【Manic Street Preachers・Nicky Wire】風サウンドの作り方+ベース使用機材セッティングのまとめ|アンプ・エフェクター・音作り解説

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【Manic Street Preachers・Nicky Wire】風サウンドの作り方+ベース使用機材セッティングのまとめ|アンプ・エフェクター・音作り解説

【Nicky Wire】Manic Street Preachers 始めに

ニッキー・ワイヤーはウェールズ出身のオルタナティブロックバンド「Manic Street Preachers」のベーシストであり、作詞家としても活躍。当初はリズムギタリストだったが、リッチー・エドワーズの失踪後にベースに転向した。彼のプレイスタイルはパンクの影響を受けた力強いピッキングと、メロディアスなフレーズを特徴とする。Fenderジャズベースをメインに使用し、歌詞の政治的・知的メッセージを支える安定したリズム感が持ち味。「A Design For Life」や「If You Tolerate This Your Children Will Be Next」といった代表曲では、楽曲の土台となる安定したベースラインを提供しながら、バンドの文学的・政治的要素を含んだ複雑な音楽性を支えている。パンクの精神とクラシックロックの要素を融合させた独自のスタイルは、バンドの音楽的アイデンティティに不可欠な要素となっている。

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使用アンプ一覧と特徴【Manic Street Preachers・Nicky Wire】

A bass guitar reflected in blue light.
Photo by Alex Kolundzija on Unsplash

マニック・ストリート・プリーチャーズのニッキー・ワイヤーは、主にアンビルベースアンプを愛用していることで知られています。特に印象的なのはシルバーフェイスのアンビルアンプで、彼の特徴的な太くパンチの効いたベース音を支えています。 ライブでは力強い低音域と明瞭な中高域のバランスを重視したアンプセッティングを採用しており、バンドのオルタナティブロック/ポストパンク的なサウンドの土台を形成。特にブリティッシュロック特有の中域の存在感を大切にしています。 レコーディングでは状況に応じてアンプを使い分け、アルバムごとに少しずつ音色を変化させる工夫も。初期のより荒々しい音から、後期作品での洗練された音まで幅広い表現を可能にしています。 彼のサウンドの特徴は「ドンシャリ」というよりも、中低域に厚みがありながらも明瞭さを保った音作り。バンドの楽曲「Motorcycle Emptiness」や「If You Tolerate This Your Children Will Be Next」などの代表曲では、そのアンプの特性が遺憾なく発揮されています。

使用アンプ機材表【Manic Street Preachers・Nicky Wire】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
SVT-4PRO AMPEG Manic Street Preachers Nicky Wire 主にライブパフォーマンスで使用するベースアンプヘッド 検索 検索 検索 検索 検索
SVT-810E AMPEG Manic Street Preachers Nicky Wire 8×10インチスピーカーキャビネット、重厚な低音を実現 検索 検索 検索 検索 検索
Ashdown ABM-500 EVO IV Ashdown Manic Street Preachers Nicky Wire スタジオレコーディングでも使用するベースアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
Rickenbacker Transonic Rickenbacker Manic Street Preachers Nicky Wire 初期の頃に使用していたヴィンテージアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
Hartke HA3500 Hartke Manic Street Preachers Nicky Wire 一時期ツアーでバックアップとして使用 検索 検索 検索 検索 検索

使用ベースの種類と特徴【Manic Street Preachers・Nicky Wire】

a close up of a guitar with a plant in the background
Photo by Linus Belanger on Unsplash

マニック・ストリート・プリーチャーズのベーシスト、ニッキー・ワイヤーのメイン機材はFenderのJazz Bassです。彼のシグネチャーモデルであるホワイトカラーのJazzも展開されています。また、RickenbackerのBass 4003も愛用していることで知られ、特に初期のパンクロック色の強い時期に使用していました。 音色面では、Jazz Bassの2つのピックアップによる、中域の張りのある特徴的なサウンドが彼のプレイスタイルの基盤となっています。一方、Rickenbackerでは明瞭なアタックと抜けの良い高域が特徴で、バンドの初期の攻撃的なサウンドを支えました。 演奏スタイルとしては派手なテクニックよりも、楽曲を支える安定したリズムプレイを重視しており、それぞれのベースの音色特性を活かしたシンプルかつ効果的なプレイが持ち味です。

