【FLOW・GOT’S】風サウンドの作り方+ベース使用機材セッティングのまとめ|アンプ・エフェクター・音作り解説

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【FLOW・GOT’S】使用機材まとめ|アンプ・エフェクター・音作り解説

【GOT’S】FLOW 始めに

GOT’S(ゴッツ)はFLOWのベーシストとして、バンドのグルーヴを支える重要な存在です。本名を後藤直樹といい、2000年にバンドが結成される前から岩室憲一(TAKE)や大谷洋介(KOHSHI)らとの親交があり、バンド結成時からのメンバーとなっています。

GOT’Sのベースプレイは、FLOWの楽曲において力強いリズムの基盤を提供しています。特にポップでキャッチーなメロディと迫力あるロックサウンドを両立させるFLOWの音楽性において、彼のタイトなプレイは不可欠な要素となっています。彼のプレイスタイルは技巧的な面も持ちながら、曲の土台をしっかりと支える安定感が特徴です。

代表曲「GO!!!」や「COLORS」などのアニメタイアップ曲では、彼のベースラインがバンドのエネルギッシュな演奏を支えています。特に「COLORS」ではダイナミックなベースラインが印象的で、楽曲全体の躍動感を高めています。「Sign」などのミディアムテンポの楽曲では、繊細かつ重厚なベースワークでバラード調の楽曲にも深みを与えています。

FLOWは日本のロックシーンにおいて独自のポジションを確立しており、アニメタイアップを多く手がけることでも知られています。GOT’Sのベースプレイは、KEIGOとKOHSHIのツインボーカルの魅力や、TAKEのギターリフと共に、FLOWのサウンドアイデンティティを形成する重要な要素となっています。彼の堅実なプレイングと、バンド全体の一体感あるパフォーマンスがFLOWの人気を支えています。

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使用アンプ一覧と特徴【FLOW・GOT’S】

FLOWのベーシストGOT’Sは、Markbass(マークベース)やAmpeg(アンペグ)のアンプを主に使用しています。特にMarkbassはライブでの定番となっており、太くてパンチの効いたサウンドを生み出しています。

レコーディングではAmapegのB-15などのヴィンテージアンプも取り入れ、楽曲によって使い分けています。GOT’Sのベースサウンドは中低域が豊かで温かみがあり、バンドサウンドの土台となる重厚感を生み出しています。

ライブではMarkbassのLittle Mark Tubeを使用することが多く、真空管特有の柔らかさとソリッドステートの安定感を兼ね備えたサウンドを実現。FLOWの激しい楽曲から繊細なフレーズまで幅広く対応できる音作りを心がけています。

使用アンプ機材表【FLOW・GOT’S】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
SVT-4 PRO AMPEG FLOW GOT’S ライブでの主力となるヘッドアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
SVT-810E AMPEG FLOW GOT’S 定番の8×10インチキャビネット 検索 検索 検索 検索 検索
SANSAMP BASS DRIVER DI TECH 21 FLOW GOT’S ベース用プリアンプ/DI 検索 検索 検索 検索 検索
TONEQUEST BETA AIVIN FLOW GOT’S ゲイン調整機能搭載のエフェクター 検索 検索 検索 検索 検索
STR-1 Electro-Harmonix FLOW GOT’S ストリングシンセサイザー 検索 検索 検索 検索 検索
POG2 Electro-Harmonix FLOW GOT’S ポリフォニックオクターバー 検索 検索 検索 検索 検索
OCTABASS BOSS FLOW GOT’S オクターブペダル 検索 検索 検索 検索 検索
GEB-7 BOSS FLOW GOT’S 7バンドイコライザー 検索 検索 検索 検索 検索

使用ベースの種類と特徴【FLOW・GOT’S】

FLOWのベーシストGOT’Sは、主にFENDER JAPAN製のジャズベースを愛用しています。黒のジャズベースをメインに使用し、特徴的なサウンドを創り出しています。

ピックアップはオリジナルから変更されており、力強い中域の張りと適度な低域を両立させています。特にロックナンバーでは、アタック感のある音作りが際立ち、バンドサウンドの土台を支えています。

