【Black Sabbath・Geezer Butler】風サウンドの作り方+ベース使用機材セッティングのまとめ|アンプ・エフェクター・音作り解説

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【Black Sabbath・Geezer Butler】風サウンドの作り方+ベース使用機材セッティングのまとめ|アンプ・エフェクター・音作り解説

【Geezer Butler】Black Sabbath 始めに

Geezer Butlerは、ヘヴィメタルの先駆者Black Sabbathのベーシストとして、ジャンルの基礎を築いた功労者です。彼の特徴的なベースサウンドは、重低音を強調した歪みの効いた音色で、通常よりも弦のテンションを緩めることでより深みのある響きを生み出しています。プレイスタイルの特徴は、ギターのトニー・アイオミとの絶妙な呼応と、曲の展開に合わせたダイナミックな音量変化にあります。「Paranoid」や「Iron Man」では、単にリズムを支えるだけでなく、曲の骨格を形成する重要な役割を担っています。Butler自身が作詞も手がけ、Black Sabbathの暗くシニカルな世界観構築に貢献。彼の演奏は、テクニックだけでなく、音楽への深い理解と表現力によって、後世のメタルベーシストに多大な影響を与え続けています。

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使用アンプ一覧と特徴【Black Sabbath・Geezer Butler】

ブラック・サバスのベーシスト、ギーザー・バトラーの使用アンプは彼の重厚なサウンドを支える重要な要素です。初期のサバス時代には、Laney製のスーパーグループベースアンプを愛用し、ヘビーでダークなトーンを作り出しました。これはブラック・サバスの独特な重低音の基礎となりました。 その後、Ampeg SVTも使用し、よりパンチの効いたサウンドを追求。現在はAshdown CTM-300やEngineering Bass Magnifier ABM-600EVO IIIなど、中域の存在感とタイトな低域を両立させるモデルを好んで使用しています。 特筆すべきは彼のシグネチャーモデル「Ashdown GZR-1」で、彼の求める太くウォームな音質と歪みの効いたアタック感を再現。ライブでは低域の量感と中域の存在感を重視し、レコーディングではよりタイトで定義されたサウンドを追求する傾向があります。 ギーザーのアンプ選びは、ブラック・サバスの重厚なサウンドを支える低域の厚みとメタルベースの先駆けとなる歪みを両立させる独自の哲学に基づいています。

使用アンプ機材表【Black Sabbath・Geezer Butler】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
SVT-4PRO AMPEG Black Sabbath Geezer Butler ブラック・サバスのライブで使用 検索 検索 検索 検索 検索
GZR HEAD ASHDOWN Black Sabbath Geezer Butler シグネチャーモデルのヘッドアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
SVT-810E AMPEG Black Sabbath Geezer Butler 8×10インチのキャビネット 検索 検索 検索 検索 検索
GZR-112 ASHDOWN Black Sabbath Geezer Butler シグネチャーモデルのキャビネット 検索 検索 検索 検索 検索
CTM-300 HARTKE Black Sabbath Geezer Butler ツアーでも使用したアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
4.5XL AMPEG Black Sabbath Geezer Butler 初期のブラック・サバス時代に使用 検索 検索 検索 検索 検索
GZR-POD ASHDOWN Black Sabbath Geezer Butler ディストーション内蔵ヘッドフォンアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
SUP-P VALVE ASHDOWN Black Sabbath Geezer Butler ABM-500と併用していた時期あり 検索 検索 検索 検索 検索

使用ベースの種類と特徴【Black Sabbath・Geezer Butler】

ブラック・サバスのギーザー・バトラーは主にFenderのPrecision Bassを愛用しています。彼のメインベースはBlack Customized Fender Precision Bassで、EMG PJ-Setのピックアップを搭載しています。このセットアップにより、Pベースの太い低域とJベースのクリアな中高域を組み合わせた音色が特徴です。 サブ機としてはLakland製のSignature Modelも使用しており、こちらもPrecision Bassタイプのデザインを踏襲しています。また、ライブではReverendのSignature Bassも使われ、特徴的な轟くような低音と切れのあるアタックを実現しています。 バトラーのベースサウンドの特徴は、ヘヴィな低域の量感と中域のパンチ感です。彼独自のピッキングテクニックと相まって、ブラック・サバスのダークで重厚なサウンドの土台となる存在感のある音を生み出しています。