使用ベース機材表【Manic Street Preachers・Nicky Wire】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト ベースの種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Fender Precision Bass Fender Manic Street Preachers Nicky Wire PBタイプ ブラックフィニッシュの個体を多用 検索 検索 検索 検索 検索
Fender Jazz Bass Fender Manic Street Preachers Nicky Wire JBタイプ シグネチャーモデルあり 検索 検索 検索 検索 検索
Rickenbacker 4001 Rickenbacker Manic Street Preachers Nicky Wire 4弦 特徴的な外観と音色 検索 検索 検索 検索 検索
Gibson Thunderbird Gibson Manic Street Preachers Nicky Wire 4弦 ロック系のパワフルなサウンド 検索 検索 検索 検索 検索
Fender Jaguar Bass Fender Manic Street Preachers Nicky Wire 4弦 ショートスケールでのプレイも 検索 検索 検索 検索 検索
Hofner 500/1 Violin Bass Hofner Manic Street Preachers Nicky Wire ホロウ 時折使用するビンテージスタイル 検索 検索 検索 検索 検索

使用エフェクターとボード構成【Manic Street Preachers・Nicky Wire】

Manic Street Preachersのベーシスト、Nicky Wireのエフェクトセットアップは比較的シンプルです。彼はFender Jazz BassやRickenbacker 4001などを主に使用し、その音を補完するために厳選されたエフェクターを採用しています。特にBoss CEB-3 Bass Chorusを多用しており、バンドの代表曲「A Design For Life」や「If You Tolerate This」などで聴かれるエアリーで空間的なベースサウンドを生み出しています。また、ディストーションやファズも時折使用し、楽曲の激しさを演出する際に効果的に取り入れています。基本的に音色の骨格となるのはベース本体の特性を活かしつつ、エフェクターはあくまで補助的な役割として、楽曲の雰囲気やアレンジメントに応じて使い分けるアプローチを取っています。

使用エフェクター機材表【Manic Street Preachers・Nicky Wire】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト エフェクターの種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
MXR M-81 Bass Preamp MXR Manic Street Preachers Nicky Wire プリアンプ ベース用プリアンプペダル 検索 検索 検索 検索 検索
Electro-Harmonix Bass Big Muff Pi Electro-Harmonix Manic Street Preachers Nicky Wire ファズ ベース用ファズペダル 検索 検索 検索 検索 検索
Boss ODB-3 Bass Overdrive Boss Manic Street Preachers Nicky Wire オーバードライブ ベース用オーバードライブ 検索 検索 検索 検索 検索
MXR M82 Bass Envelope Filter MXR Manic Street Preachers Nicky Wire モジュレーション系 ベース用エンベロープフィルター 検索 検索 検索 検索 検索
Aguilar Agro Aguilar Manic Street Preachers Nicky Wire オーバードライブ ベース用オーバードライブペダル 検索 検索 検索 検索 検索

音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【Manic Street Preachers・Nicky Wire】

Nicky Wireは基本的にFender Jazz Bassを愛用し、低域を豊かに鳴らすセッティングで知られています。彼のベースラインの特徴は、中低域(200-400Hz)を少し持ち上げ、800Hz付近をわずかに削ることで芯のある音を形成しています。ライブでは60Hzあたりを+3dB程度ブーストして存在感を出し、2kHz以上の高域は楽曲に応じて調整しています。「Design For Life」のような力強い曲では低域を強調し、「Motorcycle Emptiness」では中域を際立たせるなど使い分けています。

スタジオレコーディングでは、Wireはコンプレッサーを軽めにかけ、アタック値を30ms前後に設定して音の立ち上がりを活かしています。バンドの代表曲「A Design For Life」では、ベースにリバーブを控えめに加えることで空間的な奥行きを演出しています。ミックス段階では、ドラムのキックとの周波数バッティングを避けるために80-100Hz帯域を微調整し、ギターとの兼ね合いで800-1kHz帯域の定位を左右に振り分けるケースもあります。ステレオイメージング処理によって、音場全体でベースの存在感を保ちながらも他の楽器と共存させています。

近年のライブパフォーマンスでは、Wireはアンプシミュレーターを活用し、複数の音色を同時に出力する手法を取り入れています。クリーンな直接音に50-60%の比率でディストーション成分を混ぜ、300Hz付近にノッチフィルターを入れることで明瞭さを保っています。「Your Love Alone Is Not Enough」のような曲では、コーラスエフェクトを控えめに加え、高域(4-5kHz)を若干持ち上げることで艶のある音質を実現しています。サウンドエンジニアはミックス時にサイドチェイン処理を施し、キックドラムが入る瞬間だけベースを1-2dB下げる微妙な調整も行っています。

