【ベン・ケニー】Incubus(インキュバス) 始めに
アメリカ出身のロックバンド、Incubus(インキュバス)のベーシスト、ベン・ケニーは2003年に前任のアレックス・カッツァノを引き継ぎバンドに加入しました。多彩な音楽バックグラウンドを持つケニーは、ファンクやジャズの要素を取り入れた個性的なベースラインでバンドのサウンドに新たな深みを与えています。
彼のプレイスタイルは正確なリズム感と柔軟な表現力が特徴で、スラップやタッピングなどのテクニックも巧みに駆使します。「Anna Molly」や「Dig」などの楽曲では、彼の力強くも繊細なベースラインがバンドのオルタナティブロックサウンドを支える重要な要素となっています。
Incubusはオルタナティブロック、ファンク、エレクトロニカなど多様なジャンルを融合させた独自の音楽性で知られ、ベン・ケニーのベースはその多彩な音楽性を支える土台となっています。特に「Light Grenades」以降のアルバムでは、彼の創造的なアプローチがバンドのサウンド進化に大きく貢献しています。
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使用アンプ一覧と特徴【Incubus(インキュバス)・ベン・ケニー】

インキュバスのベーシスト、ベン・ケニーは主にAguilar(アギュラー)のDB751ベースアンプをメインとして使用しています。このアンプは温かみのある低域と明瞭なミッドレンジが特徴で、バンドのオルタナティブロックサウンドに最適な音作りができます。
レコーディングでは、アンプとDIを組み合わせた録音方法を採用することが多く、特にアルバム「Morning View」や「A Crow Left of the Murder」などの制作時には、アンプ特有の温かみとDIのクリアさを融合させています。ライブではAguilarのDB750や、時にはAmpeg SVTシリーズも使用し、会場のサイズによって使い分けることもあります。
ベン・ケニーのアンプセッティングは、中低域を適度に持ち上げつつも、高域の粒立ちを重視した設定が多いと言われています。特にバンド内での音の棲み分けを意識し、ギターやボーカルの周波数帯域と被らないよう調整しているのが特徴です。
また、エフェクターと組み合わせた音作りも得意としており、特に「Pardon Me」や「Nice To Know You」などの曲では、ディストーションやコーラスなどを活用した多彩なサウンドを創出しています。近年のライブではAguilarのトーンハンマーなどのプリアンプも積極的に導入し、より多様な音色表現に挑戦しています。
使用アンプ機材表【Incubus(インキュバス)・ベン・ケニー】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ベーシスト | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| SVT-4PRO | Ampeg | Incubus(インキュバス) | ベン・ケニー | 主に使用するヘッドアンプ | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| SVT-810E | Ampeg | Incubus(インキュバス) | ベン・ケニー | 定番の8×10インチキャビネット | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Aguilar DB 751 | Aguilar | Incubus(インキュバス) | ベン・ケニー | パワフルなヘッドアンプとしても使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Eden WT800 | Eden | Incubus(インキュバス) | ベン・ケニー | ライブでも使用するアンプヘッド | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Gallien-Krueger | Gallien-Krueger | Incubus(インキュバス) | ベン・ケニー | 初期のIncubus時代に使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Acoustic 360 | Acoustic | Incubus(インキュバス) | ベン・ケニー | ヴィンテージサウンド用に使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| REDDI | A Designs | Incubus(インキュバス) | ベン・ケニー | 真空管DI、レコーディングで使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Sadowsky Pre-amp DI | Sadowsky | Incubus(インキュバス) | ベン・ケニー | ライブとスタジオで使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Mesa/Boogie Bass 400+ | Mesa/Boogie | Incubus(インキュバス) | ベン・ケニー | パワフルな低音用に活用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用ベースの種類と特徴【Incubus(インキュバス)・ベン・ケニー】

ベン・ケニーはIncubusのベーシストとして、主にFenderのJazz Bassを愛用しています。特に1970年代製のヴィンテージJazz Bassを中心に使用し、その太くて丸みのある音色でバンドのサウンドを支えています。
彼の使用するベースはシングルコイルのデュアルピックアップ構成が特徴で、中域の粒立ちと程よい低域の厚みを両立させています。また、Lakland社のベースも使用しており、より現代的な鮮明なトーンを求める際に活用しています。
ベン・ケニーのプレイスタイルは多彩で、ファンク的なスラップから繊細なフィンガリングまで幅広く、楽曲に合わせて音色のニュアンスを変化させることで知られています。特にInkubusのオルタナティブロックサウンドにおいて、彼のベースは力強いアタックと暖かみのある余韻が絶妙なバランスを生み出しています。
使用ベース機材表【Incubus(インキュバス)・ベン・ケニー】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ベーシスト | ベースの種類 | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Sterling RAY4 | Music Man | Incubus(インキュバス) | ベン・ケニー | アクティブJBタイプ | Incubus参加当初の愛用機 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| DarkRay4 | Ernie Ball Music Man | Incubus(インキュバス) | ベン・ケニー | アクティブJBタイプ | 高音域の伸びが良いダークウッド仕様 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| ProTone Bass | Spector | Incubus(インキュバス) | ベン・ケニー | 5弦アクティブ | 低音から高音まで均一な音質 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Jaguar Bass | Fender | Incubus(インキュバス) | ベン・ケニー | パッシブJBタイプ | ヴィンテージサウンドに最適 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Modulus Quantum | Modulus | Incubus(インキュバス) | ベン・ケニー | アクティブJB | 軽量カーボンネック仕様 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| ATK | Ibanez | Incubus(インキュバス) | ベン・ケニー | アクティブPJ | 「Make Yourself」アルバムで使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用エフェクターとボード構成【Incubus(インキュバス)・ベン・ケニー】

