【Blue Murder・Tony Franklin】風サウンドの作り方+ベース使用機材セッティングのまとめ|アンプ・エフェクター・音作り解説

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【Blue Murder・Tony Franklin】風サウンドの作り方+ベース使用機材セッティングのまとめ|アンプ・エフェクター・音作り解説

【Tony Franklin】Blue Murder 始めに

トニー・フランクリンは「フレットレス・モンスター」と呼ばれる卓越したフレットレスベーシストです。80年代後半に結成されたハードロックバンド「Blue Murder」では、ジョン・サイクスらと共演し、その唸るようなフレットレスサウンドで存在感を示しました。フランクリンのプレイスタイルは、ロックの力強さとジャズのメロディセンスを融合させた独自のものであり、「Valley of the Kings」や「Jelly Roll」などの楽曲では、低音の轟きと歌うようなフレーズが絶妙に調和しています。Blue Murderの音楽性は、ヘヴィなギターリフとフランクリンの流動的なベースラインが絡み合い、メロディアスでありながらも重厚なハードロックサウンドを確立。彼のLa Bella製フラットワウンド弦を使用したフレットレスベースの音色は、バンドのサウンドに独特の深みと表現力をもたらしました。

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使用アンプ一覧と特徴【Blue Murder・Tony Franklin】

トニー・フランクリンは、フレットレスベースの巨匠として知られ、Blue Murderでの活動でも独特のフレットレス・サウンドを響かせました。彼のアンプ選びは、フレットレスの温かみのある音色を最大限に引き出すことに重点が置かれています。 主にAmpeg SVT-4 ProとTraceElliot AH1200を愛用しており、特にAmepgは太く芯のある低域と豊かなミッドレンジが特徴です。このアンプによって彼のフレットレスベースの歌うような音色が実現されています。 レコーディングではSWR SM-900とSM-400も使用し、繊細なニュアンスを捉えた録音を可能にしています。ライブではより力強い音圧と安定性を重視し、Amepgを中心としたセットアップを好みます。 彼の音作りの特徴は、中低域の暖かさと豊かな倍音成分にあり、フレットレスベースならではの表現力を最大限に引き出す音響設計を追求しています。バンド内での埋もれない存在感と同時に、メロディアスなフレーズも明瞭に表現できるバランスの取れたサウンドが魅力です。

使用アンプ機材表【Blue Murder・Tony Franklin】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
SWR SWR Blue Murder Tony Franklin Blue Murderのライブ、レコーディングで使用 検索 検索 検索 検索 検索
Ampeg SVT-4 Pro Ampeg Blue Murder Tony Franklin ツアーでよく使用するアンプヘッド 検索 検索 検索 検索 検索
Ampeg SVT-810E Ampeg Blue Murder Tony Franklin 8×10インチスピーカーキャビネット 検索 検索 検索 検索 検索
Tech 21 SansAmp Bass Driver DI Tech 21 Blue Murder Tony Franklin 直接接続時のプリアンプとして使用 検索 検索 検索 検索 検索
Trace Elliot Trace Elliot Blue Murder Tony Franklin キャリア初期に使用していたアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
Gallien-Krueger Gallien-Krueger Blue Murder Tony Franklin 様々なセッションで使用するアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
Aguilar Aguilar Blue Murder Tony Franklin 最近のライブやレコーディングで使用 検索 検索 検索 検索 検索

使用ベースの種類と特徴【Blue Murder・Tony Franklin】

トニー・フランクリンはBlue Murderでの活動や多くのセッションワークで知られる「フレットレスの魔術師」です。彼のメイン楽器は「Fender Tony Franklin Fretless Precision Bass」で、通常のPベースに加えJベース用のブリッジピックアップを搭載したP-Jタイプの構成となっています。 特徴的な音色としては、フレットレスならではの滑らかな音の繋がりと暖かみのある中低域が豊かで、Pピックアップで太い低域の量感を、Jピックアップで明瞭な中高域のアタックをコントロールできます。彼のベースには指板にエポキシ樹脂が塗られており、持続音の長さとパンチのある音質を実現。 サブ機としてはヤマハやスタインバーガー、アレンビックなども使用していますが、彼の個性的なフレットレスサウンドを支える要は、その確かな演奏技術と独自の音作りにあります。

