【Aerosmith・Tom Hamilton】風サウンドの作り方+ベース使用機材セッティングのまとめ|アンプ・エフェクター・音作り解説

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【Aerosmith・Tom Hamilton】風サウンドの作り方+ベース使用機材セッティングのまとめ|アンプ・エフェクター・音作り解説

【Tom Hamilton】Aerosmith 始めに

トム・ハミルトンは1951年生まれ、Aerosmithの創設メンバーとして50年以上バンドを支え続けるベーシストです。彼のプレイスタイルは、パワフルでありながらも柔軟性に富み、ロックの骨格となるグルーヴを生み出します。特に「Sweet Emotion」では印象的なイントロベースラインを披露し、「Walk This Way」ではドラムとの緊密な連携による強固なリズムセクションを構築しています。ハードロックのみならず、バラードやブルース要素を取り入れた楽曲でも、曲の雰囲気に合わせた繊細なアプローチを見せるのが特徴です。Aerosmithのサウンドにおいて、彼のベースラインはスティーブン・タイラーの個性的なボーカルやジョー・ペリーのギターと完璧に融合し、バンドの音楽的多様性を支える重要な要素となっています。2023年に癌を克服し、ステージに復帰した彼の不屈の精神は、その音楽と同様に多くのファンを魅了し続けています。

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使用アンプ一覧と特徴【Aerosmith・Tom Hamilton】

Tom Hamiltonは長年Aerosmihtのベースラインを支えてきたベーシストで、安定感のあるプレイと特徴的な音作りで知られています。彼の使用アンプは主にAmpeg SVTシリーズが中心となっています。特に定番として、Ampeg SVT-2 Proヘッドアンプと8×10キャビネットの組み合わせを多用しており、Aerosmihtの力強いロックサウンドの土台を作り上げています。 音の特徴としては、中低域に厚みがあり、パンチの効いた音色が特徴的です。ライブではより強いアタック感と存在感のある音作りを心掛け、レコーディングでは楽曲に応じて音の粒立ちや中域の主張を調整しています。特に「Sweet Emotion」や「Walk This Way」などの代表曲では、SVTアンプの特徴である太い低域と適度な中域の押し出しが効果的に使われています。 近年ではMarkbassアンプも使用しており、より現代的でクリアな音質も取り入れています。Aerosmihtのハードロックから時にファンキーな楽曲まで、幅広い表現力を持つベースサウンドを実現するためにアンプ選びにもこだわりを持っています。

使用アンプ機材表【Aerosmith・Tom Hamilton】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
SVT AMPEG Aerosmith Tom Hamilton 初期から長年愛用している定番アンプ 検索 検索 検索 検索 検索
1000S MESA/BOOGIE Aerosmith Tom Hamilton サブゼロと呼ばれる2台目のバックアップとして使用 検索 検索 検索 検索 検索
8×10キャビネット AMPEG Aerosmith Tom Hamilton SVTと組み合わせて使用 検索 検索 検索 検索 検索
SVTII AMPEG Aerosmith Tom Hamilton SVTの後継機種として使用 検索 検索 検索 検索 検索
SVT-4PRO AMPEG Aerosmith Tom Hamilton 現在のメインアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
SVT-810AV AMPEG Aerosmith Tom Hamilton SVT-4PROと組み合わせて使用 検索 検索 検索 検索 検索
JTM45 MARSHALL Aerosmith Tom Hamilton ギタリスト用アンプをベースで使用した時期もある 検索 検索 検索 検索 検索
JAZZ CHORUS ROLAND Aerosmith Tom Hamilton クリーンサウンド用に使用していた時期がある 検索 検索 検索 検索 検索

使用ベースの種類と特徴【Aerosmith・Tom Hamilton】

Tom Hamiltonのメイン機材は、1970年代初期から長年愛用しているFenderのジャズベース(1977年製)で、ソリッドボディで見た目はシンプルな2PUモデルです。このベースはキャンディアップルレッド塗装が施されており、ヴィンテージ感ある音色が特徴です。 サブ機材としては、Sadowskyのジャズベースタイプやハイエンド・シグネイチャーモデル、Gibsonのサンダーバードなども使用。特に近年はSpector社のNS-2も重用しています。 音色面では、Fenderジャズベースならではの太くウォームなローエンドと、適度なアタック感を持つ中域の粒立ちが特徴的です。ファンキーなリフからロックのパワフルなライン、バラードの歌心あるプレイまで幅広く対応できるサウンドを生かし、Aerosmithの楽曲を支える重厚なリズム隊の基盤となっています。

