【Yes(イエス)・クリス・スクワイア】風サウンドの作り方+ベース使用機材セッティングのまとめ|アンプ・エフェクター・音作り解説

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【Yes(イエス)・クリス・スクワイア】風サウンドの作り方+ベース使用機材セッティングのまとめ|アンプ・エフェクター・音作り解説

【クリス・スクワイア】Yes(イエス) 始めに

クリス・スクワイアは、プログレッシブ・ロックバンド「Yes」の創設メンバーであり、独創的なベーススタイルで知られる伝説的なベーシストです。彼の特徴的なサウンドは、トレブル成分が強調された鋭いアタックと豊かな倍音、そして独特のピック奏法から生まれています。

リッキーベースを主に使用し、ピアノのような和音感覚と複雑なベースラインを駆使した彼のプレイスタイルは、単なるリズム楽器の域を超えた表現力を持ちます。「Roundabout」や「Heart of the Sunrise」などの代表曲では、メロディックかつ技巧的なベースラインが曲の重要な要素として機能しています。

Yesの複雑な楽曲構成の中で、スクワイアのベースは単にリズムセクションとしてだけでなく、時に主旋律と並走し、時にカウンターメロディとして機能する重要な役割を担っていました。彼のプレイは、プログレッシブ・ロックというジャンルの拡大に大きく貢献し、多くのベーシストに影響を与え続けています。

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使用アンプ一覧と特徴【Yes(イエス)・クリス・スクワイア】

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クリス・スクワイアは1970年代のプログレッシブ・ロックの黄金時代、主にSunn 2000sベースアンプをライブで愛用していました。これは太く芯のある低音と明瞭な高音域を両立させた音が特徴です。後にMarshal 100wヘッドを追加し、独特の立体的なサウンドを構築しました。

レコーディングでは、初期のYesアルバムではトレブルを効かせた明るい音色を好み、Rickenbackerベースの特性を最大限に引き出すセッティングを採用していました。中期以降はBiamp・Alembicなどの高級アンプも使い分け、よりダイナミックレンジの広い音作りに移行しています。

スクワイアの特徴的な「グラウンドする」サウンドは、複数のアンプを使用したバイアンプ方式によるものが多く、低域の芯と高域の輪郭を同時に表現しています。後期にはPiezoピックアップからの信号を別系統で増幅するなど、音作りへのこだわりが顕著でした。

Yes解散後の活動ではSWR、Ampeg、Ashdown、Trace Elliottなど様々なメーカーのアンプも使用し、状況に応じて音色を使い分けていました。その中でも一貫して、中低域の豊かな響きと高域の明瞭さを両立させる独自のサウンドを追求し続けました。

使用アンプ機材表【Yes(イエス)・クリス・スクワイア】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Marshall 100 Marshall Yes(イエス) クリス・スクワイア 1970年代初頭のプログレ期に使用 検索 検索 検索 検索 検索
SVT Ampeg Yes(イエス) クリス・スクワイア 1970年代半ば以降に使用した代表的アンプ 検索 検索 検索 検索 検索
Dual Showman Fender Yes(イエス) クリス・スクワイア 初期のYes活動時に使用 検索 検索 検索 検索 検索
8×10キャビネット Ampeg Yes(イエス) クリス・スクワイア SVTヘッドと組み合わせて使用 検索 検索 検索 検索 検索
Sunn 2000S Sunn Yes(イエス) クリス・スクワイア 1970年代に一時期使用 検索 検索 検索 検索 検索
Two Bass Driver DI Tech 21 Yes(イエス) クリス・スクワイア 晩年のライブでも使用 検索 検索 検索 検索 検索
Crown Power Base 2 Crown Yes(イエス) クリス・スクワイア 1990年代以降のラックシステムで使用 検索 検索 検索 検索 検索
1001 RB Trace Elliot Yes(イエス) クリス・スクワイア 1990年代以降に使用したアンプの一つ 検索 検索 検索 検索 検索

使用ベースの種類と特徴【Yes(イエス)・クリス・スクワイア】

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プログレッシブ・ロックバンドYesのベーシスト、クリス・スクワイアの代名詞的な楽器はリッケンバッカー4001です。特に「RM1999」という愛称を持つ1964年製モデルが有名で、太く力強いサウンドを生み出しました。

スクワイアのベースは特徴的なピックアップ構成を持ち、ネックとブリッジの両方のピックアップを同時に使用することで、低域の豊かな量感と中高域の明瞭なアタックを両立させています。この独特の音色作りには、フラットワウンド弦の使用や、複数のエフェクターを経由する複雑な音作りも貢献していました。

また後年はWalベースも愛用し、特に3本のネックを持つカスタムモデルは彼の実験精神を象徴しています。リッケンバッカーとは異なる温かみのある音色も使いこなし、バンドの音楽性に応じて使い分けていました。

