- 【マイク・ラザフォード】Genesis(ジェネシス) 始めに
- 使用アンプ一覧と特徴【Genesis(ジェネシス)・マイク・ラザフォード】
- 使用ベースの種類と特徴【Genesis(ジェネシス)・マイク・ラザフォード】
- 使用エフェクターとボード構成【Genesis(ジェネシス)・マイク・ラザフォード】
- 音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【Genesis(ジェネシス)・マイク・ラザフォード】
- 比較的安価に音を近づける機材【Genesis(ジェネシス)・マイク・ラザフォード】
- 総括まとめ【Genesis(ジェネシス)・マイク・ラザフォード】
- 本記事参照サイト【Genesis(ジェネシス)・マイク・ラザフォード】
【マイク・ラザフォード】Genesis(ジェネシス) 始めに
マイク・ラザフォードは1969年の結成当初からGenesisの中核メンバーとして活動し、ベースとギターの両方をこなす稀有なマルチプレイヤーです。初期プログレ時代からポップス路線へと変貌を遂げたバンドの変遷において、彼の柔軟な音楽性は重要な役割を担ってきました。
彼のベーススタイルはグルーヴ感と繊細さを兼ね備え、複雑な楽曲構成の中でも確固たる基盤を提供します。特に『Firth of Fifth』や『The Lamb Lies Down on Broadway』などの代表曲では、トニー・バンクスのキーボードやフィル・コリンズのドラムと絶妙に絡み合う演奏が光ります。
1978年の『And Then There Were Three』以降、スティーヴ・ハケット脱退で3人編成となったジェネシスでは、ラザフォードの役割がさらに重要になりました。彼のベーシストとしての才能は『Invisible Touch』や『Land of Confusion』といった80年代のヒット曲でも発揮され、サウンドの要となっています。
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使用アンプ一覧と特徴【Genesis(ジェネシス)・マイク・ラザフォード】

マイク・ラザフォードはジェネシスのベーシストとして、独特の音作りで知られています。初期のプログレッシブ・ロック時代にはAmpeg SVTを主に使用し、力強く温かみのある音色を生み出していました。
その後、バンドがポップ路線に移行した80年代には、Trace Elliot製アンプを愛用するようになります。このアンプは中域のパンチと明瞭さが特徴で、『Invisible Touch』などの楽曲でクリアなベースラインを実現しました。特にライブではミッドレンジを強調したサウンドメイキングが特徴的です。
スタジオレコーディングでは、サウンドの多様性を求めて複数のアンプを使い分けていたとされています。時にはDI(ダイレクト・インジェクション)も併用し、クリーンな音と歪みを加えた音を絶妙にブレンドする手法も採用していました。
さらに、ラザフォードは12弦ギターやベースペダルなども駆使し、ジェネシスの楽曲に重厚感と広がりを与えています。マルチプレイヤーとしての才能を活かし、様々なアンプを通じて多彩なサウンドスケープを構築してきました。
使用アンプ機材表【Genesis(ジェネシス)・マイク・ラザフォード】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ベーシスト | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Taurus Bass Pedals | Moog | Genesis(ジェネシス) | マイク・ラザフォード | ベースペダル。初期のGenesisでよく使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| SVT-4PRO | AMPEG | Genesis(ジェネシス) | マイク・ラザフォード | ベースアンプヘッド | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Trace Elliot | Trace Elliot | Genesis(ジェネシス) | マイク・ラザフォード | 1980年代に使用したアンプ | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Steinberger XL-2 | Steinberger | Genesis(ジェネシス) | マイク・ラザフォード | 80年代後期から90年代に使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Status Buzzard | Status | Genesis(ジェネシス) | マイク・ラザフォード | カスタムベース | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Rickenbacker 4001 | Rickenbacker | Genesis(ジェネシス) | マイク・ラザフォード | 初期のGenesisで使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Eden Electronics | Eden | Genesis(ジェネシス) | マイク・ラザフォード | 近年のツアーで使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| BSG Signature Model | Yamaha | Genesis(ジェネシス) | マイク・ラザフォード | シグネチャーモデル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用ベースの種類と特徴【Genesis(ジェネシス)・マイク・ラザフォード】

