- 【ダーシー・レッキー】The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ) 始めに
- 使用アンプ一覧と特徴【The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ)・ダーシー・レッキー】
- 使用ベースの種類と特徴【The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ)・ダーシー・レッキー】
- 使用エフェクターとボード構成【The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ)・ダーシー・レッキー】
- 音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ)・ダーシー・レッキー】
- 比較的安価に音を近づける機材【The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ)・ダーシー・レッキー】
- 総括まとめ【The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ)・ダーシー・レッキー】
- 本記事参照サイト【The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ)・ダーシー・レッキー】
【ダーシー・レッキー】The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ) 始めに
ダーシー・レッキーは、オルタナティブロックバンド「The Smashing Pumpkins」のオリジナルベーシストとして1988年から1999年まで活動しました。彼女のシンプルながらも安定感のあるプレイスタイルは、ビリー・コーガンのギターワークとジミー・チェンバレンのドラミングを支える重要な役割を果たしていました。
技術的な派手さよりも楽曲の土台となる安定したリズムとグルーヴを提供することに徹し、バンドサウンドの要として機能していました。「Siamese Dream」や「Mellon Collie and the Infinite Sadness」といった代表作では、時に控えめながらも曲の骨格をしっかりと支えるベースラインを展開しています。
The Smashing Pumpkinsの複雑で多層的なサウンドの中で、彼女のベースは楽曲のダイナミクスを支える柱として機能していました。特に「1979」「Bullet with Butterfly Wings」「Today」などの楽曲では、ダーシーの堅実なベースワークがバンドの壮大なサウンドスケープを下支えしています。
彼女のプレイスタイルは装飾的というよりも機能的で、コーガンの複雑なギターアレンジメントとバンドの実験的なサウンドに対して、安定したリズムと調和的な基盤を提供するものでした。
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使用アンプ一覧と特徴【The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ)・ダーシー・レッキー】

The Smashing Pumpkinsのオリジナルベーシスト、ダーシー・レッキーは主にAmplifiers Trace Elliot AH500と4×10キャビネットの組み合わせを愛用していたことで知られています。このセットアップは90年代のオルタナティブロックシーンにおける彼女の特徴的なベースサウンドを形成し、バンドの重厚な音像の土台を支えていました。
レコーディングでは、フロントマンのビリー・コーガンの指示のもと、中低域を強調した温かみのあるサウンドを追求していたと言われています。特に『Siamese Dream』や『Mellon Collie and the Infinite Sadness』といった代表作では、ギターの分厚いレイヤーと共存するため、明確な定位を持ちながらも主張しすぎない絶妙なEQ設定が施されていました。
ライブパフォーマンスにおいては、より存在感のあるアタック感と低域の押し出しを重視したセッティングが採用されていたようです。バンドのダイナミックな楽曲構成を支えるため、曲調に合わせて歪みの量やコンプレッションの度合いを調整していました。ダーシーのベースラインは複雑ではありませんが、バンドのサウンドを支える重要な役割を担っていました。
使用アンプ機材表【The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ)・ダーシー・レッキー】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ベーシスト | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| SVT | AMPEG | The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ) | ダーシー・レッキー | メインアンプとして使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| SVT-810 | AMPEG | The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ) | ダーシー・レッキー | キャビネット、8×10インチ構成 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Trace Elliot | Trace Elliot | The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ) | ダーシー・レッキー | 初期に使用していたアンプ | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Mesa/Boogie | Mesa/Boogie | The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ) | ダーシー・レッキー | 録音時に使用したこともある | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Fender Bassman | Fender | The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ) | ダーシー・レッキー | 初期のレコーディングで使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用ベースの種類と特徴【The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ)・ダーシー・レッキー】

