【Acid Black Cherry・IKUO(サポート)】風サウンドの作り方+ベース使用機材セッティングのまとめ|アンプ・エフェクター・音作り解説

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【Acid Black Cherry・IKUO(サポート)】使用機材まとめ|アンプ・エフェクター・音作り解説

【IKUO(サポート)】Acid Black Cherry 始めに

IKUOは1966年4月生まれの実力派ベーシストで、Acid Black Cherryでのサポートをはじめ、数々のアーティストのサポートや自身のソロ活動でも知られています。卓越した技術と個性的な音色で日本のベースシーンを牽引する存在です。

彼のプレイスタイルは、スラップやタッピングなどの高度なテクニックを自在に操り、ロック、メタル、ファンクなど様々なジャンルを横断する多彩さが特徴です。繊細なフィンガリングから激しいピック奏法まで、曲の雰囲気に合わせた表現力の幅広さは多くのミュージシャンから尊敬されています。

Acid Black Cherryでは、yasu(ボーカル)の壮大な世界観を支える重要な役割を担っています。ゴシック調の楽曲やロックバラードにおいて、IKUOのベースラインは曲の土台となる低音の安定感と同時に、独創的なフレーズで楽曲に彩りを加えています。

使用機材にもこだわりを持ち、ESP製の6弦ベースや5弦ベースを主に愛用しています。特に「IKUO STONE ROSES BASS」などのシグネチャーモデルは彼の音楽性を反映した独特の仕様となっており、ファンからも高い支持を得ています。

彼のベースプレイは「BLACK CHERRY」や「20+∞Century Boys」といったAcid Black Cherryの楽曲で、曲の情感を深める重要な要素となっています。独特のグルーヴ感と繊細なニュアンスを持ったプレイは、バンドサウンドに厚みを加え、yasuの歌声を引き立てる効果をもたらしています。

また、教則本の執筆や音楽スクールでの指導など、後進の育成にも力を入れており、ベーシストとしての深い知識と経験を次世代に伝える活動も行っています。技術だけでなく音楽への情熱を伝えるその姿勢は、多くの若手ミュージシャンに影響を与えています。

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使用アンプ一覧と特徴【Acid Black Cherry・IKUO(サポート)】

two men playing instruments in a dark room
Photo by Luis Morera on Unsplash

IKUOはMarkbassのアーティストとしても知られており、主にMarkbass製アンプを愛用しています。特にLittle Mark Tube 800や800 Bassなどのチューブプリアンプモデルを好んで使用し、温かみのある音色と力強い低域を両立させています。

ライブではMarkbass Little Mark Tubeシリーズをメインに据え、その太く芯のある音で会場を包み込むサウンドを実現。一方、繊細なフレーズが求められる楽曲では、クリアな中高域の表現力を活かしたセッティングに切り替えることも。

アンプキャビネットはMarkbass Standard 104HFや104HRなどを組み合わせ、4発×10インチ構成で低域の分厚さと中高域の抜けの良さを確保しています。バンドサウンドの中でもしっかりと存在感を示しながら、ドラムとの一体感を大切にした音作りを行なっています。

使用アンプ機材表【Acid Black Cherry・IKUO(サポート)】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Little Mark Tube 800 Markbass Acid Black Cherry IKUO(サポート) チューブサウンドが特徴のベースアンプヘッド 検索 検索 検索 検索 検索
Standard 104HF Markbass Acid Black Cherry IKUO(サポート) 4×10インチスピーカーのキャビネット 検索 検索 検索 検索 検索
Standard 151HF Markbass Acid Black Cherry IKUO(サポート) 1×15インチスピーカーのキャビネット 検索 検索 検索 検索 検索
Little Mark III Markbass Acid Black Cherry IKUO(サポート) コンパクトで高出力のベースアンプヘッド 検索 検索 検索 検索 検索
TU-3 BOSS Acid Black Cherry IKUO(サポート) チューナー 検索 検索 検索 検索 検索
MS-3 BOSS Acid Black Cherry IKUO(サポート) マルチエフェクター 検索 検索 検索 検索 検索
SANSAMP BASS DRIVER DI TECH21 Acid Black Cherry IKUO(サポート) 定番ベースプリアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
MULTICOMP TC ELECTRONIC Acid Black Cherry IKUO(サポート) コンプレッサー 検索 検索 検索 検索 検索

使用ベースの種類と特徴【Acid Black Cherry・IKUO(サポート)】

person playing guitar
Photo by Derek Truninger on Unsplash

Acid Black Cherryのサポートベーシストを務めるIKUOは、ESPのカスタムモデルを主に使用しています。IKUOモデルとして知られるESP IKUO-modelは、特徴的なボディシェイプとブラックカラーが目を引くモデルで、PUはEMG40が搭載されています。

