【BARBEE BOYS・エンリケ】風サウンドの作り方+ベース使用機材セッティングのまとめ|アンプ・エフェクター・音作り解説

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【BARBEE BOYS・エンリケ】使用機材まとめ|アンプ・エフェクター・音作り解説

【エンリケ】BARBEE BOYS 始めに

エンリケは80年代から90年代初頭に活動し、2017年以降再結成したロックバンド「BARBEE BOYS」のベーシストとして知られています。本名は今道智隆(いまみち ともたか)で、東京都出身のミュージシャンです。バンドではデビュー当時からエンリケ名義で活動を続けています。

BARBEE BOYSの楽曲における彼のベースプレイは、バンドサウンドの核となる重厚な低音を担いながらも、時にメロディックな動きで楽曲に色彩を加えるという特徴があります。とくにファンクやロック、ポップスなど様々な音楽的要素を柔軟に取り入れた演奏スタイルが魅力です。代表曲「目を閉じておいでよ」や「Dreamin’」では、シンプルながらもグルーヴ感あふれるベースラインが曲の土台を支えています。

エンリケのプレイスタイルは、単にリズムキープだけでなく、バンドアレンジの要として機能する点が特徴的です。指弾きを基本としながらも曲調に応じてピック奏法も使い分け、楽曲に最適な音色と質感を追求します。Fender Precision BassやJazz Bass、さらに自身が開発に関わったアトリエZのモデルなど、多彩な楽器を駆使してサウンドに幅を持たせています。

BARBEE BOYSの音楽性は、UK系のロックやニューウェーブの影響を受けた先鋭的なサウンドと日本的なメロディセンスが融合したものです。そこでエンリケは、洋楽的なベースグルーヴを日本のポップミュージックに取り入れた先駆者の一人として評価されています。バンド再結成後も変わらぬ確かな演奏力で、現代の音楽シーンにおいても存在感を示し続けています。

graffiti on the side of a concrete wall
Photo by Marianne Haugen on Unsplash

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使用アンプ一覧と特徴【BARBEE BOYS・エンリケ】

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Photo by David Rangel on Unsplash

BARBEE BOYSのベーシスト・エンリケは、主に国産アンプメーカー「Atelier Z」の製品を愛用しています。特に「Atelier Z M-115」は彼のシグネチャーモデルとして知られ、温かみのある低域と明瞭な中高域のバランスが特徴です。

ライブではパワフルなサウンドを生み出すため大型キャビネットと組み合わせ、レコーディングでは繊細なニュアンスを表現できる小型アンプも使い分けています。エンリケのベーシストとしての個性を支えるアンプサウンドは、日本のロックバンドシーンで独自のグルーヴ感を生み出すのに貢献しています。

また近年では自身のプロデュース活動でも様々なアンプを使用し、プレイヤーだけでなくサウンドクリエイターとしての視点からも機材を選定しています。エンリケのアンプへのこだわりは、長年のキャリアを通じて培われた確かな音楽性の証といえるでしょう。

使用アンプ機材表【BARBEE BOYS・エンリケ】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
M-100 BASS HEAD ATELIER Z BARBEE BOYS エンリケ 独自開発したヘッドアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
MQ-300B ATELIER Z BARBEE BOYS エンリケ ENRIQUEモデルの300Wベースヘッドアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
M-BOX ATELIER Z BARBEE BOYS エンリケ ラックマウントタイプのプリアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
DI-BOX ATELIER Z BARBEE BOYS エンリケ ベース用DI 検索 検索 検索 検索 検索
BA-Z ATELIER Z BARBEE BOYS エンリケ ペダルタイプのプリアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
C1000 MARK BASS BARBEE BOYS エンリケ ライブでも使用するコンパクトヘッド 検索 検索 検索 検索 検索
SVT AMPEG BARBEE BOYS エンリケ 初期のBARBEE BOYS時代に使用 検索 検索 検索 検索 検索

使用ベースの種類と特徴【BARBEE BOYS・エンリケ】

closeup photo of person playing bass
Photo by freestocks on Unsplash

BARBEE BOYSのベーシスト、エンリケの使用ベースとして有名なのが、Atelier Z社のMシリーズです。特にM245はエンリケモデルとして広く知られています。このベースは3バンドEQを搭載した2基のハムバッカーピックアップを採用しており、パンチの効いた中域とタイトな低域が特徴的です。

