【System of a Down・Shavo Odadjian】風サウンドの作り方+ベース使用機材セッティングのまとめ|アンプ・エフェクター・音作り解説

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【System of a Down・Shavo Odadjian】風サウンドの作り方+ベース使用機材セッティングのまとめ|アンプ・エフェクター・音作り解説

【Shavo Odadjian】System of a Down 始めに

アルメニア系アメリカ人ベーシストのShavo Odadjianは、オルタナティブメタルバンドSystem of a Downの独特なサウンドを支える重要な存在です。彼のプレイスタイルは重厚なローエンドと攻撃的なピック奏法が特徴で、オーバードライブを効かせた歪んだ音色と正確なリズムキープにより、バンドの複雑なリズムパターンを下支えしています。「Toxicity」や「B.Y.O.B.」などの代表曲では、激しいヘヴィさと民族的要素を組み合わせた独創的なベースラインを展開。System of a Downの政治的メッセージとアルメニア民族音楽の影響を取り入れた実験的サウンドにおいて、Shavoのベースは単なるリズムセクションを超え、サウンドの核となる重要な役割を果たしています。

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使用アンプ一覧と特徴【System of a Down・Shavo Odadjian】

Shavo Odadjianは、初期のSystem of a Downではメサ/ブギーの400+アンプを使用していました。その後、キャリアの大半でAshdownアンプに移行し、特に「ABM-900」および「CTM-300」を愛用してきました。2022年には彼の名を冠した「Ashdown SO-1200 System Of A Down」シグネチャーベースアンプを発表。このアンプはShavo特有の重厚な低域とアグレッシブなサウンドを実現するために設計されています。 音の特徴としては、太く歪んだトーンが特徴的で、バンドの独特なヘビーサウンドの核となっています。レコーディングではクリーンなトーンから中域を強調した歪みまで幅広く使い分け、ライブではよりアグレッシブで存在感のある音作りを心がけています。 アンプセッティングでは、ミッドレンジを比較的控えめにし、低域と高域を強調したドンシャリ系の設定を好む傾向があります。特に「Toxicity」や「B.Y.O.B.」などの代表曲では、彼の重低音とアタック感のあるトーンが曲の推進力となっています。

使用アンプ機材表【System of a Down・Shavo Odadjian】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
SVT-4PRO AMPEG System of a Down Shavo Odadjian ヘッド。System of a Downのレコーディングとライブで愛用 検索 検索 検索 検索 検索
SVT-810E AMPEG System of a Down Shavo Odadjian 8×10インチのキャビネット。重低音を支える 検索 検索 検索 検索 検索
Ashdown ABM-1200-EVO IV Ashdown System of a Down Shavo Odadjian 初期の頃に使用していたヘッドアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
SWR SWR System of a Down Shavo Odadjian 初期に使用していたアンプの一つ 検索 検索 検索 検索 検索
SO-1200 Ashdown System of a Down Shavo Odadjian Shavoシグネチャーモデルのベースアンプ。1200W出力 検索 検索 検索 検索 検索
Gallien-Krueger Gallien-Krueger System of a Down Shavo Odadjian キャリア初期に使用していたアンプの一つ 検索 検索 検索 検索 検索
SansAmp Bass Driver DI Tech 21 System of a Down Shavo Odadjian 歪みとサウンドキャラクターに使用 検索 検索 検索 検索 検索
DBX 160X DBX System of a Down Shavo Odadjian コンプレッサー。タイトな音作りに貢献 検索 検索 検索 検索 検索

使用ベースの種類と特徴【System of a Down・Shavo Odadjian】

Shavoのメイン機はGibson Thunderbird Bassで、独特な形状と太く暴力的な音色が特徴です。Thunderbirdの9弦バージョンも使用し、その重厚な低音がSystem of a Downのサウンドを支えています。サブとしてIbanez BTB 5弦ベース、特にBTB405QMモデルも愛用。これらのベースには主にDuncan Designed HBピックアップを搭載しています。 音色面では、強烈なアタック感と太い低域が特徴的で、中域の張りも十分。特にGibsonは歪ませても音が埋もれない特性があり、バンドの激しいメタルサウンドに最適です。演奏スタイルとしては指弾きよりピック奏法が主体で、アグレッシブなアタック感を強調しています。これらの特徴がSystem of a Downの重厚かつ個性的なサウンドを形成しています。

