【Nirvana・Krist Novoselic】風サウンドの作り方+ベース使用機材セッティングのまとめ|アンプ・エフェクター・音作り解説

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【Nirvana・Krist Novoselic】風サウンドの作り方+ベース使用機材セッティングのまとめ|アンプ・エフェクター・音作り解説

【Krist Novoselic】Nirvana 始めに

クリス・ノボセリックは、グランジロックの代表格Nirvanaのベーシストとして、90年代オルタナティブロックの象徴的存在となった。彼のプレイスタイルは、シンプルかつ力強いライン、時折見せる転調やランニングベースが特徴的だ。Gibson RD型やFender Jazz Bassを主に使用し、歪みを抑えたクリーンなトーンから、オーバードライブによる荒々しい低音まで幅広い表現を見せた。「Come As You Are」の印象的なイントロや「Lithium」のメロディックなベースラインなど、曲の土台を支える重要な役割を担った。Kurt Cobainの激情的なギターと歌声、Dave Grohlの爆発的なドラミングとともに、Nirvanaのパワフルでメロディアスな音楽性を完成させた功績は大きい。彼の高身長を活かした独特のステージパフォーマンスも、バンドの個性を表現する重要な要素だった。

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使用アンプ一覧と特徴【Nirvana・Krist Novoselic】

ニルヴァーナのベーシスト、クリスト・ノヴォセリックは主に以下のアンプを使用していました。初期にはHiwattとTraceElliotを愛用し、Hiwattのカスタムメイド500Wヘッドとキャビネットの組み合わせでパワフルな音を作り出していました。特にHiwattは彼の太くてうねるようなサウンドの要となっていました。 「Nevermind」のレコーディングではMesaBoogieとAmpeg SVTも使用。ライブではHiwattに加え、Acoustic 370とGallien-Krueger 800RBも使い分けていました。Acousticは中低域が豊かで、Gallien-Kruegerは明瞭なアタックが特徴でした。 クリストのアンプ選びは、ニルヴァーナのグランジサウンドに欠かせない要素である「太く歪んだ低域」と「明瞭なアタック感」のバランスを重視したものでした。特に彼のプレイスタイルである「8分音符のパンキッシュな刻み」を支えるため、低域の豊かさと中域のパンチ感を両立させるセッティングを好んでいました。

使用アンプ機材表【Nirvana・Krist Novoselic】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
SVT-4PRO Ampeg Nirvana Krist Novoselic 主にライブやスタジオレコーディングで使用 検索 検索 検索 検索 検索
SVT-810E Ampeg Nirvana Krist Novoselic 8×10インチスピーカーキャビネット 検索 検索 検索 検索 検索
SVT Ampeg Nirvana Krist Novoselic 初期の頃に使用していたチューブアンプヘッド 検索 検索 検索 検索 検索
Mesa/Boogie 400+ Mesa/Boogie Nirvana Krist Novoselic 一時期使用していたパワーアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
GK 800RB Gallien-Krueger Nirvana Krist Novoselic 使用していた時期あり 検索 検索 検索 検索 検索
Crown Micro 2400 Crown Nirvana Krist Novoselic 代替として使用したパワーアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
Simul-Class 2 Sunn Nirvana Krist Novoselic Nevermind録音時に使用 検索 検索 検索 検索 検索

使用ベースの種類と特徴【Nirvana・Krist Novoselic】

クリス・ノヴォセリックは主にGibson Ripper、Fender Jazz Bass、Ibanez Black Eagleを使用していました。特にメインとなるGibson Ripperは、太く強いサウンドが特徴的で、ニルヴァーナの重厚なベースサウンドを支えていました。このベースはハムバッカーPUを搭載し、パワフルな低域と中域の存在感を生み出しています。 サブとして使用していたFender Jazz Bassは、スラップ奏法などでも活躍し、よりクリアなトーンを必要とする場面で使用。Ibanez Black Eagleは独特のボディシェイプと高い演奏性を持ち、中域のパンチとアタックの明瞭さが特徴です。 クリスのベースサウンドは全体的に低域が豊かで中域に張りがあり、グランジサウンドの基盤となる重低音を生み出しています。ピック奏法が多く、アタック感のあるダイナミックなプレイスタイルとの相性も良好でした。

