【OKAMOTO’S・ハマ・オカモト】風サウンドの作り方+ベース使用機材セッティングのまとめ|アンプ・エフェクター・音作り解説

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【OKAMOTO’S・ハマ・オカモト】使用機材まとめ|アンプ・エフェクター・音作り解説

【ハマ・オカモト】OKAMOTO’S 始めに

ハマ・オカモトは、ロックバンドOKAMOTO’Sのベーシストとして、その独創的なプレイスタイルで多くの音楽ファンを魅了しています。自身も「ベースを弾く前にロックを知った」と語るように、楽器の技術だけでなく、音楽の本質を理解した演奏が特徴です。

彼のベースプレイは、パンクロックの激しさと、ファンクやソウルミュージックの粘りのあるリズム感が絶妙に融合しています。特にピック奏法による力強いアタックと、指弾きによる繊細なニュアンスの使い分けが巧みで、楽曲の世界観を深める重要な要素となっています。

OKAMOTO’Sの楽曲「BROTHER」では、ソリッドなベースラインで全体を引き締めながらも、随所に効果的なフレーズを挿入し、曲に奥行きを与えています。また「Sexy Body」では、ダンスミュージックの要素も取り入れた躍動感あるベースプレイが印象的です。

彼の愛用するFender Jazz Bassから紡ぎ出される音色は、OKAMOTO’Sのレトロでありながら新しい音楽性を支える土台となっています。バンドのサウンドは60年代からの洋楽ロック、ブリティッシュロック、70年代のパンクロックなど様々な要素を取り入れつつ、日本のポップカルチャーと融合させた独自の世界観を構築しています。

また、プロデューサーとしての顔も持ち、様々なアーティストの作品制作に携わるなど、ベーシスト以外の活動も精力的に行っています。ベース教則本の執筆や自身のレーベル運営など、音楽シーンへの多角的な貢献も注目されています。

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使用アンプ一覧と特徴【OKAMOTO’S・ハマ・オカモト】

ハマ・オカモトは主にAmpeg製アンプを愛用しており、特にSVTシリーズを中心に使用しています。ライブではAmpeg SVT-4PRO+SVT-810Eの組み合わせを基本とし、その力強く太いサウンドでOKAMOTO’Sのグルーヴを支えています。

レコーディングでは状況に応じて機材を使い分け、Ampeg B-15のような温かみのあるヴィンテージサウンドも活用。また、SVT-CLとSVT-CLASSICも状況によって使い分けており、前者はミッドレンジが効いたパンチの利いたサウンド、後者はより太く深みのある音を求める際に選択しています。

さらに、Aguilar製アンプも使用することがあり、よりモダンでクリアなサウンドを表現する際に重宝しています。様々なジャンルの音楽性に対応できる柔軟さが、ハマ・オカモトのベースサウンドの特徴と言えるでしょう。

使用アンプ機材表【OKAMOTO’S・ハマ・オカモト】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
SVT-4 PRO Ampeg OKAMOTO’S ハマ・オカモト 定番ベースアンプヘッド 検索 検索 検索 検索 検索
SVT-810E Ampeg OKAMOTO’S ハマ・オカモト メインで使用する8×10インチキャビネット 検索 検索 検索 検索 検索
SVT-CL Ampeg OKAMOTO’S ハマ・オカモト 真空管アンプヘッド、パワフルなサウンド 検索 検索 検索 検索 検索
B-15N Ampeg OKAMOTO’S ハマ・オカモト レコーディングで使用 検索 検索 検索 検索 検索
MicroTech 500 GallienKrueger OKAMOTO’S ハマ・オカモト モデルチェンジ前のアンプを愛用 検索 検索 検索 検索 検索
3RD POWER Dream Weaver 3RD POWER OKAMOTO’S ハマ・オカモト ギターアンプをベース用として使用 検索 検索 検索 検索 検索
SANSAMP BASS DRIVER DI TECH 21 OKAMOTO’S ハマ・オカモト 定番ベースプリアンプ 検索 検索 検索 検索 検索

使用ベースの種類と特徴【OKAMOTO’S・ハマ・オカモト】

ハマ・オカモトの代表的な使用ベースはFender Precision Bassで、特に1966年製のヴィンテージモデルを愛用しています。このモデルはシングルPUながら力強い低域と太いサウンドが特徴で、ハマの鋭いアタックとグルーヴ感を支えています。

メインの’66 P-Bassに加え、サブとしてJazz Bassも使用。特にライブではP-Bassの安定感のある音色をベースにしながら、必要に応じてJazz Bassの明瞭な中高域を活かした演奏も展開しています。また、フレットレスベースも使いこなし、曲調に合わせて使い分けています。

