【Deep Purple・Roger Glover】風サウンドの作り方+ベース使用機材セッティングのまとめ|アンプ・エフェクター・音作り解説

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【Deep Purple・Roger Glover】風サウンドの作り方+ベース使用機材セッティングのまとめ|アンプ・エフェクター・音作り解説

【Roger Glover】Deep Purple 始めに

ディープ・パープルの中核メンバーであるロジャー・グローヴァーは、力強くも洗練されたベースプレイで知られています。彼のプレイスタイルは、正確なリズムキープと歌心のあるフレージングを絶妙に融合させた特徴があり、バンドのヘヴィさを支える堅実な土台となっています。「Highway Star」や「Smoke on the Water」では、リフに寄り添いながらも独自の存在感を示す巧みなラインを展開。彼の使用楽器は主にフェンダー・プレシジョンベースで、クリアかつパンチの効いたトーンを生み出しています。プロデューサーとしても才能を発揮し、ディープ・パープルのプログレッシブかつハードなサウンドの確立に大きく貢献。テクニカルな要素とグルーヴ感覚のバランスが絶妙なベーシストとして、ハードロック史に不動の地位を築いています。

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使用アンプ一覧と特徴【Deep Purple・Roger Glover】

ロジャー・グローヴァーは長年にわたり様々なベースアンプを使用してきました。初期のDeep Purple時代には、Marshall Super Bass 100W、Acoustic 360などを愛用していました。特にMarshallアンプは彼の太く力強い音の基礎となり、ハードロックの迫力あるサウンドを支えました。 80年代以降はTraceElliot製品を多用し、AH500シリーズなどを使用。最近ではAmpeg SVTシリーズを中心に据え、特にSVT-4PRO、SVT-810Eキャビネットの組み合わせでライブパフォーマンスを行っています。この組み合わせにより、クリアな高域と厚みのある低域を両立させた特徴的なサウンドを生み出しています。 レコーディングでは状況に応じて様々なアンプを使い分け、より繊細な音作りを追求。「Highway Star」などの代表曲では中低域に厚みを持たせつつも、フィンガーピッキングの細かいニュアンスが伝わるよう調整されています。グローヴァーの音作りは、バンドの楽曲に合わせて中域の存在感を大切にしながらも、ソリッドな低域を基盤とした堅実なアプローチが特徴です。

使用アンプ機材表【Deep Purple・Roger Glover】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
SVT-4 PRO Ampeg Deep Purple Roger Glover メインステージで使用するハイパワーヘッド 検索 検索 検索 検索 検索
SVT-810E Ampeg Deep Purple Roger Glover 8×10インチスピーカー搭載の大型キャビネット 検索 検索 検索 検索 検索
Blackstar HT-Dual Blackstar Deep Purple Roger Glover オーバードライブペダル、ディストーション効果 検索 検索 検索 検索 検索
TC Electronic RH450 TC Electronic Deep Purple Roger Glover 2009年以降のツアーで使用したヘッド 検索 検索 検索 検索 検索
Trace Elliot AH500-12 Trace Elliot Deep Purple Roger Glover かつて使用していたアンプヘッド 検索 検索 検索 検索 検索
Marshall Bass Head Marshall Deep Purple Roger Glover 初期のDeep Purpleで使用したアンプ 検索 検索 検索 検索 検索

使用ベースの種類と特徴【Deep Purple・Roger Glover】

ディープ・パープルのベーシスト、ロジャー・グローヴァーのメインベースはFenderの1969年製Precision Bassで、艶のある中低音とアタック感の強さが特徴です。このベースは彼の代表曲「Smoke on the Water」「Highway Star」でも使用され、バンドのヘヴィなサウンドを支えています。サブとしてはRickenbacker 4001も愛用しており、その明るく輪郭のはっきりした音色で、より複雑なフレーズでの表現力を高めています。P-Bassはシングルコイル・スプリットPUで太くソリッドな音を、Rickenbackerはデュアルトラクティブ・ピックアップによる中高域の抜けを活かし、曲調に合わせて使い分けています。指弾きと時々ピック奏法を組み合わせ、ロックからファンキーなラインまで幅広いプレイスタイルに対応しています。

使用ベース機材表【Deep Purple・Roger Glover】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト ベースの種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Grabber G2 Warwick Deep Purple Roger Glover 4弦 1990年代から現在まで愛用する主力ベース 検索 検索 検索 検索 検索
Grabber G1 Burns-Weill Deep Purple Roger Glover 4弦 初期に使用したスライドピックアップモデル 検索 検索 検索 検索 検索
Fender Precision Bass Fender Deep Purple Roger Glover 4弦 1970年代に使用、「Smoke on the Water」などの録音に 検索 検索 検索 検索 検索
Streamer Stage I Warwick Deep Purple Roger Glover 4弦 1980年代後半から使用した代表的な一本 検索 検索 検索 検索 検索
Infinity Status Deep Purple Roger Glover 4弦アクティブ 軽量グラファイトネックモデル 検索 検索 検索 検索 検索
Thumb Bass Warwick Deep Purple Roger Glover 4弦 ディープパープルの再結成後に使用 検索 検索 検索 検索 検索

