【The Police・Sting】風サウンドの作り方+ベース使用機材セッティングのまとめ|アンプ・エフェクター・音作り解説

bass

【The Police・Sting】風サウンドの作り方+ベース使用機材セッティングのまとめ|アンプ・エフェクター・音作り解説

【Sting】The Police 始めに

Sting(本名:Gordon Matthew Thomas Sumner)は、The Policeのベーシスト兼ボーカリストとして活躍しました。彼のベーススタイルは、レゲエのリズム感とジャズの要素を取り入れた独創的なもので、特にハイポジションでの演奏や跳ねるようなリズムパターンが特徴的です。代表曲「Walking on the Moon」や「Message in a Bottle」では、スペース感のある演奏でバンドサウンドを支え、「Roxanne」では強いグルーヴを生み出しています。使用ベースは主にFender Precision Bassで、その明瞭なサウンドがThe Policeの音楽性を形作りました。バンドはロック、レゲエ、ジャズ、パンクなど多様なジャンルを融合させた独自のスタイルで、Stingの個性的なベースラインがその音楽的多様性を支える重要な要素となっています。

YouTubeでStingのプレイをチェック → こちら

使用アンプ一覧と特徴【The Police・Sting】

Stingは主にThe Police時代、Marshall Super Bass 100W、Ampeg SVT、Mesa/Boogie 400+を使用していました。とりわけMarshall Super Bass 100Wは初期の鮮明でパンチの効いたロックサウンドを作り出すのに活用され、ライブでの安定性も評価していました。 一方、レコーディングではAmpeg SVTの温かみのある太いサウンドを好み、特に低域の豊かさと中域の存在感を求める曲で重宝しました。Mesa/Boogie 400+はクリアな高域とタイトな低域を両立させ、後期の洗練された音作りに貢献しています。 ソロ活動開始後はGallien Kruegerなどのより現代的なアンプにも移行し、ジャズ的要素を含むより繊細なサウンドを追求。バンド時代のロック志向からよりニュアンス豊かな表現へと進化させました。 The Policeの特徴的なレゲエ風リズムや複雑なベースラインを支えたのは、これらのアンプによる中低域の存在感と高域の抜けの良さであり、Stingのプレイスタイルと相まって独自のサウンドを確立しました。

使用アンプ機材表【The Police・Sting】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Gallien-Krueger Gallien-Krueger The Police Sting The Policeでの使用アンプ 検索 検索 検索 検索 検索
Trace Elliot Trace Elliot The Police Sting ソロ活動でも使用 検索 検索 検索 検索 検索
Marshall Marshall The Police Sting 初期の頃に使用していたアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
100W Amplifier Carlsbro The Police Sting 初期のアンプの一つ 検索 検索 検索 検索 検索
SWR SWR The Police Sting ソロ活動時に使用したベースアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
Eden Eden The Police Sting 近年のソロ活動で使用 検索 検索 検索 検索 検索

使用ベースの種類と特徴【The Police・Sting】

Stingが主に使用していたのは「Fender Precision Bass」で、そのシンプルなトーンとパンチの効いたサウンドがThe Policeのレゲエ風リズムに最適でした。特にサンバーストカラーの1955年製モデルを多用し、中域の張りと適度なアタック感が特徴です。 また「Music Man StingRay」もサブ機として愛用しており、アクティブ回路によるパワフルな音色と強いアタック感が得られます。ピックアップはシングルコイルが基本ですが、ハムバッカー搭載モデルも使用。 他にも独特のシルエットを持つ「Steinberger L2」や「KMD」、「Ibanez Musician」なども使用しています。Stingのベース音は低域と中域のバランスが絶妙で、歌うようなフレーズからアグレッシブなプレイまで幅広い表現を可能にしています。