マイク・ラザフォードはプログレッシブ・ロックバンドGenesis(ジェネシス)のベーシストとして、主にRickenbacker 4001を愛用していました。その独特の鮮明なトーンは多くのジェネシス楽曲で特徴的な存在感を放っています。
ラザフォードはツーピックアップ仕様のRickenbacker 4001から得られる音色を活かし、中域の張りのあるサウンドを作り上げました。特にブリッジピックアップの明瞭さとネックピックアップの温かみをバランスよく使い分け、プログレッシブ・ロック特有の複雑なアレンジの中でも埋もれないベースラインを生み出しています。
また彼はSteinberger L-seriesやWal Mk1なども使用し、バンドの音楽性の変化に合わせて音色の幅を広げてきました。特にツアーではRickenbackerの力強いアタック感と優れたサスティーンを活かした演奏スタイルが特徴で、ピック奏法による鋭いアタックと、中低域の豊かな響きを両立させています。
使用ベース機材表【Genesis(ジェネシス)・マイク・ラザフォード】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ベーシスト | ベースの種類 | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Rickenbacker 4001 | Rickenbacker | Genesis(ジェネシス) | マイク・ラザフォード | 4弦 | 初期のGenesisで使用していた代表的なベース | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Variax 700 | Line 6 | Genesis(ジェネシス) | マイク・ラザフォード | モデリングベース | デジタル技術でさまざまなベース音を再現 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Wal Bass | Wal | Genesis(ジェネシス) | マイク・ラザフォード | カスタム4弦 | ジェネシス後期の作品で使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Shergold Marathon | Shergold | Genesis(ジェネシス) | マイク・ラザフォード | ダブルネック | ベースとギターの一体型モデル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Steinberger XL-2 | Steinberger | Genesis(ジェネシス) | マイク・ラザフォード | ヘッドレス | ツアーでも使用した革新的デザインのベース | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Status Graphite S2 Classic | Status | Genesis(ジェネシス) | マイク・ラザフォード | グラファイト4弦 | 80年代に愛用したモデル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用エフェクターとボード構成【Genesis(ジェネシス)・マイク・ラザフォード】

Genesis(ジェネシス)のマイク・ラザフォードは、ベースとギターの両方を演奏するマルチプレイヤーとして知られています。彼のベース音作りは、プログレッシブ・ロックからポップロックまで幅広いジェネシスのサウンドを支えてきました。
ラザフォードは初期にRickenbacker 4001やSteinberger L2などのベースを使用し、その後Yamaha TRB-JP2などに移行しています。エフェクト面では、Moog Taurusペダルを活用して重厚な低音を生み出すほか、コーラスやディレイも取り入れて空間的な広がりを表現しています。
特に「And Then There Were Three…」以降のジェネシス作品では、シンセサイザーベースの要素も取り入れ、より複雑で洗練された音作りに挑戦しました。ライブではシンプルなセットアップながらも、プレイスタイルと機材選びで独自の存在感を放っています。
使用エフェクター機材表【Genesis(ジェネシス)・マイク・ラザフォード】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ベーシスト | エフェクターの種類 | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Moog Taurus | Moog | Genesis(ジェネシス) | マイク・ラザフォード | ベースシンセサイザー | ステージでのパフォーマンス時に使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| MXR Phase 100 | MXR | Genesis(ジェネシス) | マイク・ラザフォード | フェイザー | 1970年代のGenesisライブで使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Pro