使用エフェクターとボード構成【Deep Purple・Roger Glover】

Deep Purpleのベーシスト、ロジャー・グローヴァーのサウンドは力強く、バンドのヘヴィなサウンドを支えています。彼はシンプルな機材構成ながら、特徴的なトーンを生み出しています。 主にFender Precision Bassを愛用し、Ampeg SVTアンプとの組み合わせでパワフルな低音を実現。エフェクターはMXR Bass Octave DeluxeやBass Chorus Deluxeを使用し、必要に応じて音に深みや広がりを加えています。「Highway Star」や「Smoke on the Water」などの名曲では、ディストーションを控えめに使い、クリアでありながら芯のある音を作り出しています。 グローヴァーのサウンド作りの哲学は「シンプルさと安定感」。過剰なエフェクトを避け、バンドのグルーヴを支えるために音の「太さ」と「粘り」を重視しています。彼の音色はDeep Purpleのハードロックサウンドの基盤となり、50年以上にわたり多くのベーシストに影響を与え続けています。

使用エフェクター機材表【Deep Purple・Roger Glover】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト エフェクターの種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
KTS Overdrive King Tone Guitar Deep Purple Roger Glover オーバードライブ インタビューでよく使うと言及 検索 検索 検索 検索 検索
Wah Pedal Dunlop Deep Purple Roger Glover ワウペダル 特にJimy Hendrix Wah Pedal 検索 検索 検索 検索 検索
Holy Grail Reverb Electro-Harmonix Deep Purple Roger Glover リバーブ ソロプロジェクト時にも使用 検索 検索 検索 検索 検索
Vintage Pro Bass Preamp Tech 21 Deep Purple Roger Glover プリアンプ 2010年以降のツアーで使用 検索 検索 検索 検索 検索
Orange Squeezer Compressor Dan Armstrong Deep Purple Roger Glover コンプレッサー 70年代初期に使用 検索 検索 検索 検索 検索
Moog MF-105M MIDI MuRF Moog Deep Purple Roger Glover モジュレーション系 特殊なエフェクトとして活用 検索 検索 検索 検索 検索
ZOOM B3 ZOOM Deep Purple Roger Glover マルチエフェクター スタジオレコーディングで使用 検索 検索 検索 検索 検索

音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【Deep Purple・Roger Glover】

Roger Gloverのベースサウンドは、Fenderベースのパンチとリッチなミッドレンジが特徴的だ。
スタジオレコーディングでは低域を80Hz付近で+3dB程度ブーストし、350Hz周辺を少し削ることで芯のある音を確保している。
ミッドレンジの800Hz〜1.2kHzをわずかに持ち上げ、ギターと被らないよう帯域を確保する一方、2.5kHzあたりはカットして攻撃的過ぎない音作りを心がけている。
コンプレッサーは比較的軽めの設定(4:1程度)で、アタックは30ms前後、リリースは300ms程度に設定し、激しいプレイでも音量が安定するよう調整する。

“Highway Star”のような速いテンポの曲では、低域を少し抑え(100Hz付近-2dB)、アタック感を強調するため1.5kHz付近を+2dB程度持ち上げている。
対照的に”Child In Time”のようなバラード曲では低域を豊かにし、80Hz付近を+4dB程度ブースト、アタックを抑えるためピック音が出る2〜3kHz帯域を控えめにする。
ライブ環境では、ベースドラムとの干渉を避けるため60Hz以下をハイパスフィルターでカットし、同時に5kHz付近を少し持ち上げて定位を明確にしている。
Rickenbacker 4001を使用する際は、その特徴的な中高域の鳴りを活かすため、EQのミッドレンジ(700Hz〜1kHz)を強調する傾向がある。

ミックスにおいてGloverのベース音はステレオイメージの中央に配置され、ドラムのキックと密接に関連づけられている。
エンジニアはベースに軽いサイドチェインコンプレッション(2:1程度)をかけ、キックドラムが入る瞬間にベースが3dB程度下がるよう設定している。
“Smoke on the Water”などの象徴的な曲では、ベースの存在感を際立たせるために並行圧縮技術が用いられ、原音に5〜10%程度の歪み信号をミックスしている。
モダンなリマスター版では、オリジナルの温かみを保ちつつも、30〜40Hz帯域をわずかに持ち上げて現代的な重厚感が加えられている。