Incubus(インキュバス)のベーシスト、ベン・ケニーは独特のトーンと演奏スタイルで知られています。彼のエフェクターボードには、歪みとモジュレーションを中心に多彩なペダルが配置されています。
主な構成として、Aguilar Agro(オーバードライブ)やSansamp Bass Driver DI(プリアンプ/DI)を核に、MXR Bass Envelope Filter、EHX POG(オクターバー)などでサウンドに広がりを持たせています。また、Boss DD-3(デジタルディレイ)やTC Electronic Hall of Fame(リバーブ)も使用し、空間系の表現も取り入れています。
このセットアップにより、インキュバスの楽曲に必要なファンキーなクリーントーンから攻撃的な歪みサウンドまで幅広く対応しています。特に「Megalomaniac」や「Pardon Me」などの楽曲では、彼の特徴的なエフェクト処理されたベースラインが曲の個性を引き立てています。
ライブでは状況に応じてペダル構成を変えることもあり、常に進化を続けるサウンドメイキングが、バンドの音楽性の幅を広げることに貢献しています。彼のアプローチは、ベースをリズムセクションの枠を超えた表現手段として活用する好例といえるでしょう。
使用エフェクター機材表【Incubus(インキュバス)・ベン・ケニー】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ベーシスト | エフェクターの種類 | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Heil PR40 | Heil Sound | Incubus(インキュバス) | ベン・ケニー | ダイレクトボックス | 2007年以降のIncubusのレコーディングで使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| MXR M-80 Bass D.I. | MXR | Incubus(インキュバス) | ベン・ケニー | ダイレクトボックス | ディストーションも内蔵したプリアンプ | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Ampeg SVT-4PRO | Ampeg | Incubus(インキュバス) | ベン・ケニー | プリアンプ | ディストーション回路を備えた真空管プリアンプ | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| MXR Bass Octave Deluxe | MXR | Incubus(インキュバス) | ベン・ケニー | モジュレーション系 | オクターバーエフェクト | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| SansAmp Bass Driver DI | Tech 21 | Incubus(インキュバス) | ベン・ケニー | ダイレクトボックス | アンプシミュレーターとしても使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Electro-Harmonix POG2 | Electro-Harmonix | Incubus(インキュバス) | ベン・ケニー | モジュレーション系 | ポリフォニックオクターブジェネレーター | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【Incubus(インキュバス)・ベン・ケニー】
ベン・ケニーのベースサウンドは、Music Man StingRayとG&L L-2000を中心に構築されています。彼のEQ設定は中域(800Hz~1.5kHz)をわずかにブーストし、低域(60~100Hz)は楽曲に応じて調整します。「Morning View」のセッションでは、ミックス内での存在感を高めるため、高域(2~4kHz)を少し持ち上げ、アタック感を強調していました。このバランスがインキュバスの複雑なギターリフとドラムパターンの間に絶妙な空間を作り出しています。
楽曲によって異なるアプローチを取り、「Pardon Me」ではコンプレッションを強めに効かせ、サステインを重視したファットなサウンドを追求しています。対照的に「Drive」では、軽めのコンプレッション設定でダイナミクスを保ちながら、250Hz付近を少しカットしてギターとの分離を明確にしています。ライブでは特に400Hzあたりのミッドレンジを持ち上げ、バンドサウンド内での存在感を確保しつつ、低域は80Hz周辺に集中させて太さを維持しています。
ミックス段階では、バスドラムとの周波数バッティングを避けるため60Hz以下を適度にハイパスフィルターで整理し、200Hz付近にわずかなディップを作ることが多いようです。サイドチェイン・コンプレッションを控えめに使用し、キックとベースの共存を図りながら、ステレオイメージでは中央からわずかに左に寄せて配置するケースが見られます。「Crow Left of the Murder」収録時には、ディストーションを微妙に加えたチャンネルと原音をブレンドし、複雑な倍音構造を持つユニークな音像を実現していました。
比較的安価に音を近づける機材【Incubus(インキュバス)・ベン・ケニー】