使用ベース機材表【Aerosmith・Tom Hamilton】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト ベースの種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Custom Shop Precision Bass Fender Aerosmith Tom Hamilton PBタイプ ナチュラル・サテン・メイプルネックで使用 検索 検索 検索 検索 検索
Modified 1968 Precision Bass Fender Aerosmith Tom Hamilton PBタイプ ブラック、ピックアップカバーあり 検索 検索 検索 検索 検索
Precision Bass Fender Aerosmith Tom Hamilton PBタイプ トラディショナル・モデル 検索 検索 検索 検索 検索
Jazz Bass Fender Aerosmith Tom Hamilton JBタイプ ライブでも使用 検索 検索 検索 検索 検索
Lakland Lakland Aerosmith Tom Hamilton JBタイプ Aerosmith「Just Push Play」ツアーで使用 検索 検索 検索 検索 検索
Sadowsky Sadowsky Aerosmith Tom Hamilton JBタイプ ソロ活動でも使用 検索 検索 検索 検索 検索
Steinberger Steinberger Aerosmith Tom Hamilton ヘッドレス 1980年代に使用 検索 検索 検索 検索 検索

使用エフェクターとボード構成【Aerosmith・Tom Hamilton】

Aerosmithのベーシスト、トム・ハミルトンは独特のウォーキングベースラインと温かみのあるトーンで知られています。彼のサウンドの基盤となっているのは、歪み系エフェクターと高品質なプリアンプの組み合わせです。主にSansamp Bass Driver DIを中心に、適度なオーバードライブと太いローエンドを実現。ライブでは、ソングごとに異なるサウンドキャラクターを得るためにマルチエフェクターも活用しています。特にEBS OctaBassでは低域を増強し、バンドサウンドに厚みを加えています。また、MXR M-80 Bass D.I.+なども使いこなし、Aerosmithの楽曲に合わせて様々な音色を作り分けています。トムのエフェクターセットアップは派手さはないものの、ロックサウンドの土台となる安定した音作りに焦点を当てた実用的な構成となっています。

使用エフェクター機材表【Aerosmith・Tom Hamilton】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト エフェクターの種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
TB 8A2 Drive Tech 21 Aerosmith Tom Hamilton オーバードライブ 検索 検索 検索 検索 検索
VT Bass DI Tech 21 Aerosmith Tom Hamilton プリアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
Sansamp Bass Driver DI Tech 21 Aerosmith Tom Hamilton ディレクトボックス 検索 検索 検索 検索 検索
A/B BOX Morley Aerosmith Tom Hamilton スイッチングシステム ベース2台を切り替え 検索 検索 検索 検索 検索
DC Brick Voodoo Lab Aerosmith Tom Hamilton パワーサプライ 検索 検索 検索 検索 検索
PBD-2 Bass Overdrive BOSS Aerosmith Tom Hamilton オーバードライブ 検索 検索 検索 検索 検索
FuzzFace Dunlop Aerosmith Tom Hamilton ファズ 検索 検索 検索 検索 検索

音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【Aerosmith・Tom Hamilton】

Tom Hamiltonはリッケンバッカー4001をメインに、力強いロックサウンドの基盤を構築しています。
EQ設定では低域を400Hz付近でわずかにブーストし、1.5kHz付近を少しカットして主張しすぎない音作りを心がけています。
「Sweet Emotion」のような楽曲では、ピックアップを両方オンにして太く芯のある音を引き出し、特徴的なイントロを生み出しています。

スタジオでの録音時には、アンプとDIの両方を使用したミックスが特徴的です。
アンプサウンドには軽いコンプレッションをかけてサステインを持たせ、DIからは鮮明な弦のニュアンスを取り込みます。
ライブでは800Hzをわずかに持ち上げてドラムとの分離を確保し、3〜5kHzを抑えることでギターとの周波数干渉を避けています。
ミックス時には60〜80Hzの超低域を適度に残し、バンドサウンドに重厚感を与えています。

「Dude Looks Like A Lady」などのグルーヴィーな曲では、コンプレッサーのアタック設定を15〜20ms、リリースを適度に長めに設定し、リズミカルなフレーズの安定感を高めています。
キャビネットの定位は通常センターからやや左寄りに配置され、ギターとのバランスを取りやすくしています。
長年のキャリアを通じて培ったサウンドは、デジタル処理よりもアナログ機材の温かみを活かした自然な音作りを重視しており、エアロスミスの音楽性を支える揺るぎない基盤となっています。