音色の特徴としては、タイトな低域とクリアな中高域が両立し、スラップからフィンガープレイまで幅広いプレイスタイルに対応できる汎用性の高さがあります。また、5弦ベースを好んで使用することが多く、低音の厚みと高音域までのレンジの広さを活かした演奏を展開しています。

他にも、ESPのStandard SeriesやNavigatorシリーズなども使用していたとされ、アグレッシブなカッティングからメロディアスなフレーズまで幅広い表現を可能にするセッティングが特徴です。特にAcid Black Cherryでの演奏では、バンドサウンドを支える力強い低音と繊細なニュアンスの両方が求められるため、それに対応できる楽器選択をしています。

使用ベース機材表【Acid Black Cherry・IKUO(サポート)】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト ベースの種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
MAB Hybrid Guitars Acid Black Cherry IKUO(サポート) ボウンズ系5弦 メインで使用 検索 検索 検索 検索 検索
IKUO Model ESP Acid Black Cherry IKUO(サポート) アクティブ5弦 シグネチャーモデル 検索 検索 検索 検索 検索
Big Al 5 Music Man Acid Black Cherry IKUO(サポート) 5弦アクティブ ソロプロジェクトでも使用 検索 検索 検索 検索 検索
JP-2 Atelier Z Acid Black Cherry IKUO(サポート) JBタイプ5弦 ライブで活躍 検索 検索 検索 検索 検索
ATB-1 Atelier Z Acid Black Cherry IKUO(サポート) JBタイプ4弦 初期に使用 検索 検索 検索 検索 検索
RTB634 Yamaha Acid Black Cherry IKUO(サポート) ミディアムスケール6弦 高音域も演奏可能 検索 検索 検索 検索 検索

使用エフェクターとボード構成【Acid Black Cherry・IKUO(サポート)】

Acid Black Cherryのサポートベーシストとしても活躍するIKUOは、その高い演奏技術と洗練されたサウンドメイクで知られています。彼のエフェクターボードには、BOSS ODB-3(オーバードライブ)やMXR M-80 Bass D.I.+などのディストーション系が配置されており、楽曲のヘヴィなパートでの音作りを支えています。

また、Markbass製のプリアンプやコンプレッサーを愛用しており、太く安定したベースラインを実現しています。エフェクターの配列は楽曲の展開に合わせて素早く切り替えられるよう工夫されており、特にロックナンバーでのダイナミックな音の変化を可能にしています。

IKUOの多彩な音色づくりには、ESP製カスタムベースとの相性を重視したセッティングがあり、ライブパフォーマンスでの再現性の高さも特徴です。彼のボード構成はシンプルながらも必要十分な機能性を備えており、多くのベーシストから参考にされています。

使用エフェクター機材表【Acid Black Cherry・IKUO(サポート)】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト エフェクターの種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Bass Tech 6 Tech 21 Acid Black Cherry IKUO(サポート) プリアンプ アンティークサウンドシステムのパッチでも愛用 検索 検索 検索 検索 検索
SUPER BASS Electro-Harmonix Acid Black Cherry IKUO(サポート) ディストーション ライブで多用 検索 検索 検索 検索 検索
MS2 Bass PREAMP AVALON Acid Black Cherry IKUO(サポート) プリアンプ 2000年代以降の主力機材 検索 検索 検索 検索 検索
BP-1 Avalon Acid Black Cherry IKUO(サポート) ダイレクトボックス PRE AMP直結機材 検索 検索 検索 検索 検索
OC-2 BOSS Acid Black Cherry IKUO(サポート) モジュレーション系 SUPPLESのライブで使用 検索 検索 検索 検索 検索
SansAmp Bass Driver DI V2 Tech 21 Acid Black Cherry IKUO(サポート) プリアンプ ツアー用の主要機材 検索 検索 検索 検索 検索

音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【Acid Black Cherry・IKUO(サポート)】

IKUOはAcid Black Cherryのサポートベーシストとして、強靭なピッキングと艶やかなフレットレスサウンドを両立させている。基本的なEQ設定ではMIDを少し削り、LOWは80〜100Hz帯を中心に持ち上げ、HIGHは6kHz付近をわずかに足すことで芯のある音を確保している。彼の愛用するMARKBASSアンプでは、VPFノブを2時方向に設定し、ミッドレンジのグリッとした部分を強調して表現力を高めている。