弦はRotosound製のラウンドワウンドを使用し、ピックとフィンガーの両方で演奏するスタイルを確立。P-Bassのシンプルな構造から多彩な音色を引き出す技術と、原音を活かしたアンプセッティングにより、力強くも細やかなニュアンスが感じられるベースサウンドを生み出しています。

使用ベース機材表【OKAMOTO’S・ハマ・オカモト】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト ベースの種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Jazz Bass 62 Fender OKAMOTO’S ハマ・オカモト JBタイプ 3トーンサンバーストの62年製ビンテージモデル 検索 検索 検索 検索 検索
ATL-Bass Classic Atelier Z OKAMOTO’S ハマ・オカモト JBタイプ オリジナル開発モデル 検索 検索 検索 検索 検索
GEDDY LEE JAZZ BASS Fender OKAMOTO’S ハマ・オカモト JBタイプ ゲディ・リーシグネチャーモデル 検索 検索 検索 検索 検索
THUNDERBIRD Gibson OKAMOTO’S ハマ・オカモト サンダーバード テレビ出演などで使用 検索 検索 検索 検索 検索
Precision Bass Fender OKAMOTO’S ハマ・オカモト PBタイプ ライブでも使用する定番モデル 検索 検索 検索 検索 検索
MUSTANG BASS Fender OKAMOTO’S ハマ・オカモト ショートスケール ユニークなサウンドを求めて使用 検索 検索 検索 検索 検索
JMJ Road Worn Mustang Bass Fender OKAMOTO’S ハマ・オカモト ショートスケール ジャスティン・ミルダー・ジョンストン署名モデル 検索 検索 検索 検索 検索

使用エフェクターとボード構成【OKAMOTO’S・ハマ・オカモト】

OKAMOTO’Sのハマ・オカモトは、ファンクやロックの幅広いサウンドを自在に表現するエフェクターセットアップを採用しています。中心となるのは、Xotic EP Boosterやエフェクト・システムズ社のDistortionなど、アタック感を活かしつつも芯のある音作りに貢献するペダル群です。

ライブでは特にMXR M-80 Bass D.I.+をキーとなるペダルとして使用し、ドライブ感とクリアなベース音の両立を実現しています。また、Boss OC-2オクターブやDigiTech Bass Synthwahなどで音の広がりを作り出し、多彩な楽曲に対応しています。

ボード構成は実用性を重視し、シンプルながらも表現力豊かなセットアップを心掛けています。ファンキーなスラップから重厚なロックサウンドまで、様々な演奏スタイルに対応できる柔軟性がハマ・オカモト独自の魅力となっています。

使用エフェクター機材表【OKAMOTO’S・ハマ・オカモト】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト エフェクターの種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
THE DUFFER MXR OKAMOTO’S ハマ・オカモト ディストーション メインで使用しているオーバードライブ・ディストーション 検索 検索 検索 検索 検索
RC Booster Xotic OKAMOTO’S ハマ・オカモト オーバードライブ 原音を残しつつ太いトーンを生み出す 検索 検索 検索 検索 検索
PHASER MXR OKAMOTO’S ハマ・オカモト フェイザー ファンキーなサウンドを作るのに活用 検索 検索 検索 検索 検索
BASS COMPRESSOR MXR OKAMOTO’S ハマ・オカモト コンプレッサー ダイナミクスをコントロール 検索 検索 検索 検索 検索
VINTAGE TUBE OVERDRIVE MAXON OKAMOTO’S ハマ・オカモト オーバードライブ チューブ風のオーバードライブサウンド 検索 検索 検索 検索 検索
CHORUS MXR OKAMOTO’S ハマ・オカモト コーラス 音に広がりを与えるエフェクト 検索 検索 検索 検索 検索
BASS OCTAVE DELUXE MXR OKAMOTO’S ハマ・オカモト モジュレーション系 オクターブエフェクト 検索 検索 検索 検索 検索

音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【OKAMOTO’S・ハマ・オカモト】

ハマ・オカモトのベースサウンドは、ジャズベースとプリシジョンベースを曲調に合わせて使い分けることから始まる。
ジャズベースではローミッドを少し削り、200Hz付近を持ち上げることで芯のある音を作り出している。
一方、プリシジョンベースでは800Hzを少し持ち上げつつ、100Hz前後の低域をしっかり残すことで太さと存在感を両立させている。
さらに、フェンダー・ベースマンアンプを使用する際は、中高域を少し抑えめにして低域の粒立ちを重視している。