ベン・ケニーのパンチの効いた音作りを再現するには、まずメインの武器であるフェンダー・ジャズベースタイプの楽器選びが基本となります。Squier製のジャズベースVintage Modifiedシリーズなら2~5万円程度で入手でき、ベースとなる音質を確保できます。これにベン特有の太めのフラットワウンド弦を装着することで音の芯が強化され、Incubusの楽曲で聴かれる落ち着いたトーンの土台が作れます。
エフェクターはコストパフォーマンスに優れたJoyo JF-01オーバードライブ(3千円前後)とBehringerのコンプレッサー(5千円前後)の組み合わせがおすすめです。ベンはオーバードライブを軽く効かせることが多く、特に「Drive」や「Morning View」収録曲のロックなベースラインを再現するのに効果的です。コンプレッサーは彼の安定した音量感を模倣し、指弾きのアタック感を整えるのに役立ちます。
アンプはコスパの高いFender Rumble 40(2万円台)やAmpeg BA-110(3万円前後)でも十分ベンらしい音作りが可能です。これらのアンプはミッド域の調整が効きやすく、彼のライブで使用するAmpegサウンドの特徴であるパンチ感を表現できます。イコライザー設定では、中域を少し持ち上げ、高域をやや抑えめにすることで、ベンの音作りの特徴である温かみのある音質に近づけることができるでしょう。
比較的安価に音を近づける機材表【Incubus(インキュバス)・ベン・ケニー】
| 種類 | 機材名 | メーカー | アーティスト | ベーシスト | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| BEGIN_ROWS | undefined | undefined | Incubus(インキュバス) | ベン・ケニー | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | |
| 種類 | 機材名 | メーカー | Incubus(インキュバス) | ベン・ケニー | 備考 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| ベース | Jazz Bass Vintage Modified | Squier | Incubus(インキュバス) | ベン・ケニー | 2~5万円程度、ベン・ケニーのメイン楽器タイプ | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| 弦 | フラットワウンド弦 | Incubus(インキュバス) | ベン・ケニー | 太めのフラットワウンドで音の芯を強化 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | |
| エフェクター | JF-01 オーバードライブ | Joyo | Incubus(インキュバス) | ベン・ケニー | 3千円前後、軽く効かせてロックなベースライン再現 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| エフェクター | コンプレッサー | Behringer | Incubus(インキュバス) | ベン・ケニー | 5千円前後、安定した音量感と指弾きのアタック整形 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| アンプ | Rumble 40 | Fender | Incubus(インキュバス) | ベン・ケニー | 2万円台、ミッド域調整が効きやすい | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| アンプ | BA-110 | Ampeg | Incubus(インキュバス) | ベン・ケニー | 3万円前後、パンチ感あるAmpegサウンド | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| END_ROWS | undefined | undefined | Incubus(インキュバス) | ベン・ケニー | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
総括まとめ【Incubus(インキュバス)・ベン・ケニー】

ベン・ケニーは2003年からアメリカのオルタナティブロックバンド「Incubus」のベーシストとして活躍している。彼のベースプレイは、単にリズムを刻むだけでなく楽曲に深みと立体感を与える重要な要素となっている。ケニーのサウンドの特徴は、中低域の芯のある太さと高域の抜けの良さを両立させた点にある。インキュバスの楽曲では、時にファンキーなフレーズ、時に歌心溢れるメロディアスなライン、そして力強いロックグルーヴを使い分け、曲の世界観を広げている。特に「Morning View」や「A Crow Left of the Murder」などのアルバムでは、バンドサウンドの中で絶妙なスペースを見つけ、そこに的確なフレーズを配置する音楽的センスが光っている。
ベン・ケニーのサウンドを再現する上で重要なのは、彼の音色づくりへのアプローチだ。ジャズからヒップホップ、ファンク、ロックまで多彩なジャンルの影響を取り入れた多面的なプレイスタイルを理解することが第一歩となる。指弾きとピック弾きを状況に応じて使い分け、特にピック弾きの際は中音域にアタックを持たせるテクニックが特徴的だ。また、彼のベースラインは単に低音を支えるだけでなく、メロディックな要素も多く含むため、フレーズ感覚を磨くことも重要になる。エフェクターの使い方も特徴的で、ディストーションやフィルターなどを効果的に使いながらも、常にバンドサウンドのバランスを考えた音作りを行っている。特に「Pardon Me」や「Drive」などの代表曲では、エフェクトを使いつつもベースとしての役割をしっかり果たすプレイが参考になる。
ベン・ケニーのアプローチの本質は、機材に依存しすぎない姿勢にある。彼自身「ベース音の90%は指から出る」という考えを持ち、機材よりもプレイヤーとしての表現力や音楽性を重視している。様々なシチュエーションで自分のサウンドを作り出せる応用力と、バンドサウンドの中での適切なポジショニングが彼の真髄だ。インキュバスの楽曲では、DJ、ギター、ドラムなど様々な要素が絡み合う中で、ベースが全体の土台となりながらも時に主役として曲を牽引する場面もある。このようなバンドアンサンブルへの理解と貢献が、ケニーのベースプレイの魅力となっている。彼のような音楽的アプローチは、機材探しに終始するよりも、音楽全体を捉える視点と自分の音楽性を磨くことで近づけるものだろう。
本記事参照サイト【Incubus(インキュバス)・ベン・ケニー】
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