使用ベース機材表【Blue Murder・Tony Franklin】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト ベースの種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Tony Franklin Fretless Precision Bass Fender Blue Murder Tony Franklin フレットレスPB シグネチャーモデル 検索 検索 検索 検索 検索
Fender Precision Bass Fender Blue Murder Tony Franklin PB フレットレス仕様 検索 検索 検索 検索 検索
Fodera Tony Franklin Signature Fodera Blue Murder Tony Franklin フレットレスベース シグネチャーモデル 検索 検索 検索 検索 検索
Blue Murder Bass 不明 Blue Murder Tony Franklin フレットレスベース Blue Murder在籍時に使用 検索 検索 検索 検索 検索
RTL-22 Fernandes Blue Murder Tony Franklin フレットレス5弦 シグネチャーモデル 検索 検索 検索 検索 検索
Tony Franklin Fretted Bass Fender Blue Murder Tony Franklin PB フレット付きシグネチャーモデル 検索 検索 検索 検索 検索

使用エフェクターとボード構成【Blue Murder・Tony Franklin】

トニー・フランクリンはフレットレスベースの名手として知られ、Blue Murder時代のサウンドは唸るようなフレットレスベースの温かみと抜けの良さが特徴です。彼のエフェクトボードは比較的シンプルですが、効果的な構成となっています。ベースラインの表現力を高めるため、コンプレッサーやコーラスを使用し、音の輪郭をはっきりさせながらも豊かな響きを生み出しています。特にフレットレスベースの持ち味であるサスティンと滑らかな音色を損なわないよう、エフェクトの使用量を絶妙に調整しているのが特徴です。またライブでは状況に応じてイコライザーを活用し、バンドサウンド全体とのバランスを取りながら低音の存在感を確保。テクニカルなプレイスタイルとエフェクト設定の絶妙な組み合わせにより、ロックからフュージョンまで幅広いジャンルで存在感を発揮しています。

使用エフェクター機材表【Blue Murder・Tony Franklin】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト エフェクターの種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
SansAmp Bass Driver DI Tech 21 Blue Murder Tony Franklin ダイレクトボックス 定番のベース用DIボックス 検索 検索 検索 検索 検索
MXR M87 Bass Compressor MXR Blue Murder Tony Franklin コンプレッサー ベース用コンプレッサー 検索 検索 検索 検索 検索
Boss ODB-3 Bass OverDrive Boss Blue Murder Tony Franklin オーバードライブ ベース専用オーバードライブ 検索 検索 検索 検索 検索
TC Electronic Polytune 2 TC Electronic Blue Murder Tony Franklin チューナー ポリフォニックチューナー 検索 検索 検索 検索 検索
Dunlop Cry Baby 105Q Bass Wah Dunlop Blue Murder Tony Franklin ワウペダル ベース用ワウペダル 検索 検索 検索 検索 検索
EBS MultiComp EBS Blue Murder Tony Franklin コンプレッサー スウェーデン製高品質コンプレッサー 検索 検索 検索 検索 検索

音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【Blue Murder・Tony Franklin】

Tony Franklinは、Blue Murderでの重厚な低音を実現するために、フレットレスベースの特性を活かした独自のセッティングを行っています。
基本的なEQでは、低域(80Hz付近)をやや持ち上げ、中域(800Hz)を少し削り、高域(3kHz以上)を強調することで、あのパンチと艶のあるトーンを生み出しています。
スタジオ録音では、La Bella Flat Wound弦とアンプを組み合わせ、さらにコンプレッサーを2:1の比率で軽くかけることで、サステインを維持しながらも音の輪郭をしっかり残します。

楽曲によってセッティングを使い分け、「Valley of the Kings」などの重厚なトラックでは低中域(200-400Hz)を厚くし、「Jelly Roll」のようなファンキーな曲では1kHz付近を持ち上げてアタック感を強調しています。
多くの場合、ミックス時には低域を50-60Hzでハイパスフィルターをかけつつ、100-120Hzをブーストして存在感を出しています。
ライブでは状況に応じてミッドレンジ(500-700Hz)を調整し、バンドの他の楽器との分離感を高めています。

特徴的なのは、フレットレスベースのサウンドを際立たせるミックス処理です。
スタジオでは、ベース音源を二つのチャンネルに分け、一方はDIでクリーンな信号を取り、もう一方はアンプを通した温かみのある音を録音しています。
これらを絶妙なバランスでブレンドし、DIには400Hz付近にノッチフィルターを、アンプ音には2kHz付近を持ち上げる処理を施します。
最終的に、ステレオイメージ内では中央よりやや左に定位させることが多く、ドラムのキックと完璧に溶け合うよう計算されています。