Co Rat | Pro Co | Genesis(ジェネシス) | マイク・ラザフォード | ディストーション | ソロプロジェクトや後期Genesisでも使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Rotary Simulator | 不特定 | Genesis(ジェネシス) | マイク・ラザフォード | モジュレーション系 | キーボードサウンドのエミュレーション用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Mutron Envelope Filter | Mutron | Genesis(ジェネシス) | マイク・ラザフォード | フィルター | ファンクベースラインで活用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| DBX 160X | DBX | Genesis(ジェネシス) | マイク・ラザフォード | コンプレッサー | スタジオ録音で使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| ADA Flanger | ADA | Genesis(ジェネシス) | マイク・ラザフォード | フランジャー | 1980年代の作品で特徴的なサウンド作りに使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【Genesis(ジェネシス)・マイク・ラザフォード】
マイク・ラザフォードのベースサウンドは、80Hz付近を+3dB程度持ち上げた太い低域と、2.5kHz周辺を控えめにカットすることで特徴づけられています。
“And Then There Were Three”以降の作品では、Rickenbacker 4001にMXR Distortionを通し、800Hz〜1kHz帯域を強調することでミッドレンジに存在感を出しています。
Phil Collinsのドラムとの共存のため、200Hz付近はやや抑え気味に設定し、ステレオミックスでは左右35%程度に配置されることが多いです。
曲調によってEQ設定を使い分け、プログレ色が強い初期には60Hz〜120Hzを広めにブーストし、ポップ志向の80年代作品では4kHz付近に艶を加えています。
“Invisible Touch”では軽めのコンプレッションで歪みを抑え、”Follow You Follow Me”ではアタック時間を10ms程度に設定したコンプレッサーで音の輪郭を整えています。
ダブルネックギター/ベースを使用した曲では、切り替え時のバランスを保つため、ベース側に3:1程度の圧縮をかけミックス内での存在感を安定させています。
スタジオレコーディングではRickenbacker特有の倍音を活かすため、高域8kHz以上を過度にカットせず、わずかにプレゼンスを持たせています。
“Turn It On Again”のようなアップテンポな曲では、ベースのアタックを強調するためピック弾きの音色に150〜250Hzをやや抑え、400Hz付近をブーストしています。
ライブ環境では会場の反響を考慮し、低域のブーストを録音時より1〜2dB抑え、代わりに600Hz付近を持ち上げることで明瞭度を確保していました。
比較的安価に音を近づける機材【Genesis(ジェネシス)・マイク・ラザフォード】

マイク・ラザフォードの音作りは、シュタインバーガーやリッケンバッカーを使ったパンチの効いた中音域が特徴的です。予算を抑えるなら、Squier CV 4003(リッケンバッカータイプ)やSterling by MusicMan SUB Ray4(スティングレイタイプ)といったミドルレンジが出やすいベースがおすすめです。これらは5〜6万円台で入手でき、プロップレファット社の「ラザフォード」という名を持つピックアップを後付けするという選択肢もあります。
エフェクターでは、MXRのM82ベースエンベロープフィルターやEHXのマイクロQ-Tronが3〜4万円で入手可能です。ラザフォードのシグネチャーとなっているコーラスサウンドは、TC ElectronicのCorona MiniやMXRのM234ベースコーラスデラックスなど1万円前後のコンパクトエフェクターで再現できます。またオクターバーを加えると、「Land Of Confusion」のような太いサウンドに近づけることができるでしょう。
アンプシミュレーターとして、Darkglassの「B7K Ultra」や「Alpha Omega Ultra」(3万円台)を導入することで、フルサイズのアンプ無しでもパンチのあるラザフォード的サウンドが得られます。またレコーディングでは、DAWのプラグインを活用し、1970〜80年代風のコンプレッサーやEQで中音域(800Hz〜1.5kHz付近)を持ち上げると、より本格的なジェネシスサウンドに近づけることができるでしょう。
比較的安価に音を近づける機材表【Genesis(ジェネシス)・マイク・ラザフォード】
| 種類 | 機材名 | メーカー | アーティスト | ベーシスト | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| BEGIN_ROWS | undefined | undefined | Genesis(ジェネシス) | マイク・ラザフォード | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | |
| 種類 | 機材名 | メーカー | Genesis(ジェネシス) | マイク・ラザフォード | 備考 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| ベース | Squier CV 4003 | Fender/Squier | Genesis(ジェネシス) | マイク・ラザフォード | リッケンバッカータイプ・5〜6万円台 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| ベース | Sterling by MusicMan SUB Ray4 | Sterling by MusicMan | Genesis(ジェネシス) | マイク・ラザフォード | スティングレイタイプ・5〜6万円台 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| ピックアップ | ラザフォード | プロップレファット | Genesis(ジェネシス) | マイク・ラザフォード | 後付けオプション | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| エフェクター | M82 ベースエンベロープフィルター | MXR | Genesis(ジェネシス) | マイク・ラザフォード | 3〜4万円 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| エフェクター | マイクロQ-Tron | EHX | Genesis(ジェネシス) | マイク・ラザフォード | 3〜4万円 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| エフェクター | Corona Mini | TC Electronic | Genesis(ジェネシス) | マイク・ラザフォード | コーラス・1万円前後 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| エフェクター | M234 ベースコーラスデラックス | MXR | Genesis(ジェネシス) | マイク・ラザフォード | コーラス・1万円前後 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| アンプシミュレーター | B7K Ultra | Darkglass | Genesis(ジェネシス) | マイク・ラザフォード | 3万円台 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| アンプシミュレーター | Alpha Omega Ultra | Darkglass | Genesis(ジェネシス) | マイク・ラザフォード | 3万円台 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| END_ROWS | undefined | undefined | Genesis(ジェネシス) | マイク・ラザフォード | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
総括まとめ【Genesis(ジェネシス)・マイク・ラザフォード】

マイク・ラザフォードの特徴は「バンドサウンドへの献身」にある。ジェネシスのベーシストとしてだけでなく、ギタリストとしても活躍し、多彩な音色と奏法で楽曲に貢献してきた。特にスティーブ・ハケット脱退後は「And Then There Were Three」以降、ベースとギターの二役をこなし、バンドのサウンドを支え続けた。彼のベースプレイは装飾的な華やかさより、フィル・コリンズのドラムと密に絡み合い、トニー・バンクスのキーボードと調和する確固たるリズム基盤を重視。ダブルネックの使用やペダルの活用など、プログレッシブ・ロックならではの実験的アプローチも彼の音楽的視野の広さを示している。
ラザフォードのサウンドを再現するには、単なる機材選びより演奏姿勢が重要だ。特に初期のSteinberger製ベースを使用していた頃のクリーンでパンチの効いたトーンは、ピッキングの強さと位置を工夫することで近づける。彼のシグネチャーとも言える「低音の安定感」と「適度な中音域の存在感」のバランスを意識し、バンドアンサンブルの中で主張しすぎないミックス感覚を持つことが鍵となる。また、ダブルネック・インストゥルメントへの対応や素早い楽器交換のテクニックも、多面的な役割を担った彼のスタイルを表現する上で大切なポイントだ。何よりも「楽曲への奉仕」という姿勢を忘れないことが本質的な再現への近道である。
ラザフォードは機材に依存せず、その時々の楽曲に最適な音を追求してきた。初期のRickenbackerから、Steinberger、Statuesque、そして近年のWarwick Bass等と変遷はあれど、彼の音楽性は一貫している。彼の真髄は特定の楽器やエフェクトではなく、「音楽全体の中でベースがどう機能すべきか」という明確なビジョンにある。ジェネシス再結成ツアーでも証明されたように、年齢を重ねても変わらぬ確かなリズム感と音楽的判断力こそが、彼の最大の武器だ。ベーシストとして学ぶべきは、特殊な奏法や最新機材よりも、「バンドサウンドに貢献する姿勢」と「楽曲の本質を理解する耳」である。
本記事参照サイト【Genesis(ジェネシス)・マイク・ラザフォード】
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