スクワイアのベーススタイルは、単なるリズムキープを超え、メロディアスかつハーモニカルな演奏で、Yesの複雑な楽曲構造に不可欠な要素となりました。独特のトレブリーな音色と力強いピック奏法は、多くのベーシストに影響を与えています。

使用ベース機材表【Yes(イエス)・クリス・スクワイア】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト ベースの種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Ric 4001 Rickenbacker Yes(イエス) クリス・スクワイア フルアコ 代表的な使用ベース。クロームピックガードカスタム 検索 検索 検索 検索 検索
Custom Triple-Neck Wal Yes(イエス) クリス・スクワイア JBタイプ 77年制作された3本ネックベース 検索 検索 検索 検索 検索
Wal Mk I Custom Wal Yes(イエス) クリス・スクワイア JBタイプ 初期のWalベース。トリプルコイルピックアップ搭載 検索 検索 検索 検索 検索
Mouradian CS Mouradian Yes(イエス) クリス・スクワイア JBタイプ カスタムベース。マホガニーボディ 検索 検索 検索 検索 検索
CS Series Lakland Yes(イエス) クリス・スクワイア JBタイプ クリス・スクワイア・シグネチャーモデル 検索 検索 検索 検索 検索
Custom Tobias Yes(イエス) クリス・スクワイア JBタイプ ゴールデンイエローフィニッシュ 検索 検索 検索 検索 検索

使用エフェクターとボード構成【Yes(イエス)・クリス・スクワイア】

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プログレッシブ・ロックバンド「Yes」のベーシスト、クリス・スクワイアは独特の音作りで知られています。彼のサウンドの核となるのは、リッケンバッカー4001をメインとした楽器にハーモナイザー効果を加えたものです。

エフェクターセットアップでは、Maestroのベースフェイザーとオクターバを組み合わせることで、厚みのある特徴的なサウンドを生み出していました。特に「Roundabout」などの代表曲では、トレブル成分を強調したピッキングと共にこれらのエフェクトが効果的に使われています。

後期には3ネックのWalベースや、Boss OC-2やMXR Phase 100なども使用。アンプはSunn製のものを愛用し、ピックアップとエフェクトの組み合わせによって生まれる倍音の豊かさが彼の音色の特徴です。

スクワイアのエフェクター構成は、単なる音作りの道具ではなく、プログレッシブ・ロックにおけるベースの可能性を広げる実験的なアプローチとして音楽史に大きな影響を残しています。

使用エフェクター機材表【Yes(イエス)・クリス・スクワイア】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト エフェクターの種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Maestro Super-Fuzz Maestro Yes(イエス) クリス・スクワイア ファズ 70年代に使用していた代表的なファズ 検索 検索 検索 検索 検索
Maestro Bass Brassmaster Maestro Yes(イエス) クリス・スクワイア ディストーション 初期のYesでの演奏に使用 検索 検索 検索 検索 検索
Ashbory Octave Divider Roger Mayer Yes(イエス) クリス・スクワイア オクターバー オクターブエフェクトとして愛用 検索 検索 検索 検索 検索
Mu-Tron III Envelope Filter Musitronics Yes(イエス) クリス・スクワイア エンベロープフィルター フィルターエフェクトとして使用 検索 検索 検索 検索 検索
Boss SYB-5 Bass Synthesizer Boss Yes(イエス) クリス・スクワイア シンセサイザー 後期の演奏で使用 検索 検索 検索 検索 検索
MXR Phase 90 MXR Yes(イエス) クリス・スクワイア フェイザー 代表的なフェイザーペダル 検索 検索 検索 検索 検索
Minimoog Synthesizer Moog Yes(イエス) クリス・スクワイア シンセサイザー ベース音作りに使用 検索 検索 検索 検索 検索

音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【Yes(イエス)・クリス・スクワイア】

クリス・スクワイアの特徴的な音作りは、Rickenbacker 4001ベースとMarshallアンプを組み合わせたセッティングから生まれた。
彼のEQセッティングは低域を抑え気味にし、中域(800Hz~1.5kHz)と高域(3kHz以上)を持ち上げることで、輪郭のはっきりした音を作り出していた。
さらに、ピック弾きと指弾きを併用し、トレブルブーストをかけたRickenbackerのピックアップを最大限に活かすことで、Yesのミックスでもしっかりと存在感を示していた。

「Roundabout」のような複雑なプログレッシブ・ロック楽曲では、低域は60~80Hzをわずかに持ち上げつつ、200Hz付近を若干カットして明瞭さを保っていた。
楽曲中のソロパートでは3~5kHzをさらに強調し、400~600Hzの中低域も適度に残すことで芯のある音を維持した。
ライブでは、バンド全体のサウンドバランスを考慮して、ベース音量を平均的なミックスより3dB程度高めに設定し、ドラムのキックと周波数が重ならないよう120Hz付近を微調整していた。