楽曲によって使い分けるサウンドは実に多彩で、激しいロックナンバーではフロントピッキングでアタック感を強調し、コンプレッサーのアタックを速め比率を4:1程度にセットする。一方バラードでは、コンプレッションを緩め、ミッドレンジの400Hz付近を少し持ち上げることで温かみを出し、ギターとの干渉を避けるために800Hz前後を若干カットしている。バンド内での定位は、ギターとキーボードの間に位置するよう、ステレオミックスではやや中央からL側に配置されることが多い。

ライブと録音では異なるアプローチを取り、スタジオ録音ではDIと実機マイキングの両方を収録し、後者にはAKG D112やNeumann U47を使用することが多い。ミックス段階ではDIの低域にわずかにサチュレーションをかけ、実機の音にはマルチバンドコンプを使用して100Hz以下と2kHz以上の帯域を個別に制御している。特徴的なスラップフレーズでは400〜800Hzをわずかに削り、5kHz付近を持ち上げることで、指板を叩く音のアタック感を強調している。

比較的安価に音を近づける機材【Acid Black Cherry・IKUO(サポート)】

IKUOの音作りを比較的安価に再現するには、まず音の基本となるベースの選択が重要です。彼の特徴的なサウンドを目指すなら、ESP製の5弦ベースをベースに考え、手の届きやすいESP LTD B-205やSireのMarcus Miller V5などの5弦モデルがコスパに優れています。指板はメイプル、アクティブ回路搭載のものを選ぶと彼の鮮やかな音色に近づけやすいでしょう。

アンプに関しては、彼が愛用するMarkbassの音色を目指すなら、より手頃なMarkbass Mini CMDやAmpeg BA-110など、クリアな音質が特徴のコンパクトアンプがおすすめです。予算が限られている場合は、クリーンで反応の良いエフェクターを使って音作りをすることで、より本格的な機材の導入を後回しにすることも可能です。

エフェクターでは、IKUOらしいクリーンで歪みの少ない音作りを実現するため、MXR M80 Bass D.I.+などのプリアンプがあると便利です。また彼のような表現力豊かなプレイには、コンプレッサーとしてMXR M87 Bass Compressorなどがコスパ良く使えるでしょう。これらの基本的なエフェクターで音作りの土台を固め、演奏技術を磨くことが彼の音に近づく近道になります。

比較的安価に音を近づける機材表【Acid Black Cherry・IKUO(サポート)】

種類 機材名 メーカー アーティスト ベーシスト 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
BEGIN_ROWS undefined undefined Acid Black Cherry IKUO(サポート) 検索 検索 検索 検索 検索
種類 機材名 メーカー Acid Black Cherry IKUO(サポート) 備考 検索 検索 検索 検索 検索
ベース LTD B-205 ESP Acid Black Cherry IKUO(サポート) 5弦ベース、メイプル指板、アクティブ回路搭載 検索 検索 検索 検索 検索
ベース Marcus Miller V5 Sire Acid Black Cherry IKUO(サポート) 5弦ベース、コスパに優れる 検索 検索 検索 検索 検索
アンプ Mini CMD Markbass Acid Black Cherry IKUO(サポート) クリアな音質、コンパクトアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
アンプ BA-110 Ampeg Acid Black Cherry IKUO(サポート) クリアな音質、コンパクトアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクター M80 Bass D.I.+ MXR Acid Black Cherry IKUO(サポート) プリアンプ、クリーンで歪みの少ない音作り 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクター M87 Bass Compressor MXR Acid Black Cherry IKUO(サポート) 表現力豊かなプレイに最適 検索 検索 検索 検索 検索
END_ROWS undefined undefined Acid Black Cherry IKUO(サポート) 検索 検索 検索 検索 検索

総括まとめ【Acid Black Cherry・IKUO(サポート)】

IKUOは卓越した技巧と多彩な演奏スタイルを持ち、ハイブリッドピッキングやスラップなど幅広いテクニックを駆使する。その音作りの核は、彼独自のグルーヴ感と楽曲に合わせた柔軟な表現力にあり、力強くも繊細なベースラインを生み出している。

彼のサウンド再現のポイントは、正確なフィンガリングと緻密なニュアンスの表現にある。特にタイトなリズムキープと歌心溢れるフレージングを意識することで、楽曲の骨格を支える重厚感とメロディアスな魅力を両立させた彼のプレイに近づける。

IKUOは「良い音は奏者から出る」という信念を持ち、機材への依存よりも奏者自身の感性や技術を重視している。機材選びよりも手の感覚や耳の訓練を大切にし、どんな環境でも自分らしい音を出せる確かな基礎力を養うことが、彼のようなプロフェッショナルな音楽性を身につける近道だ。

本記事参照サイト【Acid Black Cherry・IKUO(サポート)】

本記事は下記公式サイト等を参照して作成しています。

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