles Paul McCartney コンプレッサー ソロ活動での使用が確認されている 検索 検索 検索 検索 検索
Electro-Harmonix Big Muff Electro-Harmonix The Beatles Paul McCartney ファズ Wings時代から使用 検索 検索 検索 検索 検索
Chandler Tube Driver Chandler The Beatles Paul McCartney オーバードライブ ライブで愛用 検索 検索 検索 検索 検索
Eventide H8000 Eventide The Beatles Paul McCartney マルチエフェクター 近年のツアーで使用 検索 検索 検索 検索 検索

音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【The Beatles・Paul McCartney】

ポール・マッカートニーのベースサウンドは、ホフナー500/1のウォームな特性を活かしたEQが特徴的です。
レコーディング時には低域を290〜350Hz付近で若干持ち上げ、800Hz前後を少し削り、鮮明さを保つため2〜3kHzを適度に強調していました。
初期のビートルズ作品ではベースを中央に配置し、「Sgt. Pepper’s」以降のステレオミックスでは低域の定位を安定させるため、やや左寄りに設定されることが多かったのです。

曲調によってポールは巧みにサウンド設定を使い分けていました。
「Come Together」では歪みを加えた太いサウンドのため、プリアンプのゲインを上げてコンプレッサーで4:1程度の比率をかけています。
一方「Something」のような繊細なバラードでは、アタックを50ms程度に設定したソフトなコンプレッションを施し、400Hz付近にわずかなブーストをかけて温かみを出しました。
EMIのTG12345コンソールを通した特徴的な音色は、現代のミキシングエンジニアも再現を試みる伝説的なサウンドなのです。

マルチトラック録音の発展とともにポールのベース処理も進化しました。
「Abbey Road」録音時には、低域の分離度を高めるためハイパスフィルターを40Hz付近に設定し、必要に応じて100〜120Hzをブーストしています。
ミックス段階ではVCAコンプレッサーでダイナミクスを2〜3dB程度抑え、リバーブは控えめに加えて空間的な奥行きを演出しました。
このバランス感覚こそが、今日も色褪せないビートルズ楽曲の基盤を支えた重要な要素と言えるでしょう。

比較的安価に音を近づける機材【The Beatles・Paul McCartney】

低コストでポール・マッカートニーのベース音に近づけるなら、丸みを帯びたトーンが特徴のプレシジョンベース系の楽器から始めるとよいでしょう。Squier Classic Vibe ’60sシリーズは手頃な価格ながら、ビートルズ時代の温かみのある音色を再現できる優れた選択肢です。初心者向けハーレーベントンやSterling by Music Manのモデルでも、適切な設定で十分近い音が得られます。

アンプ選びでは、真空管の温かみを再現するモデリングアンプが費用対効果に優れています。FenderのRumbleシリーズやVoxのPathfinderなど、クリーンで太いサウンドを出せるものを選びましょう。EQはミッドを少し持ち上げ、低域は適度に残しつつ、ハイを控えめにするとポールらしいヴィンテージ感のある音に近づきます。弦は平巻きのフラットワウンドを使うと、より本物らしいウッディな音質が得られるでしょう。

演奏技術面では、指弾きを基本としながらピック奏法も練習すると表現の幅が広がります。特にHofnerバイオリンベースの音を目指す場合は、弦を押さえる位置をネック寄りにして柔らかいアタックを意識しましょう。ダイナミクスをコントロールする演奏技術を磨くことで、高価な機材がなくてもポールらしい表現力のある演奏に近づけることができます。

比較的安価に音を近づける機材表【The Beatles・Paul McCartney】

種類 機材名 メーカー アーティスト ベーシスト 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
BEGIN_ROWS undefined undefined The Beatles Paul McCartney 検索 検索 検索 検索 検索
ベース Squier Classic Vibe ’60s Fender The Beatles Paul McCartney ビートルズ時代の温かみのある音色を再現 検索 検索 検索 検索 検索
ベース Harley Benton Thomann The Beatles Paul McCartney 初心者向けの手頃な選択肢 検索 検索 検索 検索 検索
ベース Sterling by Music Man Music Man The Beatles Paul McCartney 低コストながら良好な音質 検索 検索 検索 検索 検索
アンプ Rumble シリーズ Fender The Beatles Paul McCartney モデリングアンプでコスパ良好 検索 検索 検索 検索 検索
アンプ Pathfinder Vox The Beatles Paul McCartney クリーンで太いサウンドを実現 検索 検索 検索 検索 検索
フラットワウンド The Beatles Paul McCartney ウッディな音質を再現できる 検索 検索 検索 検索 検索
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総括まとめ【The Beatles・Paul McCartney】

ポール・マッカートニーのベース音作りの核は、その歌うようなメロディアスなフレーズと明瞭で太いサウンドにある。彼のベースラインは単なるリズムキープではなく、曲の構造を補完し、時に主役となる独立した旋律線として機能している。特にビートルズ中期以降の作品では、カウンターメロディのように動く彼のベースプレイが顕著になった。音色としては低域の豊かさと中域の抜け感を併せ持ち、指弾きによる温かみと適度なアタック感が絶妙なバランスで共存している。この特徴的なサウンドは、彼の繊細なタッチと音楽的センスから生み出されたものであり、ロックベースの新たな可能性を示した革新性がある。

ポールのサウンドを再現するポイントは、まず右手の奏法にある。彼は主に人差し指を使った指弾きで、弦を弾く位置を微妙に変えることでニュアンスをつけている。また、弦を強く弾いて歪ませる時と、柔らかく弾く時を使い分けることで表現の幅を広げている。左手については、ビブラートを効果的に使いつつ、時にスライドやハンマリングオンなどの技法も取り入れることでメロディアスさを強調している。音作りではベースそのものの鳴りを活かし、アンプのボリュームをやや高めに設定して得られる自然な歪みを好んでいた。イコライザーは低域と高域をやや持ち上げ、中低域を少し落とす「スマイルカーブ」に近い設定が基本となる。

ポール・マッカートニーの素晴らしさは、特定の機材に依存せずとも彼らしいサウンドを作り出せる点にある。実際、彼は様々なベースを使用してきたが、どの楽器でも「ポール・サウンド」を表現してきた。これは機材よりも演奏者の感性や技術が重要であることを示している。彼のプレイスタイルを学ぶ際は、機材探しに走るより、彼の曲をじっくり聴き込み、フレーズの組み立て方や音の強弱、タイミングの取り方などを研究することが近道となる。結局のところ、マッカートニーのベーススタイルの本質は、音楽全体の文脈を理解し、それに最適なベースラインを創造する音楽的センスにある。これは単なる機材の選択では得られない、演奏者としての本質的な価値なのだ。

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