楽曲によって音作りを変化させるのもハマの特徴だ。
アップテンポな曲では、コンプレッサーのアタックを速めに設定し、リリースを中程度にすることでタイトな音を実現している。
バラード系の曲では、アタックを遅めにしてリリースを長めに設定し、音の伸びを重視する。
「BROTHER」などのファンクフレーバーが強い曲では、ピックアップのバランスを前寄りにして中高域を強調し、指弾きでも粒立ちのある音を作り出している。

ミックス段階では、ハマのベース音は楽曲の土台として低域を確保しつつも埋もれない処理がなされている。
キックドラムと被る60-80Hz帯域は適度にサイドチェイン処理し、250Hz付近にわずかにブーストをかけて存在感を引き出す。
ドラムとの一体感を生み出すために、軽めのパラレルコンプレッションを施してグルーブ感を強調している。
さらに、ステレオイメージでは、低域は中央に据えつつも、400Hz以上の帯域には微妙なステレオ効果を加えて空間的な広がりを演出している。

比較的安価に音を近づける機材【OKAMOTO’S・ハマ・オカモト】

OKAMOTO’Sのハマ・オカモトの音作りは、フェンダー社のプレシジョンベースが基本となっています。手頃な予算で近い音を出すなら、フェンダーの低価格ラインであるスクワイアーのプレシジョンベースがおすすめです。彼が愛用する60年代のPベースサウンドに近づけるために、フラットワウンド弦を装着することで太くウォームなトーンが得られます。特に初心者の方にはセット価格の安いローターやD’Addarioのフラットワウンド弦から始めるとコスパが良いでしょう。

アンプに関しては、ハマ・オカモトはアンペグのアンプを愛用していますが、予算を抑えるならアンペグのBA-108やBA-110といったコンパクトなベースアンプが適しています。また練習用としてVOXのヘッドフォンアンプPathfinder BASSも選択肢の一つです。エフェクターはシンプルに使うことが多いため、まずはコンプレッサーとオーバードライブの2つがあれば基本的なサウンドメイクが可能になります。

演奏技術面では、ハマ・オカモトのようなパワフルなピッキングが特徴的ですが、これは機材だけでなく奏法も重要です。強めのピッキングで弦をしっかり弾くことを意識し、指の腹ではなく少し爪を立てる感覚で弾くと芯のある音が出ます。また彼のようなグルーヴ感を出すには、メトロノームを使った練習でリズム感を養いながら、ドラムとの一体感を常に意識することが大切です。

比較的安価に音を近づける機材表【OKAMOTO’S・ハマ・オカモト】

種類 機材名 メーカー アーティスト ベーシスト 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
BEGIN_ROWS undefined undefined OKAMOTO’S ハマ・オカモト 検索 検索 検索 検索 検索
ベース スクワイア プレシジョンベース フェンダー OKAMOTO’S ハマ・オカモト 60年代Pベースサウンドに近い手頃な選択肢 検索 検索 検索 検索 検索
フラットワウンド弦 ローター/D’Addario OKAMOTO’S ハマ・オカモト 太くウォームなトーンを実現、セット価格が安い 検索 検索 検索 検索 検索
アンプ BA-108/BA-110 アンペグ OKAMOTO’S ハマ・オカモト コンパクトで予算を抑えられる練習用アンプ 検索 検索 検索 検索 検索
アンプ Pathfinder BASS VOX OKAMOTO’S ハマ・オカモト 練習用ヘッドフォンアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクター コンプレッサー 未指定 OKAMOTO’S ハマ・オカモト 基本的なサウンドメイクに必要 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクター オーバードライブ 未指定 OKAMOTO’S ハマ・オカモト 基本的なサウンドメイクに必要 検索 検索 検索 検索 検索
END_ROWS undefined undefined OKAMOTO’S ハマ・オカモト 検索 検索 検索 検索 検索

総括まとめ【OKAMOTO’S・ハマ・オカモト】

ハマ・オカモトの音作りの核は、パワフルかつスピード感のあるピック奏法と弦を強く叩くような演奏スタイル。「生音の美しさ」を大切にし、ピアノで学んだ音楽理論とグルーヴ感を融合させた唯一無二の音色を生み出している。

彼の演奏を再現するには、左右の手のバランス感覚を磨くことが重要。特に右手のピック奏法のコントロールと左手のハンマリングやプリングなどの技術を習得し、シンプルな機材セットアップでもグルーヴ感あふれるプレイを目指すべきだ。

機材に頼りすぎず「奏者本人の音」を大切にする姿勢が特徴的。「楽器はあくまでも自分の音楽性を表現する道具」という考えのもと、シンプルなセッティングでも表現力豊かなプレイを可能にしている。それが彼の魅力であり、多くのベーシストに影響を与える理由だ。

本記事参照サイト【OKAMOTO’S・ハマ・オカモト】

本記事は下記公式サイト等を参照して作成しています。

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