使用ベース機材表【System of a Down・Shavo Odadjian】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト ベースの種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Gibson Thunderbird Gibson System of a Down Shavo Odadjian 4弦 メインのベース。特徴的なボディ形状 検索 検索 検索 検索 検索
Gibson Thunderbird Custom Gibson System of a Down Shavo Odadjian 4弦 Fishman PowerBridge搭載 検索 検索 検索 検索 検索
Thunderbird Bass Warwick System of a Down Shavo Odadjian 4弦 ライブでも使用 検索 検索 検索 検索 検索
G&L SB-2 G&L System of a Down Shavo Odadjian 4弦 クリアーなサウンド 検索 検索 検索 検索 検索
KILOTON Gibson System of a Down Shavo Odadjian 4弦 2017年発表のThunderbirdのモダンモデル 検索 検索 検索 検索 検索
Warwick Stryker Warwick System of a Down Shavo Odadjian 4弦 ドイツ製モデル 検索 検索 検索 検索 検索

使用エフェクターとボード構成【System of a Down・Shavo Odadjian】

Shavo Odadjianは、System of a Downの特徴的な重厚なベースサウンドを生み出すために、シンプルながら効果的なエフェクト構成を採用しています。中心となるのはAshdownのアンプと歪み系エフェクトで、ベースに強いミッドレンジとパンチのある低域を与えています。特にディストーションはSystem of a Downの攻撃的な楽曲において重要な役割を果たしており、ギターとドラムの間を埋める太いサウンドを形成。また、彼のサウンドの特徴としてワウペダルの使用もあり、楽曲の中で効果的に使い分けています。基本的なセットアップはシンプルであるものの、バンドのヘヴィなサウンドの中で存在感を示すための工夫が見られます。

使用エフェクター機材表【System of a Down・Shavo Odadjian】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト エフェクターの種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
ProCo RAT ProCo Sound System of a Down Shavo Odadjian ディストーション 歪みのかかった特徴的な音作りに使用 検索 検索 検索 検索 検索
SansAmp Bass Driver DI Tech 21 System of a Down Shavo Odadjian プリアンプ バンドのバスサウンド形成に重要なロール 検索 検索 検索 検索 検索
Boss ODB-3 Boss System of a Down Shavo Odadjian オーバードライブ バスに特化したオーバードライブペダル 検索 検索 検索 検索 検索
Boss TU-2 Chromatic Tuner Boss System of a Down Shavo Odadjian チューナー ライブパフォーマンスで使用する定番チューナー 検索 検索 検索 検索 検索
Ashdown ABM-900 EVO III Ashdown System of a Down Shavo Odadjian プリアンプ Ashdownとのエンドースメント契約あり 検索 検索 検索 検索 検索
MXR M80 Bass D.I.+ MXR System of a Down Shavo Odadjian プリアンプ ディストーションとクリーンチャンネルの切り替えが可能 検索 検索 検索 検索 検索

音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【System of a Down・Shavo Odadjian】

Shavoは低域を重視したエネルギッシュなベーストーンを作り出します。基本的なEQ設定は低域(80-100Hz)を+3dB程度ブーストし、中低域(250-400Hz)をやや抑えて、中域(800Hz-1kHz)を+2dB程度持ち上げています。アンプはAshdown製を愛用し、そのウォームで太い音色と歪みを活かしたサウンドが特徴的です。特に「Toxicity」や「B.Y.O.B.」では、この設定をベースに低域のパンチ感を強調しています。

楽曲によってセッティングを微調整し、重厚なトラックでは低域をさらに強調します。例えば「Chop Suey!」ではミッドレンジ(600-800Hz)を少し削り、代わりにハイミッド(1.5-2kHz)をブーストして抜けを確保しています。歪みの強い楽曲ではコンプレッサーの比率を4:1前後に設定し、アタックを速め(2-5ms)、リリースは中程度(100-150ms)に調整してタイトさを維持しています。

ミックスでは、ベースは中央に定位させながらも、低域はモノラルに近く、中高域は若干広がりを持たせる処理が施されています。Serj Tankianのボーカルとの周波数バッティングを避けるため、3-5kHz帯域はベースではカットされることが多いです。また、多くのSystem of a Downの楽曲ではベースにサチュレーションが加えられ、特に「Aerials」や「Sugar」では、低域の明瞭さを保ちつつ中域に温かみのある歪みが付加されています。

比較的安価に音を近づける機材【System of a Down・Shavo Odadjian】

Shavo Odadjianのベース音は、ゲインの効いた攻撃的でパンチのある音が特徴です。彼が使用するGibson Thunderbirdは高価ですが、Epiphone Thunderbirdが手頃な価格で似た雰囲気を出せます。また、音の太さと明瞭さを両立させるためにフラットワウンド弦やステンレス弦を検討すると良いでしょう。