また、ライブ時にはワイヤレスシステムを導入し、ステージ上での激しいパフォーマンスにも対応しています。GOT’Sの奏法と相まって、FLOWの楽曲に欠かせない躍動感のあるベースラインを生み出しています。

使用ベース機材表【FLOW・GOT’S】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト ベースの種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
ATL-SBS-5 Bacchus FLOW GOT’S 5弦JB メインベース 検索 検索 検索 検索 検索
Z-3 Atelier Z FLOW GOT’S JB 主にレコーディングで使用 検索 検索 検索 検索 検索
Woodline Atelier Z FLOW GOT’S JBタイプ 検索 検索 検索 検索 検索
P-Bass Fender FLOW GOT’S PB 検索 検索 検索 検索 検索
Model-J Bacchus FLOW GOT’S JB 検索 検索 検索 検索 検索
Deluxe Active Jazz Bass Fender FLOW GOT’S アクティブJB 検索 検索 検索 検索 検索
JB-75 Ibanez FLOW GOT’S JB 初期に使用 検索 検索 検索 検索 検索
BB1200S YAMAHA FLOW GOT’S JBタイプ メーカーが許可したレプリカモデル 検索 検索 検索 検索 検索

使用エフェクターとボード構成【FLOW・GOT’S】

FLOWのベーシストGOT’Sは、幅広い音楽性に対応できるベースサウンドを追求しています。彼のペダルボードには、Darkglassのプリアンプを中心に、オーバードライブやディストーションなどの歪み系エフェクターを複数配置しています。

GOT’Sはアニメタイアップ曲などの激しいロックナンバーから繊細なバラードまで、楽曲に合わせて音色をコントロールするため、複数のゲイン・ステージを組み合わせて使用しています。特にDarkglassのプリアンプは彼のサウンドの要となっており、力強く、かつ抜けの良い音作りに貢献しています。

また、ワウペダルやオクターバーなども状況に応じて使い分け、バンドの中で主張しすぎない程よい存在感を持ったベースサウンドを作り出しています。GOT’Sは効果的なエフェクト活用と確かな演奏技術で、FLOWの楽曲の土台を支える重要な役割を担っています。

使用エフェクター機材表【FLOW・GOT’S】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト エフェクターの種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
MXR M-87 BASS COMPRESSOR MXR FLOW GOT’S コンプレッサー コンプレッション 検索 検索 検索 検索 検索
AVALON U5 AVALON FLOW GOT’S プリアンプ DI付き 検索 検索 検索 検索 検索
Darkglass ALPHA OMEGA ULTRA Darkglass FLOW GOT’S ディストーション プリアンプ機能あり 検索 検索 検索 検索 検索
AKAI DEEP IMPACT AKAI FLOW GOT’S シンセベース 検索 検索 検索 検索 検索
PROVIDENCE CHRONO DELAY PROVIDENCE FLOW GOT’S ディレイ 検索 検索 検索 検索 検索

音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【FLOW・GOT’S】

GOT’Sのベース音作りでは、低域と中低域のバランスを重視している。
特にアンプのEQでは200Hz付近を+3dB程度ブーストし、100Hz以下は曲調に合わせて調整することが多い。
激しいロックナンバーでは400Hz帯を少し削り、代わりに800Hz付近を上げることで芯のある音を作り出している。
ライブと録音では異なるセッティングを使い分け、ライブでは800Hz〜1kHz帯を強調して音の抜けを確保している。

ミックスでの処理においては、ドラムとの関係性を重視したコンプレッション設定が特徴的だ。
アタックタイムは比較的遅め(30ms前後)に設定し、キックドラムとの干渉を避けている。
レシオは2:1から4:1の間で調整し、曲の雰囲気によって変化をつけることでダイナミクスを保っている。
「GO!!!」のような疾走感のある曲では、コンプの掛かり具合を強めにして安定感を出す一方、
「COLORS」のようなミディアムテンポの曲では、より自然な響きを残すよう心がけている。