ダーシー・レッキーはThe Smashing Pumpkinsの重要な音楽性を支えたベーシストとして知られています。彼女のメイン楽器はFenderのPrecision Bass(通称:Pベース)で、そのシンプルな構成と安定した音色がバンドのサウンドに適していました。
彼女のPベースはシングルコイルPUを搭載し、中低域に厚みを持たせた音色が特徴です。特にバンドサウンドにおいて、ビリー・コーガンのギターとジミー・チェンバレンのドラムの間を埋める役割を果たし、楽曲の土台となる重厚なベース音を提供していました。
バンド初期においては、シンプルなプレイスタイルでリズムをキープしていましたが、後に「Siamese Dream」や「Mellon Collie and the Infinite Sadness」などの作品では、より洗練されたベースラインを披露。彼女の音色は中域の存在感とアタックの明瞭さを兼ね備え、バンドの多層的なサウンドの中でも確固たる位置を占めていました。
使用ベース機材表【The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ)・ダーシー・レッキー】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ベーシスト | ベースの種類 | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Precision Bass | Fender | The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ) | ダーシー・レッキー | PBタイプ | 1960年代のモデルを使用。ビリー・コーガンのサウンドにベースで深みを加える | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Fretless Bass | 不特定 | The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ) | ダーシー・レッキー | フレットレス | 繊細な表現とグライディングに適したフレットレスを使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Vintage Bass | 不特定 | The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ) | ダーシー・レッキー | PBタイプ | ヴィンテージサウンドを追求 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Walnut Bass | 不特定 | The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ) | ダーシー・レッキー | カスタム | クリアなトーンを持つウォルナット材のベース | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Thunderbird | Gibson | The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ) | ダーシー・レッキー | サンダーバード | パワフルなロックサウンド用に使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用エフェクターとボード構成【The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ)・ダーシー・レッキー】

The Smashing Pumpkinsのオリジナルベーシスト、ダーシー・レッキーのベースサウンドはバンドのサウンドにおいて重要な要素でした。彼女は比較的シンプルなセットアップを好み、バンドのギタリスト/ボーカリストのビリー・コーガンの厚いギターウォールの中で存在感を示すため、クリアで太いベース音を追求していました。
主にFenderベースを使用していたダーシーは、ディストーションやファズを控えめに使い、バンドの楽曲に必要な低音の土台をしっかりと固める役割を担っていました。特にアルバム「Siamese Dream」や「Mellon Collie and the Infinite Sadness」では、EQ調整とコンプレッサーを効果的に使用し、ミックス内でのベースの存在感を確保していました。
ダーシーのベースプレイはテクニカルというよりも、曲のグルーブと雰囲気を支えるスタイルで、特にコーガンの複雑なギターレイヤーとジミー・チェンバレンのダイナミックなドラミングの間を埋める重要な役割を果たしていました。彼女のエフェクター選択もその哲学に沿った、サウンドの芯を保ちながらも必要に応じて表現の幅を広げるものでした。
使用エフェクター機材表【The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ)・ダーシー・レッキー】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ベーシスト | エフェクターの種類 | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Big Muff Pi | Electro-Harmonix | The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ) | ダーシー・レッキー | ファズ | ダーシー・レッキーの特徴的なベースサウンドに貢献 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Bass Wah | Dunlop | The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ) | ダーシー・レッキー | ワウペダル | ライブパフォーマンスで使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Bass Synth | Boss | The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ) | ダーシー・レッキー | シンセサイザー | 実験的なサウンド制作に活用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Chorus Ensemble | Boss | The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ) | ダーシー・レッキー | コーラス | 空間的な広がりのあるベースサウンドを作成 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Bass Overdrive | MXR | The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ) | ダーシー・レッキー | オーバードライブ | 歪みを加えたアグレッシブなベーストーン | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ)・ダーシー・レッキー】
ダーシー・レッキーのベースサウンドは、Siamese Dream時代では中低域(200-400Hz)を抑えた特徴的なEQ設定が印象的でした。彼女は録音時に、プロデューサーのブッチ・ヴィグとの協力で低域(80-100Hz)をタイトに保ちながらも、400Hz付近をカットすることで、ビリー・コーガンの多重録音されたギターとの周波数バッティングを避けていました。トレブル(2-4kHz)をやや持ち上げることで、ベース音の輪郭をはっきりさせる工夫も見られました。
楽曲別のアプローチとして、「Cherub Rock」ではコンプレッサーの比率を4:1程度に設定し、アタック時間を遅めにすることでピック弾きの際の粒立ちを残しつつ、全体の音圧を均一化していました。一方「Today」では、ミックス段階でベース音に軽いディストーションを加え、ローミッド(300Hz付近)をさらに削ることで、コーガンのファズギターとの共存を図りました。ライブでは、ステレオフィールドの中央からやや左に定位させ、バンドサウンド全体のバランスを整えていたことも特徴です。
Mellon Collie時代になると、彼女のベースはミックス内でより重要な役割を担うようになり、「1979」では低域(60-80Hz)をより豊かに残しながらも、コンプレッションのスレッショルドを下げて均一なサステインを生み出していました。スタジオでは、ベースを2トラック録音し、一方は直接入力した信号、もう一方はアンプ音をマイキングして録り、ミックス時に両者をブレンドするテクニックも採用されていました。これによりパンチと温かみを両立させた、バンドサウンドの土台となる芯の太いベースサウンドが完成したのです。
比較的安価に音を近づける機材【The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ)・ダーシー・レッキー】