アンプに関しては、Ashdown製の専用モデルがありますが、予算を抑えるならAmpeg SVTシリーズの小型モデルやFenderの真空管アンプでも代用可能です。エフェクターでは、SansampベースドライバーやBehringerのBDI21などのプリアンプ系が低コストながら彼の音作りの基盤となるオーバードライブ感を再現できます。

音作りの重要ポイントは、中低域を厚めに、高域を少し持ち上げ、中域を若干カットする設定です。アンプのゲインを少し上げて歪ませつつ、プリアンプでさらに歪みを加えることで、彼特有の攻撃的かつ明瞭なトーンに近づけることができます。最終的にはピッキングの強さも重要なので、強めに弦を叩くプレイスタイルも意識しましょう。

比較的安価に音を近づける機材表【System of a Down・Shavo Odadjian】

種類 機材名 メーカー アーティスト ベーシスト 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
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種類 機材名 メーカー System of a Down Shavo Odadjian 備考 検索 検索 検索 検索 検索
ベース Epiphone Thunderbird Epiphone System of a Down Shavo Odadjian Gibsonの廉価版、Shavoが使用するThunderbirdの雰囲気を安価に再現 検索 検索 検索 検索 検索
フラットワウンド弦 System of a Down Shavo Odadjian 音の太さと明瞭さを両立 検索 検索 検索 検索 検索
ステンレス弦 System of a Down Shavo Odadjian 音の太さと明瞭さを両立 検索 検索 検索 検索 検索
アンプ SVTシリーズ小型モデル Ampeg System of a Down Shavo Odadjian Ashdown製専用モデルの代用として 検索 検索 検索 検索 検索
アンプ 真空管アンプ Fender System of a Down Shavo Odadjian Ashdown製専用モデルの代用として 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクター ベースドライバー Sansamp System of a Down Shavo Odadjian オーバードライブ感を再現可能 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクター BDI21 Behringer System of a Down Shavo Odadjian 低コストで基本的なオーバードライブ感を再現可能 検索 検索 検索 検索 検索
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総括まとめ【System of a Down・Shavo Odadjian】

Shavo Odadjianのベースサウンドの核心は、力強いミッドレンジにある。彼のトーンは、システム・オブ・ア・ダウンの音楽的アイデンティティを形作る重要な要素となっている。彼は特にピッキングの強さとアタックの鋭さでそのサウンドを生み出しており、弦を強く弾くことで生まれる倍音の豊かさと太さが特徴だ。彼のベースラインは単にバンドを支えるだけでなく、時に曲の主役として前面に出ることもある。特徴的なのは、重厚なローエンドと歪みを伴うミッドレンジの組み合わせで、これによりバンドのヘヴィさとエネルギッシュさを下支えしている。彼のプレイスタイルはテクニカルというよりも、リズミカルでパワフルなアプローチを重視しており、そのダイナミックな演奏はバンドの民族的要素とメタルの融合という独自性を強化している。

彼のサウンドを再現するためのポイントはいくつかある。まず、ピッキングハンドの技術が重要で、強く弾くことでサウンドに特徴的なアタックと圧力をもたらしている。EQ設定においては、ミッドレンジ(特に500Hz〜1kHz帯域)を強調し、適度な低域と高域を加えることで、パンチがありながらも明瞭さを保つトーンを実現できる。彼のサウンドを特徴づけるもう一つの要素は、適度な歪みの使用だ。しかし、過剰な歪みではなく、ベース音の基本的な太さと明瞭さを損なわないレベルでの使用が鍵となる。また、彼の演奏においては、リズムパターンとグルーヴ感の理解も重要で、特にドラマーとの緊密な相互作用を意識することが、バンドのタイトなサウンドの再現につながる。

重要なのは、機材への過度の依存を避け、プレイスタイルとアプローチに焦点を当てることだ。確かにShavo独自の機材セットアップは彼のサウンド形成に寄与しているが、彼のエネルギッシュなプレイングスタイルと音楽的センスこそが本質だ。どんなベースやアンプであっても、強いピッキング、適切なEQ設定、そして何よりもバンドの音楽性への深い理解があれば、彼のサウンドの本質に近づくことができる。また、彼の特徴的なステージプレゼンスやエネルギーも、単なる音色だけでなく、リスナーに与える全体的な印象において重要な役割を果たしている。結局、System of a Downのユニークなサウンドへの貢献は、特定の機材よりも、彼の音楽的なビジョンとパッションによるところが大きいのである。

本記事参照サイト【System of a Down・Shavo Odadjian】

本記事は下記公式サイト等を参照して作成しています。

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