使用ベース機材表【The Police・Sting】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト ベースの種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Fender Precision Bass Fender The Police Sting PBタイプ 主にThe Police時代に使用 検索 検索 検索 検索 検索
Steinberger XL-2 Steinberger The Police Sting ヘッドレス ソロ活動時に使用 検索 検索 検索 検索 検索
Ibanez Musician Bass Ibanez The Police Sting アクティブ The Police時代に使用 検索 検索 検索 検索 検索
Spector NS-2JA Spector The Police Sting アクティブJB ソロ活動初期に使用 検索 検索 検索 検索 検索
Washburn Force ABT B-50 Washburn The Police Sting アクティブ ツアーでも使用 検索 検索 検索 検索 検索
Gibson Thunderbird Gibson The Police Sting サンダーバード ライブで時々使用 検索 検索 検索 検索 検索
Hamer Prototype Bass Hamer The Police Sting カスタム 特注モデル 検索 検索 検索 検索 検索

使用エフェクターとボード構成【The Police・Sting】

スティングのベースサウンドは、The Police時代からシンプルながらも特徴的でした。彼のベースプレイの中心となったのはFenderのPrecision Bassで、エフェクトはシンプルな構成を好みました。主にMXR Phase 90を使用してフェイザーサウンドを取り入れ、これが「Walking on the Moon」や「Message in a Bottle」などの楽曲で印象的なサウンドを生み出しています。また、ディストーションやコーラスも時折使用し、必要に応じてEQで音を調整していました。スティングのエフェクト哲学は「必要最小限」であり、テクニックと表現力を重視した演奏スタイルが特徴です。ソロ活動に入ってからも基本的にはシンプルなセットアップを維持しながら、状況に応じて洗練されたサウンドづくりを追求しています。

使用エフェクター機材表【The Police・Sting】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト エフェクターの種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Mutron III Musitronics Corporation The Police Sting エンベロープフィルター ライブでよく使用 検索 検索 検索 検索 検索
SansAmp Bass Driver DI Tech 21 The Police Sting プリアンプ ベースサウンドの基本として愛用 検索 検索 検索 検索 検索
Octave Multiplexer Electro-Harmonix The Police Sting オクターバー 低音の厚みを加えるのに使用 検索 検索 検索 検索 検索
MXR Phase 90 MXR The Police Sting フェイザー 特徴的なサウンドに貢献 検索 検索 検索 検索 検索
Blue Box MXR The Police Sting オクターブファズ 特殊な音色作りに使用 検索 検索 検索 検索 検索
Chorus Ensemble CE-1 BOSS The Police Sting コーラス The Police時代から使用 検索 検索 検索 検索 検索
DM-1 Delay Machine MXR The Police Sting ディレイ 空間系エフェクトとして活用 検索 検索 検索 検索 検索

音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【The Police・Sting】

スティングのベースサウンドは、明るくパンチの効いた特徴的な音色が魅力です。彼のEQセッティングは中域(800Hz〜1.5kHz)をやや持ち上げ、低域(60Hz〜100Hz)はタイトに保つことで歌とぶつからない音作りをしています。The Policeのレコーディングでは、ベースに軽いコンプレッションをかけ、アタック時間を30ms程度、レシオ4:1前後に設定することで、スラップ奏法の際もダイナミクスを保ちながら音量の安定を図っていました。

楽曲のスタイルによってセッティングを使い分け、「Roxanne」ではミッドレンジを強調した歪み感のある音色、「Walking on the Moon」では低域を豊かにした丸みのあるトーンを作り出しています。ライブではFender Jazz Bassのピックアップセレクターを両方オンにしつつ、フロントピックアップの音量を7割程度にすることで、バンドミックスでの存在感を確保していました。ミックス段階では200Hz付近を少しカットし、5kHz付近を持ち上げて指弾きの質感を強調する処理も行われていました。

ステレオミックスでは、ベースは中央に定位させながらも、エフェクターを通した信号を左右に薄く広げる手法も取り入れていました。Andy Summersのギターとの干渉を避けるため、ベースの400Hz〜700Hz帯域はやや控えめに、100Hz以下と2kHz以上を適度に持ち上げるEQバランスが好まれていました。こうしたアプローチにより、3ピースながらもスペースを感じさせる音響空間を実現し、ベースが単なるリズム楽器ではなく旋律的な要素としても機能するサウンドが完成しました。

比較的安価に音を近づける機材【The Police・Sting】

Stingの特徴的なベースサウンドは、主に使用していたFenderのPrecision Bassとピック奏法に由来します。比較的安価に近づけるには、まずSquier Affinity PBかVintage Modified PBがおすすめです。ピックアップを改造せずとも、丸みのある太い音を活かしてフラットワウンド弦を装着すると近い音色に近づけることができます。