比較的安価に音を近づける機材【Aerosmith・Tom Hamilton】

Tom Hamiltonの特徴的なベースサウンドを手頃な価格で再現するには、まずMusicManタイプのベースがおすすめです。エレキベースはSquier Classic Vibe ’70s Precision BassやYAMAHA TRBX304など、太くパンチのある音が出せるモデルが適しています。特にTomはMusicMan StingRay 5弦や4弦を使用していましたが、より安価なSterling by Music Manシリーズも検討価値があります。

アンプ選びでは、Ampeg系の音色を持つ機材がTomのサウンドに近づける近道となります。手頃な価格帯ではAmpeg BA-108やFender Rumble 40などのコンボアンプがベストな選択肢です。EQセッティングでは中音域を少し削り、低音と高音をやや持ち上げることで、Aerosmithのグルーヴィなベースラインの基盤となる音作りができます。

エフェクターは最初は必須ではありませんが、MXR Bass Compressorなどの比較的安価なコンプレッサーがあると音の安定感が増します。また「Sweet Emotion」のようなサイケデリックな曲では、Zoom B1Fourなどのマルチエフェクターでコーラスやフランジャーを加えるとさらに本格的なサウンドに近づけることができます。ピックを使った演奏スタイルもTom Hamiltonサウンドの重要な要素です。

比較的安価に音を近づける機材表【Aerosmith・Tom Hamilton】

種類 機材名 メーカー アーティスト ベーシスト 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
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ベース Squier Classic Vibe ’70s Precision Bass Squier Aerosmith Tom Hamilton MusicManタイプの代替として手頃 検索 検索 検索 検索 検索
ベース YAMAHA TRBX304 YAMAHA Aerosmith Tom Hamilton 太くパンチのある音が出せる 検索 検索 検索 検索 検索
ベース Sterling by Music Man Sterling Aerosmith Tom Hamilton 本家Music Man StingRayの安価版 検索 検索 検索 検索 検索
アンプ Ampeg BA-108 Ampeg Aerosmith Tom Hamilton Tomの使用するAmpeg系サウンドを手頃に再現 検索 検索 検索 検索 検索
アンプ Fender Rumble 40 Fender Aerosmith Tom Hamilton コスパの良いコンボアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクター MXR Bass Compressor MXR Aerosmith Tom Hamilton 安価で音の安定感を向上 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクター Zoom B1Four Zoom Aerosmith Tom Hamilton コーラスやフランジャー等多機能なマルチエフェクター 検索 検索 検索 検索 検索
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総括まとめ【Aerosmith・Tom Hamilton】

トム・ハミルトンのベースプレイは、エアロスミスのリズム隊として不動の存在感を放っています。彼の音作りの核となるのは、シンプルさとグルーヴ感を兼ね備えたプレイスタイルです。特に「Sweet Emotion」に代表されるような印象的なベースラインは、バンドのサウンドを特徴づける重要な要素となっています。ハミルトンのプレイはフィンガリングのダイナミクスに優れ、ロックの激しさとファンクの粘り気を絶妙に融合させています。彼はバンドの楽曲構造を支える「土台」としての役割を忠実に果たしながらも、ソングライティングにも関わり、メロディアスなフレーズでバンドの音楽性を豊かにしています。

トム・ハミルトンのサウンドを再現する上で重要なポイントは、ピッキングのニュアンスとEQセッティングにあります。彼のプレイを特徴づけるのは、右手の力加減によって生み出される音色の変化と、曲の展開に合わせた音量コントロールです。低音の厚みを保ちながらも中音域にパンチを効かせるEQ設定が、エアロスミスの楽曲でハミルトンのベースラインが際立つ秘訣となっています。また、アクティブなベース特有の太さとパッシブベースの温かみを使い分けるテクニックも重要です。ノンオクターブや低音のサスティンなど、彼のサウンドキャラクターを理解してプレイすることで、より本質的な再現が可能になります。

ハミルトンのアプローチは機材選びよりも演奏技術と音楽性を重視する姿勢に貫かれています。彼は長年特定の楽器を愛用していますが、それは道具への執着ではなく、自分の音楽表現に最適な「相棒」を見つけた結果です。機材に依存せず、どんな環境でも自分らしい音を出せるプレイヤーとしての姿勢こそが、彼の40年以上にわたるキャリアを支えてきました。体調の問題で闘病生活を経験しながらも、バンドに復帰して変わらぬグルーヴを提供し続ける彼の姿は、機材よりも「演奏者の精神」がベースサウンドの本質であることを教えてくれます。

本記事参照サイト【Aerosmith・Tom Hamilton】

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