使用ベース機材表【Black Sabbath・Geezer Butler】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト ベースの種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Lakland Skyline 44-64 Lakland Black Sabbath Geezer Butler JBタイプ ヘッドレス。2000年代から使用 検索 検索 検索 検索 検索
B.C. Rich Eagle Bass B.C. Rich Black Sabbath Geezer Butler オリジナルシェイプ 初期のBlack Sabbathで使用 検索 検索 検索 検索 検索
Fender Precision Bass Fender Black Sabbath Geezer Butler PBタイプ 70年代に使用 検索 検索 検索 検索 検索
Jaydee Roadie II Custom Jaydee Black Sabbath Geezer Butler ショートスケール シグネチャーモデル 検索 検索 検索 検索 検索
Lakland Decade 4-94 Lakland Black Sabbath Geezer Butler JBタイプ ツアーで使用 検索 検索 検索 検索 検索
Epiphone Rivoli Epiphone Black Sabbath Geezer Butler セミアコースティック 初期に使用 検索 検索 検索 検索 検索

使用エフェクターとボード構成【Black Sabbath・Geezer Butler】

ギーザー・バトラーのサウンドは、Black Sabbathの重厚なサウンドの基盤を担ってきました。彼の音作りの中心は、Ampeg SVTアンプと相性のいいTremelo/Wahペダルです。初期はWAH-WAHペダルを多用し、ファズやディストーションで歪みを強調しながら、低域を強調したグランジなサウンドを確立しました。 特にParanoidなどの名曲では、WAH-WAHを半開きにした「ハーフコックド」奏法で特徴的な音色を生み出しています。後にはオクターバーも取り入れ、より複雑な音作りへと発展させました。 現在はAshdown Engineering社とコラボレーションしたシグネチャーモデルの「GZR-HEAD」を使用し、自身のサウンドをより洗練させています。シンプルながらも、重低音とうねるような中域が絡み合う彼の音色は、ヘヴィメタルの原点として今なお多くのベーシストに影響を与え続けています。

使用エフェクター機材表【Black Sabbath・Geezer Butler】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト エフェクターの種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Rat Pedal ProCo Black Sabbath Geezer Butler ディストーション ハウリングをメインサウンドとして活用 検索 検索 検索 検索 検索
WH10V3 Ibanez Black Sabbath Geezer Butler ワウペダル 検索 検索 検索 検索 検索
Bass Wah Morley Black Sabbath Geezer Butler ワウペダル 初期のBlack Sabbathでよく使用 検索 検索 検索 検索 検索
The Pork & Pickle Way Huge Black Sabbath Geezer Butler オーバードライブ ベース用オーバードライブとコンプレッサーの組み合わせ 検索 検索 検索 検索 検索
GZR-FUZZ Ashdown Black Sabbath Geezer Butler ファズ ギーザー・バトラーのシグネチャーモデル 検索 検索 検索 検索 検索

音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【Black Sabbath・Geezer Butler】

ギーザー・バトラーの象徴的なベースサウンドは、ミドルレンジを強調したEQ設定から始まります。
彼は典型的に低域を8、中域を7、高域を5程度に設定し、攻撃的でありながらも存在感のあるトーンを確立しています。
初期Black Sabbathのレコーディングでは、Ampeg SVT経由でRangeMasterトレブルブースターを使用し、ミドルの鋭さを増幅させることでトニー・アイオミのギターと絶妙に絡み合う音像を作り出していました。
「Paranoid」や「Iron Man」などの代表曲では、800Hz〜1.2kHzを+3〜5dB持ち上げることで、バンドミックス内での存在感を高めています。

楽曲のテンポや雰囲気によってEQ設定を使い分けるのがバトラーの特徴です。
速いテンポの「Symptom Of The Universe」では低域を控えめにし、2〜3kHzを強調してアタック感を引き出しています。
対して「Black Sabbath」のような重厚な楽曲では、60〜100Hzを豊かに残しつつ、300Hzあたりを若干カットしてマッドネスを排除。
スタジオでのミックス時には、軽めのコンプレッション(3:1程度、アタック20ms、リリース150ms)を施し、ドラムとの一体感を高めながらも音の輪郭をはっきりさせる工夫をしていました。

バンドの全盛期、ギーザーのベースはミックス内で重要な位置を占めていました。
エンジニアはセンターからやや左に定位させ、ドラムのキックとの周波数バッティングを避けるため80Hz以下に繊細なハイパスフィルターを適用。
後期のアルバムでは、ダブルトラッキングされたベースの片方に軽いディストーションをかけミックスすることで奥行き感を出す手法も取り入れられました。
ライブパフォーマンスでは、より多くの低域(60〜120Hz)を確保し、会場の音響特性に合わせて400Hz付近を調整することでクリアさと重厚さの両立を図っていたのです。