比較的安価に音を近づける機材【Deep Purple・Roger Glover】

ロジャー・グローヴァーのベースサウンドを手頃な価格で再現するには、まずプリサイズベースタイプのベースギターがおすすめです。スクワイアのヴィンテージモディファイドシリーズやハーレーベントンのPB-STYLEなど、2〜3万円台の楽器でも基本的な特徴を持っています。ブリッジピックアップ主体の太く芯のあるサウンドが特徴で、フラットワウンド弦を使うとさらに本格的な音に近づけます。

アンプに関しては、小型のトランジスタアンプでも十分グローヴァーサウンドの要素を引き出せます。アンプのEQは中音域を少し削り、低域と高域を適度に上げるセッティングが基本となります。VOXやFenderの小型アンプ(1〜2万円台)に、5千円前後のベース用コンプレッサーやオーバードライブを加えると、より本格的なサウンドに近づけるでしょう。

エフェクトに関しては、まずコンプレッサーが必須アイテムとなります。JOYO、Behringer、MOOERなどの手頃な価格帯のペダルでも基本的な効果は得られます。「Highway Star」などの代表曲ではオーバードライブも活用されており、ベース用の安価なオーバードライブとコンプレッサーを組み合わせることで、バンドの中で埋もれない力強いサウンドを再現できるでしょう。

比較的安価に音を近づける機材表【Deep Purple・Roger Glover】

種類 機材名 メーカー アーティスト ベーシスト 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
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ベースギター Squier Vintage Modified シリーズ Squier Deep Purple Roger Glover 2〜3万円台、プリサイズベースタイプ 検索 検索 検索 検索 検索
ベースギター PB-STYLE Harley Benton Deep Purple Roger Glover 2〜3万円台、プリサイズベースタイプ 検索 検索 検索 検索 検索
フラットワウンド弦 不明 Deep Purple Roger Glover より本格的なサウンドに近づける 検索 検索 検索 検索 検索
アンプ 小型トランジスタアンプ VOX Deep Purple Roger Glover 1〜2万円台 検索 検索 検索 検索 検索
アンプ 小型トランジスタアンプ Fender Deep Purple Roger Glover 1〜2万円台 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクト ベース用コンプレッサー JOYO Deep Purple Roger Glover 5千円前後 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクト ベース用コンプレッサー Behringer Deep Purple Roger Glover 5千円前後 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクト ベース用コンプレッサー MOOER Deep Purple Roger Glover 5千円前後 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクト ベース用オーバードライブ 不明 Deep Purple Roger Glover 安価なもの 検索 検索 検索 検索 検索
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総括まとめ【Deep Purple・Roger Glover】

ロジャー・グローヴァーのベースプレイは「パワーとシンプルさ」が基本姿勢となっています。Deep Purpleというハードロックの重厚な音像の中でも存在感を示すのは、その唸るような低音と、リッチー・ブラックモアのギターとジョン・ロードのオルガンに寄り添いながらも独自の存在感を放つフレージングにあります。「Highway Star」や「Smoke On The Water」に代表される彼のプレイは、ドラマーのイアン・ペイスとの強固なリズムセクションを形成し、曲の土台を支えつつ、時にメロディアスなラインで楽曲に彩りを加えます。彼のサウンドは歪みを効かせた攻撃的な音色と、クリアな音の使い分けが特徴的で、バンドの躍動感あるグルーヴを生み出す原動力となっています。

グローヴァーのベース再現には、フィンガリングの強弱と右手のニュアンスが重要です。弦を強く弾く時と柔らかく弾く時の使い分け、弦に触れる位置やアングルを変えることで音色のバリエーションを作り出しています。彼の特徴的なフレーズには16分音符を駆使したパッセージが多く、特にピックアップの近くを弾いて輪郭のはっきりした音を出すことでバンドサウンドの中でも埋もれない存在感を確保しています。またベースソロでは流麗なラインと適度な歪みを組み合わせることで、他の楽器に負けない表現力を発揮しています。彼のプレイを再現するには、リズム感を磨き、バンドのグルーヴを感じながらも自己主張を忘れない姿勢が大切です。

グローヴァーは「機材よりもプレイヤーの感性が大切」という考えを持っており、特定の機材にこだわらず様々な状況に応じて柔軟に対応してきました。彼のアプローチは、どんな楽器を手にしてもまず「バンドの音楽に何が必要か」を考え、楽曲を引き立てるためにプレイスタイルや音作りを調整するというものです。テクニックや機材にとらわれず、音楽の本質を大切にするグローヴァーの姿勢は、長いキャリアを通じて彼のサウンドを進化させ続ける原動力となっています。彼の教えに倣うなら、どんなベースやアンプを使っていても、自分の指先から出る音にこだわり、バンドサウンド全体を意識したプレイを心がけることが、真のロジャー・グローヴァースタイルに近づく道と言えるでしょう。

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