また、アクティブ回路によるクリアなサウンドとパッシブ時の太く芯のある音色を切り替え可能なシステムを採用。エンリケの多彩なプレイスタイルを支える機能性と耐久性を備えたモデルとなっています。

その他にもFenderのPrecision Bassをカスタマイズしたモデルも使用しており、シンプルながらもロック向けの力強い音色を得意としています。エンリケの繊細なニュアンスを表現できるセッティングが特徴的です。

使用ベース機材表【BARBEE BOYS・エンリケ】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト ベースの種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
M-265B Atelier Z BARBEE BOYS エンリケ JBタイプ シグネチャーモデル。BARBEE BOYS時代から使用 検索 検索 検索 検索 検索
M-245 Atelier Z BARBEE BOYS エンリケ JBタイプ 5弦ベース。ソロ活動でも使用 検索 検索 検索 検索 検索
M-245 ECM-1 Atelier Z BARBEE BOYS エンリケ JBタイプ 5弦ベース。シグネチャーモデル 検索 検索 検索 検索 検索
ATB-4 Atelier Z BARBEE BOYS エンリケ JBタイプ レギュラーモデル 検索 検索 検索 検索 検索
JAZZ BASS Fender BARBEE BOYS エンリケ JBタイプ 過去に使用していたモデル 検索 検索 検索 検索 検索

使用エフェクターとボード構成【BARBEE BOYS・エンリケ】

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Photo by Drake Whitney on Unsplash

BARBEE BOYSのベーシスト・エンリケは、自身のサウンドメイキングにこだわりを持つミュージシャンとして知られています。彼のベースプレイは力強さと緻密さを兼ね備え、バンドサウンドの要となっています。

エフェクターボードには、メインディストーションとしてAtelierZ製のM-1を愛用し、そのウォームでパンチの効いた音色がエンリケサウンドの特徴となっています。また、サベレス・エレクトリックの弦を使用しており、その組み合わせが独特のベーストーンを生み出しています。

彼のサウンド作りの狙いは、バンドのグルーヴを支える力強いローエンドと、ときにメロディックに浮かび上がる表現力の両立にあります。シンプルながらも効果的なエフェクター構成で、BARBEE BOYSの楽曲の多様な表現に対応するフレキシビリティを備えています。

使用エフェクター機材表【BARBEE BOYS・エンリケ】

機材名 メーカー アーティスト ベーシスト エフェクターの種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
M1 ATELIER Z BARBEE BOYS エンリケ オーバードライブ BARBEE BOYS時代から使用しているシグネチャーモデル 検索 検索 検索 検索 検索
MAGUS DRIVE 5 PROVIDENCE BARBEE BOYS エンリケ オーバードライブ 真空管サウンドが特徴のオーバードライブペダル 検索 検索 検索 検索 検索
BASS DRIVER DI TECH 21 BARBEE BOYS エンリケ プリアンプ アナログプリアンプ/DIペダル 検索 検索 検索 検索 検索
BASSICS BPA-1 BOSS BARBEE BOYS エンリケ プリアンプ ベース専用プリアンプ 検索 検索 検索 検索 検索
BASS CHORUS BOSS BARBEE BOYS エンリケ コーラス ベース音域に最適化されたコーラス 検索 検索 検索 検索 検索
TREMOLO BOSS BARBEE BOYS エンリケ トレモロ 音量を周期的に変化させるエフェクト 検索 検索 検索 検索 検索

音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【BARBEE BOYS・エンリケ】

BARBEE BOYSのエンリケは、ベース音作りの基本として低域を豊かに保ちながらも中域の存在感を大切にしています。録音時のEQ設定では80Hz付近を+3dB程度持ち上げ、ボトム感を強調しつつ、400Hz〜800Hz帯域を若干カットして音の分離感を確保。特に「目を閉じておいでよ」のようなミディアムテンポ曲では2kHz周辺を少し持ち上げることで、フレーズの輪郭をはっきりさせています。

楽曲によってセッティングを使い分けるのもエンリケ流で、アップテンポな「Happiness」では軽やかさを出すためにコンプレッサーの設定を4:1程度の比較的緩めのレシオに調整。対照的に「週末NITE」などファンキーな曲ではアタック時間を短く、レシオを8:1前後にして、タイトなアタック感を引き出しています。エフェクトはシンプルに保ち、時折コーラスを使用する程度でベース本来の音色を尊重しています。