エフェクターについては、まずはコンプレッサーを導入するとStingのタイトな音作りに近づけます。MXR Dyna CompやBEHRINGERのCompressor/Sustainerなどがコストパフォーマンス良好です。Walkingベースラインを強調するなら、軽いコーラスエフェクトも有効で、初心者にも扱いやすいTC Electronic CoronaなどがStingサウンドへの第一歩になります。

アンプについては高額なAmpeg SVTシリーズではなく、Fender Rumbleシリーズの25や40などの小型アンプでも十分近い音が作れます。EQはミッドをやや抑えめに設定し、ベースとトレブルを少し持ち上げることで、The Policeの楽曲で聴こえるStingのパンチの効いた音色に近づけることができます。トーンダイヤルを少し絞ると、さらにヴィンテージ感が増すでしょう。

比較的安価に音を近づける機材表【The Police・Sting】

種類 機材名 メーカー アーティスト ベーシスト 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
BEGIN_ROWS undefined undefined The Police Sting 検索 検索 検索 検索 検索
種類 機材名 メーカー The Police Sting 備考 検索 検索 検索 検索 検索
ベース Affinity Precision Bass Squier The Police Sting Stingサウンドの基本形、コスパ良好 検索 検索 検索 検索 検索
ベース Vintage Modified Precision Bass Squier The Police Sting よりビンテージ感のある選択肢 検索 検索 検索 検索 検索
フラットワウンド弦 The Police Sting 丸みのある太い音に近づける 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクター Dyna Comp MXR The Police Sting Stingのタイトな音作りに貢献 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクター Compressor/Sustainer BEHRINGER The Police Sting コストパフォーマンス良好なコンプレッサー 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクター Corona TC Electronic The Police Sting 初心者向けコーラス、Walking Bass用 検索 検索 検索 検索 検索
アンプ Rumble 25/40 Fender The Police Sting 小型でもStingサウンドに近づけられる 検索 検索 検索 検索 検索
END_ROWS undefined undefined The Police Sting 検索 検索 検索 検索 検索

総括まとめ【The Police・Sting】

スティングのベースプレイスタイルと音作りの核心は、シンプルさとメロディアスな表現にあります。彼はジャズやレゲエの影響を受けたプレイで、特にThe Policeではパンクとレゲエを融合させた独特のグルーヴを生み出しました。技術的には常に右手のピッキングにこだわり、力強いアタックと抜けの良さが特徴です。特筆すべきは、彼が作曲家としての感性をベースプレイに活かし、単なるリズム楽器ではなく、メロディックな要素を持つ演奏を展開したこと。そのサウンドはバンドサウンド全体を特徴づけ、多くのミュージシャンに影響を与えています。 スティングのベーストーンを再現するポイントは、クリアで輪郭のはっきりした音を目指すことです。フラットワウンド弦の使用と指弾きではなくピック奏法を採用することが重要です。音作りでは中高域を少し持ち上げ、低域は締まりのある設定にすることで、バンドサウンドの中で埋もれないクリアな音が得られます。エフェクトはシンプルに、コンプレッサーとコーラスを適度に使うことでThe Police時代のサウンドに近づけることができるでしょう。彼の演奏スタイルの特徴であるレゲエ的なリズム感と、アクセントを効かせたフレージングも再現のカギとなります。 スティングの音楽哲学で最も重要なのは、機材への過度な依存ではなく演奏者自身の個性を表現することです。彼自身、様々な楽器を試しながらも自分の音楽性を追求し続けました。どんな機材を使っても、スティング独自のフレージングやリズム感、音楽的センスが彼のアイデンティティを形成しています。技術的なスキルよりも音楽性を重視する姿勢は、多くのベーシストに影響を与えました。機材は表現の手段であり、目的ではないという彼の姿勢は、ベーシストとして学ぶべき重要な教訓です。結局のところ、機材選びよりも自分自身の音楽的アイデアを発展させることが、独自性のある演奏につながるのです。

本記事参照サイト【The Police・Sting】

本記事は下記公式サイト等を参照して作成しています。

タイトルとURLをコピーしました