比較的安価に音を近づける機材【Black Sabbath・Geezer Butler】

Black SabbathのベーシストGeezer Butlerのような轟音を追求するには、アンバランスなハイゲインと低域の太さが重要です。安価な選択肢としては、アクティブベースにEQ付きベースアンプを組み合わせるのが効果的でしょう。特にSquier AffシリーズのJazzベースに、歪み系エフェクターを追加することで、初期投資を抑えつつButler風の音色に近づけることができます。

エフェクターは「Behringer BOD400」や「BOSS ODB-3」のようなベース用オーバードライブがコスパ良好です。Butlerの特徴であるミッドレンジを強調した歪みと低域の存在感を両立させるために、これらのペダルでゲインとトーンを調整しましょう。さらに、アンプのEQで200Hz付近を少し持ち上げ、3-4kHz帯域をカットすることで、より本格的なヘヴィサウンドに近づきます。

弦選びも重要なポイントで、DR StringsのDDT-45やErnie Ball Cobaltなど、比較的安価な高出力弦を使うことをおすすめします。演奏面では、ピック弾きとフィンガーピッキングを併用し、ブリッジ付近を強めに弾くことでButler流の攻撃的なサウンドが得られます。EQとゲインの調整を繰り返し試すことで、高価な機材がなくても驚くほど本物に近い音が作れるようになるでしょう。

比較的安価に音を近づける機材表【Black Sabbath・Geezer Butler】

種類 機材名 メーカー アーティスト ベーシスト 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
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種類 機材名 メーカー Black Sabbath Geezer Butler 備考 検索 検索 検索 検索 検索
ベース Affシリーズ Jazzベース Squier Black Sabbath Geezer Butler コスパの良いButler風サウンドの基本 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクター BOD400 Behringer Black Sabbath Geezer Butler 安価なベース用オーバードライブ 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクター ODB-3 BOSS Black Sabbath Geezer Butler ベース用オーバードライブ 検索 検索 検索 検索 検索
DDT-45 DR Strings Black Sabbath Geezer Butler 高出力で比較的安価 検索 検索 検索 検索 検索
Cobalt Ernie Ball Black Sabbath Geezer Butler 高出力で比較的安価 検索 検索 検索 検索 検索
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総括まとめ【Black Sabbath・Geezer Butler】

ブラック・サバスのギーザー・バトラーは、ヘヴィメタルのベースサウンドを確立した先駆者として知られています。彼の音作りの核心は、「重さ」と「うねり」にあります。初期のサバスでは楽器の故障からロウンドワウンド弦を使用し、そこから偶然生まれた金属的な倍音を含んだ音色がメタルベースの原点となりました。また特徴的なベースラインを支えるのが、ピック奏法とフィンガー奏法の使い分けです。テンポの速い曲ではピックを使用し、重厚なグルーヴを求める場面ではフィンガー奏法を採用。さらに、ワウペダルを効果的に使い、うねるようなサウンドを生み出しています。この組み合わせがドゥームメタルの基礎となり、後世のベーシストに多大な影響を与えました。

ギーザーのサウンドを再現する上でのポイントは、基本的なセッティングの理解にあります。まず、彼のシグネチャーモデルでもある太めのゲージのフラットワウンド弦を使用することで、太く芯のある音を得られます。アンプは、イコライザーで中低域を持ち上げ、高域をやや抑えた設定がベースとなります。エフェクターでは、ワウペダルとディストーションの使い方が重要です。特にワウは完全に踏み込まず、半開きの状態で使うことでギーザー特有の「うねり」を表現できます。また、アクティブベースを使う場合は、ミドルとベースを強調し、トレブルを適度に抑えるセッティングが効果的です。音量を上げ過ぎず、適度なゲインで歪みを得ることも重要なポイントです。

しかし、ギーザー自身は特定の機材に依存するというよりも、音楽表現を第一に考えるアプローチを取っています。彼のキャリアを通じて様々な機材を使用してきましたが、一貫して自分の音楽性を表現できるものを選んでいます。実際、ギーザーはインタビューで「機材よりも演奏技術と音楽性が大切」という考えを示しており、指の力加減や奏法の微妙なニュアンスこそが本質的だと主張しています。彼のベースラインの特徴である「歩くベース」の要素と重厚なリフは、どんな機材を使っても彼独自のスタイルとして認識できます。これはつまり、完璧な機材を揃えることよりも、基本的な奏法とフレージングを理解し、音楽的感性を磨くことが、真のギーザー・バトラーサウンドに近づく近道だということを教えてくれています。

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