定位に関してはセンターからやや左寄りに配置することが多く、バンドサウンド全体のバランスを考慮している。
ギターの低域との兼ね合いで、200Hz以下と1.5kHz付近のEQ調整を細かく行うのもGOT’Sのこだわりだ。
エフェクターではオーバードライブを控えめに使用し、音の芯を残しながら適度な歪みを加えている。
レコーディングでは、DI音とマイク収録音をブレンドして立体感のある音作りを実現し、
特にバラードでは音の余韻を大切にした繊細なプレイスタイルで楽曲の世界観を支えている。

比較的安価に音を近づける機材【FLOW・GOT’S】

GOT’SのベースサウンドはFLOWの楽曲を特徴づける重要な要素で、彼のプレイスタイルを参考にするならまずは基本的な機材から始めるのがおすすめです。低価格帯でもGOT’Sサウンドに近づけるには、ジャズベースタイプのベースにフラットワウンド弦を組み合わせると良いでしょう。特にSquier VMシリーズやIbanezのSRシリーズは5万円前後で手に入り、太くタイトな音の基礎を作れます。

エフェクターではコンプレッサーとオーバードライブの組み合わせがGOT’Sらしい音作りの鍵となります。MXR Dyna CompやBOSS CS-3などの1万円台のコンプレッサーでサスティンを整え、BOSS ODB-3やMXR Bass Overdrive等の定番ベースオーバードライブで歪みニュアンスを加えると効果的です。これらを使いこなすことで、彼の特徴である芯のある音色と適度な粒立ちを表現できるようになります。

アンプシミュレーターを活用するのも現代的なアプローチとして有効です。ZOOM B1 FourやVOX Stomplab IIB等の1万円台のマルチエフェクターには様々なアンプモデルが内蔵されており、GOT’Sが愛用するAmpeg系の音色も再現可能です。さらに、ピッキングの強さやベース本体のトーン設定で音色は大きく変わるため、機材だけでなく奏法も研究することで、よりGOT’Sサウンドに近づけることができるでしょう。

比較的安価に音を近づける機材表【FLOW・GOT’S】

種類 機材名 メーカー アーティスト ベーシスト 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
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ベース Squier VMシリーズ Fender FLOW GOT’S 5万円前後、ジャズベースタイプ 検索 検索 検索 検索 検索
ベース SRシリーズ Ibanez FLOW GOT’S 5万円前後 検索 検索 検索 検索 検索
フラットワウンド弦 FLOW GOT’S GOT’Sサウンドの基本 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクター Dyna Comp MXR FLOW GOT’S 1万円台、コンプレッサー 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクター CS-3 BOSS FLOW GOT’S 1万円台、コンプレッサー 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクター ODB-3 BOSS FLOW GOT’S ベースオーバードライブ 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクター Bass Overdrive MXR FLOW GOT’S ベースオーバードライブ 検索 検索 検索 検索 検索
マルチエフェクター B1 Four ZOOM FLOW GOT’S 1万円台、アンプシミュレーター内蔵 検索 検索 検索 検索 検索
マルチエフェクター Stomplab IIB VOX FLOW GOT’S 1万円台、アンプシミュレーター内蔵 検索 検索 検索 検索 検索
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総括まとめ【FLOW・GOT’S】

GOT’Sのベースワークの核心は、バンドのグルーヴを支える太く芯のあるサウンドと、楽曲に合わせた繊細な表現力にある。リズム隊として曲の土台をしっかり固めながらも、必要な場面では主張するプレイスタイルが特徴的だ。

GOT’Sのサウンド再現において重要なのは、フィンガーピッキングの強弱コントロールと右手の位置調整による音色変化だ。単なる音の正確さだけでなく、曲想に合わせた表現力と楽曲全体のバランスを意識したミックスの中での立ち位置把握が求められる。

GOT’Sは特定の機材にこだわるよりも、バンドサウンドの中での最適解を追求する姿勢を持っている。どんな環境でも安定したパフォーマンスを発揮するための基礎技術と、楽曲の世界観を理解した上での音作りを重視している点が重要だ。

本記事参照サイト【FLOW・GOT’S】

本記事は下記公式サイト等を参照して作成しています。

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