使用ベース機材表【Nirvana・Krist Novoselic】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト ベースの種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Gibson Ripper Gibson Nirvana Krist Novoselic JB イェーガーマイスター(酒)のシールが貼られていた 検索 検索 検索 検索 検索
Black Eagle Guild Nirvana Krist Novoselic JB 5弦ベースにコンバージョンして使用 検索 検索 検索 検索 検索
Ibanez Black Eagle Ibanez Nirvana Krist Novoselic JB ギブソン・リッパーの代わりに使用 検索 検索 検索 検索 検索
1965 Gibson Thunderbird Gibson Nirvana Krist Novoselic サンダーバードタイプ ネヴァーマインド期に使用 検索 検索 検索 検索 検索
4001 Rickenbacker Nirvana Krist Novoselic リッケンベッカータイプ 「Lithium」などでも使用 検索 検索 検索 検索 検索
Musicmaster Bass Fender Nirvana Krist Novoselic ショートスケールタイプ アルバム『In Utero』制作時に使用 検索 検索 検索 検索 検索

使用エフェクターとボード構成【Nirvana・Krist Novoselic】

クリス・ノヴォセリックのベースサウンドは、ニルヴァーナのグランジサウンドを支える重要な要素でした。彼のシンプルながら効果的なエフェクターセットアップは、主にBoss Bass Chorus CEB-3とEHX Big Muffを中心に構成されていました。特にコーラスは彼の特徴的な音色を作り出す鍵となり、Come As You Areなどの曲で顕著に聴くことができます。 ディストーションに関しては、Big Muffを使用して低音の厚みを保ちながらも、カート・コバーンのギターと干渉しない周波数帯を確保。また、ライブではDOD Grunge、Electro-Harmonix POGなども時折取り入れ、曲の雰囲気に合わせた音作りを行っていました。 基本的にクリーンなアンプサウンドを好み、エフェクターは控えめに使用することで、ニルヴァーナのロー・ファイでパワフルな音楽性を下支えする役割を果たしていました。シンプルさこそが彼のサウンドの本質であり、技術的な複雑さよりもバンド全体のサウンドへの貢献を重視していたのです。

使用エフェクター機材表【Nirvana・Krist Novoselic】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト エフェクターの種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Tech 21 SansAmp Bass Driver DI Tech 21 Nirvana Krist Novoselic プリアンプ Nevermindツアーで使用 検索 検索 検索 検索 検索
Big Muff Electro-Harmonix Nirvana Krist Novoselic ファズ ライブでよく使用 検索 検索 検索 検索 検索
MXR Bass Octave Deluxe MXR Nirvana Krist Novoselic モジュレーション系 低音域を強調するために使用 検索 検索 検索 検索 検索
Ibanez CF7 Chorus/Flanger Ibanez Nirvana Krist Novoselic コーラス モジュレーション効果のために使用 検索 検索 検索 検索 検索
Boss OC-2 Octave Boss Nirvana Krist Novoselic モジュレーション系 音に厚みを加えるために使用 検索 検索 検索 検索 検索
Digitech Bass Whammy Digitech Nirvana Krist Novoselic モジュレーション系 ピッチシフト効果のために使用 検索 検索 検索 検索 検索

音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【Nirvana・Krist Novoselic】

Krist Novoselic のベースサウンドは、Gibson Ripper と Mesa/Boogie 400+ アンプの組み合わせから生まれる太くパンチのある音が特徴的です。
EQ設定では低域を適度にブーストし、中域(800Hz付近)をわずかにカットして音の分離感を高めています。
高域(2〜3kHz)はやや持ち上げることで、弦のアタック感が強調され、ドラムのキックと絶妙に融合するサウンドが生まれています。

「Smells Like Teen Spirit」では、ディストーションペダルを軽く効かせて中低域に厚みを持たせ、スタジオではコンプレッサーの比率を3:1程度に抑えた設定が用いられました。
一方「Come As You Are」では、コーラスエフェクトを加え、ミックス時に250Hz付近を少し削ることで、カート・コバーンのギターと周波数的に衝突しないよう調整されています。
ライブでは全体的に低域を強調し、バンドサウンドの土台として存在感を放っていました。

ミックスでの処理では、ベースは中央に定位させつつも、わずかに左右に広がりを持たせるテクニックが使われています。
Dave Grohl のドラミングと一体化するよう、キックドラムと低域のコンプレッションタイミングを合わせる工夫も見られます。
「Nevermind」アルバムではサイドチェインコンプレッションが控えめに使われ、キックが入る瞬間だけベースが少し下がる絶妙な処理によって、クリアでありながらも重量感のあるリズムセクションが実現されていました。