比較的安価に音を近づける機材【Blue Murder・Tony Franklin】

Blue Murderでのフレットレスベースの名手Tony Franklinの音を手頃に再現するには、まずフレットレスPベースかJベースのコピーモデルを選びましょう。Squier VMシリーズのフレットレスや中古のフレットレスベースは5〜8万円程度で入手でき、フレット溝にエポキシ樹脂を埋めた自作フレットレスも選択肢です。フラットワウンド弦を装着すれば、あの特徴的な唸るようなフレットレスサウンドに近づきます。

エフェクターではコンプレッサーとオーバードライブの組み合わせが鍵となります。手頃な価格帯ではZoom B1Fourなどのマルチエフェクターでコンプとドライブの組み合わせを試すか、MXR Bass CompressorとBOSS ODB-3の組み合わせが実用的です。タッチの強弱で表情を変えられるよう、コンプの設定はアタックをやや遅めに調整しましょう。

アンプはソリッドステートの500W以上のパワーアンプと10〜12インチのスピーカーを2発以上搭載したキャビネットの組み合わせが理想ですが、予算を抑えるならAmpeg BA-112など実用的なコンボアンプで十分です。EQ設定はミッドを少し持ち上げ、低域と高域を適度に出すことで、あのうねるようなフレットレスサウンドの基礎が作れます。

比較的安価に音を近づける機材表【Blue Murder・Tony Franklin】

種類 機材名 メーカー アーティスト ベーシスト 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
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種類 機材名 メーカー Blue Murder Tony Franklin 備考 検索 検索 検索 検索 検索
ベース Squier VMシリーズフレットレス Squier Blue Murder Tony Franklin 5〜8万円程度 検索 検索 検索 検索 検索
ベース 中古フレットレスベース 各社 Blue Murder Tony Franklin 5〜8万円程度 検索 検索 検索 検索 検索
フラットワウンド弦 各社 Blue Murder Tony Franklin フレットレスサウンド用 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクター Zoom B1Four ZOOM Blue Murder Tony Franklin マルチエフェクター 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクター MXR Bass Compressor MXR Blue Murder Tony Franklin コンプレッサー 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクター ODB-3 BOSS Blue Murder Tony Franklin オーバードライブ 検索 検索 検索 検索 検索
アンプ BA-112 Ampeg Blue Murder Tony Franklin コンボアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
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総括まとめ【Blue Murder・Tony Franklin】

Tony Franklinのベースプレイは、フレットレスベースによる独特な音色と表現力が核となっている。「ファズ・ベーシスト」とも呼ばれるように、クリーンなフレットレスサウンドにファズを組み合わせた革新的なトーンを創り出した。Blue Murder時代には、その特徴的なサウンドが楽曲の重厚感を支え、ハードロックの文脈の中に滑らかで歌うようなフレーズを融合させた。プレイスタイルの特徴として、右手の「プランピング奏法」があり、親指と人差し指で弦を挟み込むように弾くことで、パワフルかつ歌うようなサウンドを実現している。また、フレットレスならではの滑らかなビブラートやスライドを多用し、ロックの中にジャズやファンクの要素も取り入れた多彩な音楽性を表現している。

Tony Franklinサウンドを再現するには、フレットレスベースの特性を理解し、フレーズの繊細なニュアンスを表現することが重要だ。右手のプランピング奏法を習得し、弦を挟み込むように弾くことで音の立ち上がりとサステインのバランスを調整する。フレットレスならではのポジション感覚を養い、ビブラートやスライドのテクニックを磨くことも欠かせない。また、クリーンサウンドとファズの切り替えやミックスの使い分けが効果的で、ファズを使う際も原音の輪郭が失われないよう調整する。特にBlue Murderの楽曲では、John Sykesのギターとの絡みを意識し、リフの裏打ちやフィルインでメロディアスなフレーズを入れるタイミングを研究することで、バンドサウンド全体の中での役割を理解できる。

Tony Franklinは特定の機材に依存せず、どんな状況でも自分らしい表現ができる柔軟性を持っている。彼自身「重要なのは機材ではなく、音楽的なアイデアとそれを表現するテクニック」と語っているように、機材選びよりも演奏技術と音楽性を重視する姿勢が伺える。プロとして様々な現場で演奏するため、異なる機材環境でも一貫した音色を作り出せるよう、右手のタッチやフレージングの工夫を凝らしている。また、音楽の文脈に合わせて音色や演奏スタイルを柔軟に変化させる適応力も持ち合わせており、それがセッションプレイヤーとしても高い評価を受けている理由だ。結局のところ、機材よりも「音楽をどう感じ、どう表現するか」という本質的な部分こそが、Tony Franklinサウンドの真髄といえる。

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