比較的安価に音を近づける機材【Manic Street Preachers・Nicky Wire】

Manic Street Preachersのベーシスト、Nicky Wireサウンドの核心はFender Jazz Bassにあります。手頃な価格帯ではSquier Classic Vibe ’60s Jazz Bassが音質とコストパフォーマンスのバランスに優れています。特徴的な明るく歯切れの良いトーンを出せるこのモデルは、初心者からのステップアップに最適な選択肢でしょう。

アンプについては、小型で手頃なFender Rumble 40などのソリッドステートアンプでも十分Wireの音に近づけられます。EQはミッドを少し抑えてハイとローを強調すると、アルバム「Everything Must Go」などで聴かれる透明感のあるサウンドを再現しやすくなります。プレイスタイルも重要で、ピック弾きを基本に強めのアタックを意識しましょう。

エフェクターでは、手頃な価格帯のコーラスペダル(例:TC Electronic Corona)を導入すると「Motorcycle Emptiness」などの曲に見られる空間的な広がりを表現できます。また、軽いディストーション効果(Boss ODB-3など)を加えることで、初期作品のパンキーなエッジの効いたサウンドにも近づけることが可能です。

比較的安価に音を近づける機材表【Manic Street Preachers・Nicky Wire】

種類 機材名 メーカー アーティスト ベーシスト 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
BEGIN_ROWS undefined undefined Manic Street Preachers Nicky Wire 検索 検索 検索 検索 検索
ベース Squier Classic Vibe ’60s Jazz Bass Fender Manic Street Preachers Nicky Wire Nicky Wireサウンドの核心であるFender Jazz Bassの手頃な代替品 検索 検索 検索 検索 検索
アンプ Rumble 40 Fender Manic Street Preachers Nicky Wire 小型で手頃なソリッドステートアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクター Corona TC Electronic Manic Street Preachers Nicky Wire 手頃な価格帯のコーラスペダル、空間的な広がりを表現 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクター ODB-3 Boss Manic Street Preachers Nicky Wire 軽いディストーション効果、パンキーなエッジの効いたサウンド 検索 検索 検索 検索 検索
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総括まとめ【Manic Street Preachers・Nicky Wire】

ニッキー・ワイアーはマニック・ストリート・プリーチャーズにおいて、その派手な存在感と政治的姿勢で知られるベーシストだが、その音楽的アプローチは意外にもシンプルさが核となっている。彼の音作りの本質は、フェンダー・ジャズベースの特徴的な音色とパンチの効いたミドルレンジにある。特にシグネチャーモデルを通じて表現される彼のサウンドは、バンドの楽曲において、メロディアスでありながらロックの芯を失わない重要な土台となっている。シンプルなプレイスタイルの中にも、ポストパンクからグラムロックの影響が見え隠れし、バンドのサウンドに独特の色彩を与えている。

ニッキーのサウンドを再現する上で重要なのは、彼のプレイスタイルへの理解だ。楽器や機材よりも、彼特有のリズムパターンとコード進行への寄り添い方がカギとなる。彼のベースラインは技巧的な派手さよりも、曲の構造を支える役割に徹している点が特徴的だ。演奏時には低音から中音域に厚みを持たせつつも、高音弦の明瞭さを失わない設定が重要となる。また、ピックを使った力強いアタックと、時折見せるフィンガープレイの柔らかさの対比を意識することで、バンド全体のダイナミクスに貢献するニッキー流の演奏に近づける。

最終的に、ニッキー・ワイアーのベーススタイルは特定の機材セットアップに依存するものではない。彼自身、長いキャリアを通じて様々な機材を使用してきたが、その本質は常に変わらない音楽的信念にある。テクニカルな側面よりも、バンドの音楽性やメッセージを伝えることを優先する姿勢こそが彼の真骨頂だ。マニック・ストリート・プリーチャーズの音楽を支えるベースサウンドは、高価な機材の集積ではなく、音楽への情熱とバンドへの忠誠から生まれている。この点を理解すれば、どのような機材セットアップであっても、ニッキー・ワイアーのエッセンスを自分のプレイに取り入れることが可能となるだろう。

本記事参照サイト【Manic Street Preachers・Nicky Wire】

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