比較的安価に音を近づける機材【Nirvana・Krist Novoselic】

Nirvanaのベーシスト、クリス・ノヴォセリックのサウンドを手頃な価格で再現するには、まずギブソンRD系統の音色に近いベースを選びましょう。Squier VMシリーズのジャズベースやプレシジョンベースが価格を抑えつつも太くパンチのある音を出せるため、良い選択肢となります。EQで中域をブーストし、高域を少し削ると特徴的なグランジサウンドに近づきます。

エフェクターはシンプルに、軽いディストーションやオーバードライブを使用するのがポイントです。Boss ODB-3やEHX Bass Big Muffのようなペダルが手頃な価格で良い選択肢になります。「Come As You Are」のようなコーラス効果が欲しい場合は、Boss CEB-3ベースコーラスが定番で安価な選択肢となるでしょう。設定は控えめに、原音を残すことを心がけましょう。

アンプについては、ソリッドステートアンプでも十分クリス風の音に近づけることができます。Ampeg BA-110やFender Rumble 40などの手頃な価格帯のアンプでも、EQを中低域寄りに設定し、わずかに歪ませることで雰囲気を出せます。ピック弾きを基本として、強めのアタックでリズミカルに弾くプレイスタイルもサウンドの重要な要素なので、技術面も意識しましょう。

比較的安価に音を近づける機材表【Nirvana・Krist Novoselic】

種類 機材名 メーカー アーティスト ベーシスト 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
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種類 機材名 メーカー Nirvana Krist Novoselic 備考 検索 検索 検索 検索 検索
ベース VMシリーズ ジャズベース Squier Nirvana Krist Novoselic 太くパンチのある音で、Novoselic風サウンドの基礎に 検索 検索 検索 検索 検索
ベース VMシリーズ プレシジョンベース Squier Nirvana Krist Novoselic コスパ良くRD系の太い音に近づける 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクター ODB-3 Boss Nirvana Krist Novoselic 手頃な価格のベース用オーバードライブ 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクター Bass Big Muff EHX Nirvana Krist Novoselic グランジサウンドに適したディストーション 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクター CEB-3 Boss Nirvana Krist Novoselic 「Come As You Are」などのコーラスエフェクト用 検索 検索 検索 検索 検索
アンプ BA-110 Ampeg Nirvana Krist Novoselic コスパの良いソリッドステートアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
アンプ Rumble 40 Fender Nirvana Krist Novoselic EQを中低域寄りに設定して使用 検索 検索 検索 検索 検索
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総括まとめ【Nirvana・Krist Novoselic】

クリス・ノヴォセリックのベースサウンドは、ニルヴァーナの楽曲において重要な土台となっています。彼の音作りの核心は、低音の明瞭さと中音域の存在感にあります。グランジという荒々しい音楽性の中でも、彼のベース音は単なる重低音ではなく、メロディアスな動きを持ち、曲を支える骨格となっています。特にカート・コバーンのギターの歪みと、デイヴ・グロールの力強いドラミングの間を埋めるようなミッドレンジを効かせた音作りが特徴的です。彼のプレイスタイルはシンプルながらも効果的で、時にはピックを使用し、時には指弾きで曲の雰囲気に合わせた表現をしています。

ノヴォセリックのサウンドを再現する上で重要なポイントは、ミッドレンジの強調と適度な歪みのバランスです。彼のサウンドの特徴は、低音がしっかりと出ながらも中音域が存在感を持ち、曲のミックス内で明確に聴こえる点にあります。またライブではコーラス系のエフェクトを時折使用し、音に広がりを持たせています。ベース本体の弦高は比較的高めに設定され、強いアタック感を生み出すことも特徴です。「Come As You Are」のような曲ではコーラスエフェクトが効果的に使われ、「Lithium」や「In Bloom」では歪みを抑えたクリアなサウンドで存在感を示しています。

ノヴォセリックの音作りは特定の機材への依存よりも、バンドの音楽性とのバランスを重視する姿勢が見られます。高価な機材よりも、自分の演奏スタイルや表現したい音楽に合わせたセッティングの方が重要だと彼の演奏からは読み取れます。彼はニルヴァーナ解散後も様々な音楽活動を続け、政治活動などにも取り組んでいますが、その根底には「音楽は機材ではなく演奏者の個性によって形作られる」という考え方があります。彼の功績は、グランジという特定のジャンルの中で独自の存在感を放つベーシストとして、多くの後続ミュージシャンに影響を与え続けている点にあるでしょう。

本記事参照サイト【Nirvana・Krist Novoselic】

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