ミックスでのポイントは、キックドラムとの関係性を重視した処理にあります。キックとベースの周波数バッティングを避けるため、100Hz以下の超低域はキックに任せ、ベースは120Hz〜200Hz帯域を持ち上げるミックス手法を採用。ステレオイメージでは、基本的に中央に定位させながらも、楽曲の盛り上がりでは軽くパンニングを動かして空間的な広がりを演出しています。こうした工夫がBARBEE BOYSサウンドの土台を支えています。

比較的安価に音を近づける機材【BARBEE BOYS・エンリケ】

BARBEE BOYSのベーシスト・エンリケのサウンドを手頃な価格で再現するなら、まずベース本体はジャズベースタイプの楽器がおすすめです。エンリケは現在アトリエZ製のカスタムベースを使用していますが、初心者なら5万円前後のSquier Classic Vibe ’60sやVintage Modifiedシリーズでも基本的な音色は近づけられます。指弾きとピック弾きの両方を使いこなす練習も大切で、彼の多彩な演奏スタイルを研究すると良いでしょう。

アンプとエフェクターに関しては、まずはクリーンで太い音が出せるベースアンプを選びましょう。20W前後の小型アンプでも十分練習用として使えます。エフェクターはコンプレッサーが最初の一歩で、MXR DynacompやBehringerのCS400など1万円以下で購入できるものから始めると良いでしょう。エンリケはコーラスも使用することがあるので、余裕があれば2つ目として検討してみてください。

弦と奏法にもこだわることで、機材への投資を抑えながらもサウンドを近づけられます。ラウンドワウンド弦の45-105程度のゲージを使い、適度なアタック感を持たせた演奏を心がけましょう。彼の特徴である右手の親指と人差し指を使った奏法や、左手のハンマリングとプリングを取り入れることで、機材が高価でなくてもグルーヴ感のある演奏を実現できます。特にファンクベースラインの練習から始めると効果的です。

比較的安価に音を近づける機材表【BARBEE BOYS・エンリケ】

種類 機材名 メーカー アーティスト ベーシスト 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
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種類 機材名 メーカー BARBEE BOYS エンリケ 備考 検索 検索 検索 検索 検索
ベース Classic Vibe ’60s Jazz Bass Squier BARBEE BOYS エンリケ 5万円前後で入手可能 検索 検索 検索 検索 検索
ベース Vintage Modified Jazz Bass Squier BARBEE BOYS エンリケ エンリケサウンドの基本を再現可能 検索 検索 検索 検索 検索
アンプ 小型ベースアンプ(20W前後) 不明 BARBEE BOYS エンリケ クリーンで太い音が出せるもの 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクター Dynacomp MXR BARBEE BOYS エンリケ 1万円以下のコンプレッサー 検索 検索 検索 検索 検索
エフェクター CS400 Behringer BARBEE BOYS エンリケ コスパの良いコンプレッサー 検索 検索 検索 検索 検索
ラウンドワウンド弦(45-105) 不明 BARBEE BOYS エンリケ 適度なアタック感を実現 検索 検索 検索 検索 検索
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総括まとめ【BARBEE BOYS・エンリケ】

エンリケの音作りの核は、卓越したフィンガリング技術と繊細なニュアンスにある。シンプルながら力強いベースラインを紡ぎ出し、BARBEE BOYSのファンクネスと歌心を支える独自の音色感覚が彼のアイデンティティとなっている。

エンリケサウンドを再現するポイントは、右手の指使いとタッチの強弱にこそある。パーカッシブな音色から丸みを帯びた温かみのある音まで、曲想に合わせた表現の幅広さが重要で、その繊細な音のコントロールがエッセンスだ。

彼が大切にするのは、機材に依存しすぎない演奏者本来の音楽性だ。愛用機材はあれど、根底にあるのは「自分らしさ」の追求と音楽表現への純粋な姿勢。テクニックと感性のバランスを重視し、ベーシストとしての本質を大切にしている。

本記事参照サイト【BARBEE BOYS・エンリケ】

本記事は下記公式サイト等を参照して作成しています。

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