ダーシー・レッキーのベースサウンドを手頃な価格で再現するなら、まずはフェンダー系の楽器から始めると良いでしょう。彼女が使用していたフェンダー・プレシジョンベースに近い音色を持つスクワイア・クラシックヴァイブ’60sシリーズ(約5万円)があれば十分スタートラインに立てます。アンプはシンプルなトランジスタアンプでも、中域を少し抑えめにして低域と高域を持ち上げることで彼女特有の「存在感のある」音に近づけられます。
エフェクトは必須というわけではありませんが、軽いディストーションやオーバードライブがあると90年代オルタナティブロックの厚みのあるサウンドに近づけます。BOSSのODB-3ベースオーバードライブ(約1.5万円)は手頃な価格でありながら、ゲインを抑え気味に設定すれば彼女のドライブ感を表現できるでしょう。特に「Siamese Dream」や「Mellon Collie and the Infinite Sadness」時代のサウンドを目指すならオーバードライブは重要なポイントになります。
演奏面では、ピック弾きでリズミカルに演奏することを心がけるとよりスマパン的なベースラインに近づきます。ダーシーのプレイは複雑なテクニックというよりも、バンドサウンド全体を支える安定した演奏が特徴的です。録音時はコンプレッサーを軽くかけて音量を均一にし、EQで400Hz付近をやや下げると、ビリー・コーガンのギターとかぶらない理想的なベース音になるでしょう。
比較的安価に音を近づける機材表【The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ)・ダーシー・レッキー】
| 種類 | 機材名 | メーカー | アーティスト | ベーシスト | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| BEGIN_ROWS | undefined | undefined | The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ) | ダーシー・レッキー | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | |
| 楽器 | スクワイア・クラシックヴァイブ’60s P-Bass | Squier | The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ) | ダーシー・レッキー | ダーシーのフェンダー・プレシジョンベースに近い音色で約5万円 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| エフェクター | ODB-3 ベースオーバードライブ | BOSS | The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ) | ダーシー・レッキー | ゲインを抑え気味に設定して90年代オルタナサウンドを再現、約1.5万円 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| END_ROWS | undefined | undefined | The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ) | ダーシー・レッキー | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
総括まとめ【The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ)・ダーシー・レッキー】

ダーシー・レッキーのベーススタイルは、ザ・スマッシング・パンプキンズのサウンドにおいて極めて重要な役割を果たしていました。彼女のプレイスタイルは技術的に複雑なものではなく、むしろシンプルさを追求したものでしたが、それがバンドの重層的なギターサウンドを下支えする土台となっていました。ビリー・コーガンの複雑なギターレイヤーに対して、彼女は楽曲の骨格をしっかりと保持し、時に空間を作り出すようなプレイで全体のバランスを整えていました。特に初期アルバムから「Siamese Dream」「Mellon Collie and the Infinite Sadness」といったバンドの代表作において、そのシンプルながらも効果的なベースラインは、バンドのオルタナティブロックサウンドの基盤となっていました。
ダーシー・サウンドを再現するにあたっては、テクニカルな演奏よりも、曲の本質と全体のサウンドへの貢献に焦点を当てることが重要です。彼女のプレイは、しばしばコーガンの指示に基づいていたとも言われており、バンド全体のビジョンに奉仕する姿勢が特徴的でした。音色面では、クリーンながらも芯のある音作りを意識し、特に低域をしっかりと支える役割を理解することがポイントとなります。また、彼女の演奏は必ずしも前面に出るものではなく、時にはミックス内で控えめに処理されていましたが、それがかえってバンド全体のダイナミックレンジを広げる効果をもたらしていたことを理解することも重要です。
スマッシング・パンプキンズの音楽性を表現するには、機材への過度の依存よりも、バンドの音楽的な本質を捉えることが何よりも大切です。ダーシーのベースプレイは、技術的な派手さより、音楽全体への貢献と適切なグルーヴ感を重視していました。彼女のような演奏アプローチを身につけるためには、バンド内での役割を理解し、全体のサウンドに溶け込むことに意識を向けるべきでしょう。また、コーガンとのクリエイティブな緊張関係も含め、彼女がバンドにもたらした独特の雰囲気や存在感は、単なる機材や技術だけでは再現できないものです。むしろ、音楽に対する姿勢やバンド内での役割理解こそが、彼女のベーススタイルの本質と言えるでしょう。
本記事参照サイト【The Smashing Pumpkins(ザ・スマッシング・パンプキンズ)・ダーシー・レッキー】
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