録音スタジオでは、ダイレクト録音とマイキングを併用するダブルトラック方式を採用していた。
DI音には軽めのコンプレッション(比率2:1、アタック20ms、リリース100ms程度)をかけて安定感を出し、アンプ音には1.2kHz付近にピークを持たせるEQをかけて存在感を引き出した。
この二つの音源を左右に振り分けず中央にまとめることで、空間的な広がりよりも力強さを優先させる手法は、「Close to the Edge」などの代表曲でYesサウンドの土台となっていた。

比較的安価に音を近づける機材【Yes(イエス)・クリス・スクワイア】

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クリス・スクワイアのサウンドを手頃な価格で再現するなら、リッケンバッカーの代わりにスクワイア・VM 70sジャズベースがおすすめです。彼の特徴である太く歪んだ音を出すには、ラウンドワウンド弦を新品から使い込み、指弾きで強めに弾くことがポイントになります。また、ピックアップを両方フルに使うことで、豊かな倍音が得られるでしょう。

エフェクターは、MXR Bass Distortionのような比較的安価なディストーションがクリスの歪みを再現するのに適しています。彼の特徴的なトレブリーでパンチの効いたサウンドを目指すなら、EQはミッドとトレブルを少し上げ、コンプレッサーは控えめにかけるとよいでしょう。また、Zoom B1FourなどのマルチエフェクターにはTreble Boosterの設定も含まれており、コスパよく試せます。

アンプシミュレーターを使用する場合は、アンペグSVTのプリセットがクリスの音に近づける基本となります。彼のような立体的な音を出すには、低音と高音を少し持ち上げたスマイルカーブのEQ設定を試してみましょう。自宅練習ではヘッドフォンアンプのVOX amPlugなどを使うと、手軽に太いベース音が楽しめます。普段使いのベースに新しい弦を張り、アンプのトレブルを少し上げるだけでも印象はかなり変わります。

比較的安価に音を近づける機材表【Yes(イエス)・クリス・スクワイア】

種類 機材名 メーカー アーティスト ベーシスト 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
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種類 機材名 メーカー Yes(イエス) クリス・スクワイア 備考 検索 検索 検索 検索 検索
ベース VM 70sジャズベース スクワイア Yes(イエス) クリス・スクワイア リッケンバッカーの代替として 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクター Bass Distortion MXR Yes(イエス) クリス・スクワイア クリスの歪みを再現するのに適している 検索 検索 検索 検索 検索
マルチエフェクター B1Four Zoom Yes(イエス) クリス・スクワイア Treble Boosterの設定を含む 検索 検索 検索 検索 検索
ヘッドフォンアンプ amPlug VOX Yes(イエス) クリス・スクワイア 自宅練習用、太いベース音が楽しめる 検索 検索 検索 検索 検索
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総括まとめ【Yes(イエス)・クリス・スクワイア】

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クリス・スクワイアのベースサウンドは、プログレッシブ・ロックの歴史に革命をもたらした唯一無二の音色と言える。その核となるのは、リッケンバッカー4001を中心とした「明瞭で力強い高域と豊かな低域」の両立だ。彼はピックとフィンガーの両方を駆使し、特徴的なトレブル・ブーストと複数のアンプを組み合わせることで、バンドサウンド全体を支えながらもメロディックな存在感を放った。特に彼の音作りの真髄は、ベースを単なるリズム楽器ではなく「音楽のハーモニーを形作る重要な楽器」として扱い、和音を含む複雑なフレーズでバンドサウンドに厚みを与えた点にある。

スクワイアサウンドを再現する上で最も重要なのは、彼独特のアグレッシブな演奏アプローチだ。ピッキングの強さと位置を意識し、弦を強く叩くような「アタック感のある演奏」を心がけること。また、フレーズ構築においては単音だけでなく、オクターブや和音を多用した立体的なベースラインを意識することが肝要である。エフェクターではコンプレッサーとトレブルブースト系を組み合わせ、明瞭な高域と芯のある中低域を両立させる。特に彼の象徴的なフレーズ「Going for the One」や「Roundabout」などで見られるアグレッシブかつメロディアスなアプローチを研究することで、その本質に近づける。

しかし、スクワイアの真髄は特定の機材にあるのではなく、彼の音楽に対する姿勢にある。どんな機材を使っていても、彼の演奏からは常に「ベースという楽器の可能性を広げようとする探究心」と「音楽全体を俯瞰した上での音作り」が感じられる。彼はベーシストの役割を再定義し、単なる低音楽器ではなく、バンドサウンドの重要な要素として昇華させた。機材にこだわり過ぎるよりも、曲の構造を理解し、そこに最適な音色と演奏技術を投入する姿勢こそが、スクワイアの真の遺産である。彼の音楽的センスと情熱を学ぶことが、真のスクワイアサウンドへの近道となるだろう。

本記事参照サイト【Yes(イエス)・クリス・スクワイア】

本記事は下記公式サイト等を参照して作成しています。

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